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アルゴラブの夢(からす座デルタ星) 2回目

アルゴラブは4日前に夢探索したばかりですが、カードの1枚引きでまた引いてしまいました。現在は何も書いていないカードに47個の恒星を書いて1枚引きしていますが、47個の中からまた引いてしまったわけです。通常の意識の私はまだ探索していない恒星を探索したいのですが、19.太陽のカードの片割れが選んだものは常に正しいでしょうから、従うのみです。アルゴラブは私のヘリオセントリックの冥王星と合です。
1回目の夢探索の記事はこちらです。
1回目では、アルゴラブは筒のような役目ということでしたが、それを踏まえての2回目の夢、ということになります。

ルパンのように

今回の夢では私は男性でした。列車の最後尾にいると、複数の男性からおかまを掘られそうになり、列車から飛び降りて逃げます。塀の上や、安定しないトタンの上などをピョンピョンと逃げ回ったり、さびれたホテルから高級ホテルまで、廊下や室内を縦横無尽に逃げ回りました。

思い出したこと

昔、コップ座アルケスの夢探索をした時に見た夢では、湾曲した長い歩道橋を歩いてゆくと、柵の上に太ったフクロウみたいなギョロ目の鳥がとまっていました。鳥は柵から降りてきて、私に「親指食べていい?」と聞いてきました。私がうなづいて右手の親指を出すと鳥はかじりましたが、ものすごい痛みで目が覚めました。

コップ座はうみへび座と近いので、湾曲した歩道橋はうみへび座と分かりました。しかし当時の私は、からす座のことを知らなかったので、太った鳥はアルケスの何かのイメージなんだと思っていました。

その後、カラス座のアルゴラブ(もしくはクラズ)は、アルケスとの通路の役目をしていることを知りましたが、今回の夢で改めて、アルゴラブはうみへび座やコップ座を縦横無尽に移動するのだということを再認識しました。
しかし、アルファードには繋がっていないので、うみへび座の全ての恒星への道があるわけではないようです。

今思えば、右手の親指という自分の意思を表すものをアルゴラブに差し出しているのですから、その時から私はずっとアルゴラブと繋がりがあるのだと思います。

犬のように

夢の中で私はおかまを掘ろうとした男達に追われながらも、スリルを楽しむようにしていて、完全に逃げ切ることはなく、常にしっぽを見せるかたちで追わせているようにも見えました。犬が人をどこかへ案内するとき、ちょっと先に行っては振り返って、またちょっと先に行っては振り返ってという感じに、似ていなくもありません。
1回目のアルゴラブの夢探索では、アルゴラブは筒のような役目だということでしたが、それを踏まえて、案内するという意味も出てくるのでしょう。
夢での線路や列車、あちこちの塀、寂れたホテル、高級ホテル、これらは全て、うみへび座の恒星や、その通路と思われます。

秘密裏に

2つ目の夢では、姉が会社から2重に猫の動物保険に入っていると注意されたそうです。前に個人で猫のための保険に加入していましたが、それを解約せずに、会社でも別の猫用保険に安く加入しているので困ると言われたそうです。姉は上司に、その件についてはせめて皆の前ではなく別室で話をさせて下さいと頼んだそうですが、受け入れられませんでした。
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猫というのも筒の象徴として考えらえます。内緒で2つの保険に入るなというのは、筒の裏道を確保するなということで、1つ目の夢でも私はあちこち飛び回って逃げましたが、そういうやり方をやめろと言っています。
しかし、姉からその話を聞いた家族は、私も含めて全員、何がいけないんだ?と反省する気はありませんでした。つまり、裏から手を引いて道案内をするというのがアルゴラブのやり方のようです。
姉は皆の前ではなく別室で話をしたいと言いましたが、これも表立っては道案内をしない、あくまで目立たないでやるという性質を表しています。

表立った仕事は嫌だ

3つ目の夢では、天皇皇后両陛下に見せる劇を考える役目でした。今日中には練りあがるけど夜遅くなるから、明日両陛下にお知らせしよう、ということを、両陛下のいる建物の外階段で話していました。
母は、これが終わったらハイチ旅行に連れてってあげるから元気出しなさいと言うのですが、私はこんな重役は嫌だし、リゾートには行きたくないと思っています。姉がハイチはどこでも4Gで繋がるから便利なリゾートとして人気なんだと言いました。
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天皇皇后両陛下に関わることというのは、表の仕事ということで、裏で麻薬を売るように手引きをしたいアルゴラブには荷が重いです。
また、外階段はアルゴラブの通路で、両陛下がいる建物はコップ座のアルケスとも考えられます。アルケスは正当な後継者という意味もありますから、アルケスの影響によって受け継ぐものが、天皇家並みに目立つものの場合は、アルゴラブには荷が重いということになります。
ハイチでは4Gで繋がるので便利というのも、アルゴラブには面白くありません。裏で手を引きたいのに、どこでも4Gで繋がってしまったら、手を引く必要がないからです。

クラズとの違い

アルゴラブとクラズの違いは、何度も行き来してみるしかありませんが、地球に降りてくる時のイメージの違いをサビアンシンボルで考えてみると、
アルゴラブは天秤座14度「正午の昼寝」
クラズは天秤座18度「逮捕された2人の男」

となります。
「正午の昼寝」は、筒になって無意識領域から情報を拾ってきます。「逮捕された2人の男」は、まだ評価されていない埋もれたものを助けます。今回の夢ではアルゴラブの裏手引き感が強かったので、クラズの度数の印象がありますが、しかしアルゴラブも約300年前後で天秤座18度あたりになってゆきます。

神話を再評価する

からす座の神話では、からすは恋人の間を行き来して様子を伝えていましたが、ある時、女が別の男と会っているという間違った情報を伝えてしまいます。これはカラスが急いで帰ろうとして、女性の弟の影だけを見て判断してしまったという説や、嘘つきだったとの説もあります。

今回の夢では、カラスの「うっかり感」や「軽率感」も何となく感じられるものがありました。しかしここで、アルゴラブはうっかりなんだ、などという、昔の神話と変わらないような結論には至りたくありません。
この部分はいつかまた、もう少し探索をしてみたいと思います。しかし、神話が伝えるような部分も、今回の夢では確かにあったと思うので、それをより二極化していない解釈としてどのようにするかは、これからの課題として残しておきたいと思います。

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