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ビンデミアトリックスの夢見

ビンデミアトリックス(おとめ座イプシロン星)の夢見をした。

1つに深入りしない

ビンデミアトリックスは、ぶどうを集めることから、収集に関係すると言われている。下の2つの夢では、それを別の側面から語っている。

夢1:芸能人との会食を切り上げる
男性芸能人とその奥さんと3人で食事をする。私は特に面白いこともないので、早々に切り上げることにした。奥さんが私を止めるが、腹痛だと嘘をつく。薬を持ってきてくれて、2錠飲むところを5錠口に入れてしまったので吐き出す。

夢2:研究目的で宗教に入信する
何かの宗教に入信し、教祖から直接話を聞く。本当は信じているわけではなく、どのような宗教で、どのような教祖なのか知りたいだけ。
教祖はお参りに行けというが、私は祈祷は受けたくない。行くだけでも良いかと聞く。でも教祖が何と答えようが、行くだけにするつもり。
私は先日、自分の使いかけのリップを教祖にあげて、教祖は喜んでいた。
教祖は私と関係を結ぼうと企んでいるが、私はのらりくらりとかわして応じるつもりはない。

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どちらの夢も、試しに接触しているだけで、強い関係性を築くつもりはない。芸能人の夫婦とはどんな人たちなのか接触し、だいたいこんなものかと分かると、それ以上は関わらない。薬を飲みすぎることはしないのだ。
お参りでも、祈祷を受けてしまうと、強い繋がりができてしまうので受けない。教祖が関係を望んでも応じず、使いかけのリップをあげるというのは、間接キスのようなもので、直接キスはしない。

全体を網羅する

ビンデミアトリックスはぶどうを収穫して選別する。そのためには、全体の目利きの能力が必要で、1つのものだけ詳しくても選別ができない。
色々な宗教を比較するには、1つの宗教に人生をかけるわけにはいかないのだ。しかしうわべの浅い知識というわけではなく、入信するほど研究熱心でもある。
例えば占星術に興味がある場合、東洋、西洋、古典、モダン、その他派生など、一応すべて知っていますという感じ。
収集のプロというと、美術館や博物館のようなイメージもある。

収集する創造性とは

恒星意識とは創造性であることからすると、収集は、誰かが創造したものを集めることであり、ここに創造性はないのではないかと感じるかもしれない。
しかし、ある分野の全体を知っている人と、そうでない人を比べてみると分かるが、全体を知っている人は、そこから自由にテーマを作ってラインナップしたりできる。博物館で展示のテーマを決めることができたり、デパートで取り扱う商品を決めたりできるのだ。一般の人にそれはできない。そして、その分野において視野が広く柔軟性が高いので気づくことも多い。
全体像を把握していると、その分野の大きな流れやうねり、方向性を捉えることができ、基本的性質や欠けている部分も見えてくるので、その視点から新しいことを打ち出すのも可能になってくる。収集とは創造性に繋がってくるのだ。

私は一時期、人と一対一で会う仕事をしており、数千人のデータが自分の中に蓄積した。すると、その種類の人間については網羅しており、扱いに長けるようになった。これもビンデミアトリックス的だと言える。

※表記について
綴りはVindemiatrixなので、日本語表記ではヴィンデミアトリックスのほうが、より近いかもしれません。松村潔先生の本ではビンデミアトリックス、Wikipediaではヴィンデミアトリックス、ブレイディの本をさくらいともみさんが翻訳した本では、促音を入れずヴィンデミアトリクスとなっています。

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