道程1:アハンカラに集中する

きっかけ

エニアグラム8の位置にくる思考ミ12について、私は理解している部分が少ないと感じ、そのことを松村潔先生への夢見報告メールに追記した。
それに関してYouTubeでご回答いただいた動画が以下のものになる。

『プロトコスモスと、アヨコスモスでは、愛はまだ製造されていない』

すべてがためになる話だったが、私が心に刻み、次の行動を起こすきっかけになった内容は、以下のあたり。

23分00秒~
思考ミ12を発達させるには、それに対して打破する力(恒星自我、霊我)を獲得しなければならない。
恒星意識は誰からも保証されない。
アハンカラに集中することで、そこが十分力強くなったら、書くことのみで自分が存在しうるという状態になってくる。

32分01秒~
「悟りたい人はすぐに悟れる」というブッダの言葉の解説。
達磨大師の弟子の慧可が、自らの腕を切り落として弟子入りを願ったことを例に出す。


この中で語られた、「アハンカラに集中する」という言葉を、私はそのまま実践することにして、毎晩アハンカラの夢見をすることにした。アハンカラとは恒星自我H6、霊我のことだ。

アハンカラの夢が何かおかしい

私の夢見ではいつも、その夢のテーマになりきった夢を見ることも多い。例えばアヨコスモスの夢見では、トリグナの1人だったり、プルシャだったり。もしくはアヨコスモスから教えを受けるなど、教えてもらう立場のこともある。どちらにしても、必ず「その存在に接触している実感」がある。

しかし、アハンカラの夢見に関しては、いっこうにアハンカラは出てこず、そこに至るために足りないことを指摘される夢が続いた。アハンカラから直接ダメ出しをされるならまだ分かるのだが、アハンカラは登場しない。10日間の間に注意されたことを書きだすと以下の通り。


・右側の詰まり、汚れ
・降りる道は、上る道とは別の道
・イメージ(H12)を燃やし尽くすこと
・肉体に付随するエーテル体ではなく、真のエーテル体を作りなさい
・セルフリテラシー(自己を認識する力、お前は何者で、いまどの段階にいるのかを正しく認識すること)
・レイブンクロー(知識、知恵、機知と知性を求める)
・念には念を入れて身体(エーテル体)を鍛える


これらはすべて大事なことを教えてもらっているとは思うが、その夢の雰囲気が、今までとはどうも違う。そのほかにも、核心に触れないで何かはぐらかされているのではないかと感じる夢をたくさん見た。それは今まで毎日欠かさず続けてきた夢見の雰囲気とはまったく違い、よそよそしいので、それが何よりも辛かった。内容が厳しいのは全く構わないし、夢で言われた上記の注意点は、起きている時にすぐに取り組むようにしている。しかし、夢と通じ合っていることが感じられない、肩透かしな印象が強く、それがひどく耐え難かった。

アハンカラの夢見を続けて10日目。
日中、りんごの呼吸をしながらエーテル体を磨いている時、ついに胸が張り裂け、声を上げて泣いた。「アハンカラになりたいよ」と言いながら泣いていることに気づき、たった10日で音を上げているのが子供みたいで滑稽だったが、止められなかった。
泣くというので思い出すのは、マグダラのマリアがキリストに自分も連れて行ってほしいと言った時、許可されずに泣いたというH12の特徴をよく表している話だ。私は自分が泣き始めた時、これをすぐに思い出し、泣くなどとは、いかにも芯までH12だと思い、泣いたことに傷ついて余計に泣いた。
この時、腰を痛めたのだが、これらはまるで、インターバル6と3のショックが同時に来たようでもある。よそよそしかったアハンカラの夢見は、起きて解釈するたびに、私に嬉しいショックではなく悲しいショック(今日もよそよそしかったというショック)をもたらした。これにより解体され、再構築されるのか、もしくは毎日うまく繋がらなかったことにより、接合の脆弱なところにダメージが来たのかもしれない。
涙は3日間続いた。腰は4日目の今もまだ痛い。

存在の本性

このことについて、また松村潔先生からYouTube動画でご回答を頂いた。『思考・感情・身体の整合性。アイオーンは世界から離れられるか。』

17分27秒~
アヨコスモスには夢で教えてもらえるのに、アハンカラからはダメだしされるのは、進化の過程ではなく、存在の本性から考えるという話。
小天使:法則3-12-48
大天使:法則1-6-24

また、マグダラのマリアは重心がH12であるがゆえに地上から離れることを許可されずに泣いた。これは私が泣いているのと似ているという話。(これは私も自分が泣いている時にすぐに連想した。)

小天使=ソフィア=H12存在、これらはアイオーンとみても良いが、アイオーンは時代と訳され、例えば歳差を12で割った2200年弱ぐらい。
タイトルに「アイオーンは世界から離れられるか」とあるが、この動画の概要欄には、その方法として以下3つのことが書いてある。


7つのアイオーンを集めると、エニアグラム9の位置から外に抜けることも可能ではないか。
それとは別に、上がり切って降りるコースに行く気になることも必要。
7つのアイオーンのモデルとして、マクロコスモスにおいてのマトリクスを考えるのも、軸出しに貢献する。(なぜならこの構造が、模型として、太陽系の中に7つのアイオーンを作り出すから。)


概要欄に書いてあったことは、次の動画で詳しく語られるが、そのことについては「道程2」の記事に改めて書く。

まとめ

私は自分の本性が小天使系列だということは、前からよく分かっていた。はじめてそれを自覚した時は、呪いのように感じて数年間は絶望したが、その時はまだ自分がアヨコスモスにたどり着けるとは思っていなかった。
夢見により、アヨコスモスとも接点がもてることが分ってからは、私は自分が小天使系列であることに何も不満はない。アヨコスモスは最高だと感じるからだ。
しかし、見ていないところは、やはり見てみたいものだ。アハンカラに行ってみたい。今回、小天使系列がアハンカラに向かうヒントを頂いたので、さっそく実行してゆくことにする。

アハンカラの夢見がどこかおかしい感じで、今までの夢に比べると肩透かしのようだったのは、「おまえの本性は小天使だ」ということだったのかもしれない。やり方を変えなくてはいけない。
上のほうにも書いたが、アハンカラの夢で言われたことの1つに、セルフリテラシーという言葉があった。これは検索しても出てこないので夢の中での造語だと思うが、自分をよく認識することという意味だとすると、「自分が小天使系列だと分かってますか?」とも受け取れる。

次からは、自分が小天使系列であることを忘れずに自覚したうえで、アハンカラを目指す道程を歩みたい。なぜそのようなことをするのかは、これもまた道程2の記事に書くことにする。

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