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Dの樹からCの樹へ、Cの樹からBの樹へ。Cはゲルマン文化期の転換を強く打ち出す。

基本的な考え方

フラワーオブライフの中に5つの生命の樹(A、B、C、D、E)を想定し、そのうち地上の肉体に繋がっているものをCの樹とした場合、Cに向かって伝わって入ってくる無形のものはDで、それをCの思想に合わせて形にし、Bに流してゆく(発表する)という流れがある。さらにDの前にはEがあり、Bの先にはAがある。

それぞれの樹には3つまたは4つの円を縦に想定することができる。Cの樹でいうと、①月の円(下がマルクト)、②太陽の円、③土星の円(上が冥王星)で、もう1つ考慮するなら④冥王星の円を付け加え、これは上がグレートセントラルサンに接しているということになる。
これらの円の左右斜め上にはBの樹とDの樹があり、同じように3つまたは4つの円があり、Cの樹とヴェシカパイシスを作っている。

下図は、そのうちの一番下の円のみを描いたものである。今回はこの3つの円による推移を考えるために夢見した。D→C→Bと移動するなら、金星の円から月の円へ、そして水星の円へということになるが、その繋ぎに滞りがないか、主に調べたかったのだ。(しかし夢の内容はそれだけではなかった)

夢:今の天皇が切り替えポイント

夢では、前の天皇と、今の天皇と、未来の天皇のホロスコープを並べて、松村潔先生が解説している。
今の天皇の図は特徴的で、冥王星、海王星、天王星すべてが強烈にはたらいているそうで、今の文化期の中で徹底的に切り替わるポイントは、この天皇の時にあるという。未来の天皇たちの図を見比べてみても、これほど変化があるものはないという話だった。

今の天皇の図に、今の皇后の図を重ねると、天皇と皇后は同い年なので、土星とトランスサタニアンが同じ位置にあった。さらにアスペクトのT字スクエアが天皇と全く同じなので、この作用は強くはたらくという話だった。

Cの樹は物質から上昇する転換点

まず、前の天皇はDの樹、今の天皇はCの樹、未来の天皇はBの樹と考える。Cの樹は強烈に切り替えるという話なので、ここで強く打ち出すものによって、B以降の流れが変わる。夢では文化期の話をしており、シュタイナーの7つの文化期でいうと、Cの樹は物質に閉じこもる第4ギリシャ・ローマ文化期から、物質から解放する方向に変わる第5ゲルマン文化期への転換点でもある。Cの樹ではそういったことを強く打ち出すという話だ。
Dの樹が第4ギリシャ・ローマ文化期なのではなく、Cの樹に第4ギリシャローマ文化期と第5ゲルマン文化期があると考えたほうが良い。どちらも物質的どん底にあるが、ゲルマン文化期は物質から抜け出す方向を向いている。

皇后も持っているT字スクエア

松村先生は電子本の中で、ほかの樹との繋がり方は、ぴったり重なるというより、まるで90度みたいだと書いていた。アスペクトはそこに行き来があることを表すので、夢に出てきたT字スクエアは、Bの樹、Cの樹、Dの樹の繋がりを表していると思う。そしてこれは皇后も持っているという話。
今の天皇をCの樹のシヴァとすると、皇后はCの樹のシャクティとなり、皇后のT字スクエアは金星の円と、月の円と、水星の円の繋がりのことだ。すると天皇のT字スクエアは、海王星の円、冥王星の円、天王星の円ということになる。2人のT字スクエアはピッタリ同じだから強くはたらくという話なので、上の3つの円と、下の3つの円が同期を取ることで、それは強力になる。

または、天皇というとプレアデスのアルシオンをイメージするが、プレアデスは北斗七星の妻という神話もある。天皇を北斗七星と考えるなら、皇后はカシオペアということになる。

まとめ

私は今回、それぞれの樹の、下の円の繋がり(金星の円、月の円、水星の円)を夢見したが、夢が言うにはそれは上の円とピッタリ同期を取っていると強力なのだという話だった。下の円を考えるなら、まず上の円も考えてくれということかもしれない。もしくは北斗七星で上がることを考えるなら、カシオペアで降りることも考える。
きちんと同期を取ると、Cの樹で打ち出すこと(つまりBの樹に流していくこと)は今後の方向性を大きく変えてゆくことになる。
未来の天皇にはこれほどまでに変化させる力はなく、今の天皇が一番強烈だというのは、物質のどん底に向かっていたものの向きを、上向きに変える時が一番エネルギーが必要で、あとはある程度は慣性の法則のように上昇に向かうという意味で、そのためにも、ゲルマン文化期(1413~3537年)では方向転換を強く打ち出してゆく必要がある。

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