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シェアトの夢見

シェアト(ペガスス座ベータ星)の夢見をした。「シェアト」は、すねや足の付け根の意味。

夢:才能の開花

夢では、目立たない女の子が、世界絵本コンクールで賞を取り、記念品として本人の作品を絵本にしたものや、その女の子が作曲した曲のレコーディングCDなどをもらうというもの。女の子の父親は粗野な感じだが、これをきっかけに、娘の才能に向き合う気になった。
私はお祝いに、DVDなどが付いていて楽しく学べる英語教材を一式プレゼントした。これから世界に羽ばたくのだから、英語が必要だと思ったのだ。

芸術や概念的なもの、そして言語

女の子が描いた絵本は、ふわっとした絵ではなく、手の込んだ細かい宗教画のような感じで、迫力があった。女の子が作曲したCDのジャケット絵も、似たようなタッチのものだ。まるで、確立された概念の表れのような絵だった。

ペガスス座は4つの恒星で四角を作っており、「秋の四辺形」と呼ばれる。シェアトはこの4つの星の1つだ。星座にはいろいろな四角があるが、ペガススは天を駆ける馬なので、ここに四元素的な意味はあまりなく、より概念的なものの形成と安定に関わると思われる。それが、芸術という象徴になったのではないか。

私は英語教材をプレゼントしたが、これは絵や音楽で表現する女の子にとって、不純なものだったかもしれない。しかし、天上の概念的な四辺形が、地上と接点を持つには、思考を言語化する言葉が必要でもある。
シェアトはペガススの足の付け根なので、地上と接することも視野に入れている。ペガススはムーサのいるヘリコン山の岩を蹴ったという神話があるが、これは下から隆起している場所に接点を作ることでもある。

もとはペガスス座だったアルフェラッツを起点にすると

ペガスス座の四辺形を作っている恒星のうち、1つはアンドロメダ座のアルフェラッツだが、これはもともとペガスス座だった。アルフェラッツはアンドロメダ姫の頭の位置なので、星座線では、アンドロメダ姫の頭からペガススが生えているかのように描かれる。もしくはペガススからアンドロメダ姫が生えている。ペガススの四辺形の概念は、アンドロメダ姫の思考の元になっていると考えても良い。もしくはアンドロメダから何らかの概念が流出している。
ペガススには下半身にあたる星がないが、これはペガスス自体が、地上的なものに裏付けされた、地に落ちた思考を扱わないからと考えることもできる。

このアルフェラッツを牡羊座0度の起点にして可変サイドリアルで見てみると、まず、ペガススの背中の位置のマルカブは、魚座10度「雲の上の飛行家」になり、上空を飛び続けており、降りるとしても雲の上だ。
シェアトは魚座16度「ひらめきの流れ」になり、上空を飛び続けていた飛行機が、ひらめきとなって頭に降りてくることに。

マルカブを起点にする

四辺形を作っている恒星の1つである、α星のマルカブを起点にすると、シェアトは牡羊座6度「一辺が明るく照らされた四角」になり、これは環境に同一化しようとする度数だ。本来的な知性の探求を試み、それを地上に持ち込もうとする。マルカブは空飛ぶ馬の背中で安定を保てるので、それと連動すると、どんな場合でも確実に、根源的な知性による展開をしてゆくというような意味になるのではないかと思う。
また、ペガススは飛んでいるので、移動しながら、1つの理念に留まることはない。どの一辺が照らされているのかによっても、さまざまに変化してゆくはずだ。

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