夢解釈はどこまですれば良いですか。

この記事は、2022年に運営していた夢解釈のサークルで、メンバーに対して投稿したものを、サークル終了後、2023年に加筆・修正したものです。内容はかなり書き換えて、タイトルまで変えてしまいました。2300字ぐらいだったものが、6000字ほどになりました。

夢見と夢解釈はなぜ必要なのか

夢の象徴はさまざまに解釈することができますが、ではどの段階で「ほんとうに解釈できた」と考えて止めればよいのかという質問がありました。そのことについて考えるには、そもそもなぜ夢解釈をするのかを考える必要があります。

夢を解釈する時、夢の内容からすこし連想するものはあっても、それがどう繋がってくるのか、何が言いたいのか分からないということは、夢解釈を学ぶ初期においてよくあることだと思います。そしてこの段階で早くも夢と向き合うのをやめてしまう人が多いです。それでは、夢を他人事として突き放し、そこに集中していないので、一向に夢解釈の力は付かないし、夢見が何をもたらすのかも知り得ないままになります。

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