道程4:ゲルマン文化期の分割をすべて手に入れる

アヨコスモスには春夏秋冬がある

1週間ほど前、7つの文化期(アイオーン、ソフィア)を夢見した時、「アヨコスモスには春夏秋冬がある」という説明があった。そしてそのあと見た夢では、一軒家の2階に部屋があり、その部屋には赤ちゃんを高い高いしている若い女性の写真が飾られていた。その部屋は、2017年以降、使われていないという話だった。私はその部屋に置いてあった「私の」紫色のチノパンを履いた。私がこの部屋の主かというとそうでもなく、私の部屋は2階の別のところに用意されていた。

「アヨコスモスには春夏秋冬がある」というのは、アヨコスモスの4つの段階(円環)を示している。
①プルシャがプラクリティに興味を示す前の、常に流産する状態。
②プルシャがプラクリティを観照し、さまざまなトリグナが生まれる状態。
③トリグナの不均衡によって生まれた恒星意識が、アヨコスモスに戻る状態。(解体に向かう)
④完全に解体され、プルシャが再びブラフマンへと向かう状態。

これらは下のものにも反映されるので、当然H12のアイオーンも、4つにわけることができる。シュタイナーの後アトランティス文化期の分類では、第五ゲルマン文化期は1413年~3573年の2160年とされている。これを4で割ると、1つが540年になり、以下のように時代を分けることができる。
①1413~1953年
②1953~2493年
③2493~3033年
④3033~3573年

私は夢の中で、2017年まで使われていた部屋を覗いていた。これは①の終わりの1953年から64年ほど長いが、だいたい①の部屋を見ていたと考えても良いと思う。この部屋には、赤ちゃんを高い高いしている若い女性の写真が飾られていて、構図は赤ちゃんが左上で、女性は右下の構図だった。これはゲルマン文化期が、円環のどん底であるカリ・ユガから、ドワパラ・ユガに向かう方向と同じで、未来の子供たちはこれから上昇の道へ向かうという象徴だ。

私は別の部屋に引っ越してきたのだが、主のいない部屋に私の紫色のチノパンが置いてあり、それを履いた。この時の私は②1953~2493年の部屋に住んでおり、チノパンは①から受け継いだものでもあり、自分のものでもあるということだ。紫色は霊性を表しているとすると、足元まで霊性に浸す方向性に向かうことを表しているが、しかしチノパンなので足はまだ2本に分かれていて、人間の姿をしている。これがゲルマン文化期の方向性だ。

私はこれらの夢や、そのほか見た幾つかの夢から、1つのアイオーンは4つに分けるのが妥当ではないかと思ったが、松村先生はプラトン週の考え方から、同じように4つに分類するのが良いのではないかと考えたようだ。(その動画はこちら

2分割でも考えられる

1つのアイオーンを4分割するなら、1つのアイオーンを前後に分ける2分割も容易に考えられると思うが、そのような夢も見た。
夢では、時計の7時が1時で、8時が2時だった。学校に行くにはこの2種類があり、私は8時(2時)の出発だった。時計の6時の位置が切り替え点だとすると、ゲルマン文化期はこれから上昇に向かう位置にあり、それを前半と後半で2分割したものだ。
学校に行くと終業式の日で、私はロッカーの中のものを持って帰るために整理した。ロッカーには、麻紐の束のような生き物がいて、先生はそれを見て、端をきれいにカットしようと言った。
麻紐の束の生き物は背の高いラクダのようなものに変わり、私は椅子にあがって、この生き物の耳の毛を、長毛種の犬のトリミングのように、きれいにカットした。

終端処理はパツンと切る

上に書いた夢は、終業式の日に麻紐の生きものをきれいにトリミングするというもので、終わりをきれいに処理するようなイメージが強かった。ラクダは背が高く、椅子に上がらなければ耳の毛をカットできないのだが、これはゲルマン文化期の終わりが、時計の数字が7、8、9と上がっていくように、より高い位置にあることを表している。

トリミングはパツンとはっきり切らなければならないのだが、エニアグラムで考えた時、ゲルマン文化期の次はロシア文化期だが、その間にインターバル6があるからではないだろうか。ここで何か大きく変わるものがあるのだと思う。
松村先生は、こちらの動画で、H12太陽意識はメロディ、H24全惑星意識はリズムとして、4分割はリズムとしてきっちり分けるというようなことを話していたので、その関係もあるのかもしれないと思う。最後にフェルマータとかリタルダンドを付けてはいけない。

2分割で考えると、アヨコスモスの円環と同じように、前半は盛り上がり、後半は消えてゆくというのがよく分かる。夏に向かって活発になり、冬に向かってその時代はフェードアウトする。

ゲルマン文化期の4つのフェーズ

今日の夢では、姉の立場の人が、クレヨンで抽象的なオーラのような絵を描いた。それを見て、その妹と私(妹の友達)も絵を描き始めた。
妹は姉と似たような絵を描いたが、上のほうに1つのいびつな星をマゼンタ色ではっきり描いた。それは鼓のような形だった。
私は二人より具体的に、セコイアのように大きな樹を描き、下のほうにある樹の枝から人間の足が生えている絵を描いた。その足はぶらぶらと動き出し、絵は立体になった。最終的に、絵から飛び出した樹はトランプ兵のように行進し、私は一番上に「頭だけの女王」を取り付けた。

ゲルマン文化期を4つに分けた時、姉の抽象画は1つ目のフェーズであり、妹の星の絵は2番目になる。鼓のような星というと、別名つづみ星と呼ばれるオリオン座を連想すると思うが、私は鼓の線画を北斗七星とカシオペアを合体させた図形として考えていたことがあるので、どちらかというと、そっちのことではないかと思う。

上の台形が北斗七星の四角い部分、
下向きの三角が北斗七星の3つの星、
塗りつぶされた2つの山がカシオペア。

姉のフェーズ(①1413~1953年)では漠然としていたものが、妹のフェーズ(②1953~2493年)では自分の星を認識しはじめる。私の絵は第3のフェーズ(③2493~3033年)で、セコイアの樹のように真っすぐに高く伸びており、星と繋がる筒ができるというような意味にも受け取れる。人間の足は木の枝から生えており、宙に浮いているが、樹の根はしっかり地面に根差していた。ゲルマン文化期の第3フェーズでは、地上に根を下ろしつつも、エーテル体の認識力は取り戻していくという感じではないか。

絵が立体的になった最後のフェーズ(④3033~3573年)では、樹が行進しており、樹はもう地面に根差していない。しかし浮いてもいない。一番上には女王の顔だけが乗っており、これがすべての指揮を取っている。これはフェーズ②で描かれた星だ。この星の言うとおりに樹は歩く。

しかし女王の顔は、全体に対してまだ小さかった。この顔が、全体と釣り合った大きさになると、それはエジプト文化期の動物の顔をした神のような感じになるが、それはエニアグラムの横のラインで、ロシア文化期と通じている。

まとめ

私は前から、ゲルマン文化期のアイオーン(2000年)の意志や記憶があると感じているのだが、しかし松村先生が言うところの、文化期を4つに分けた500年ほどの記憶というのはなかった。なので、これはアイオーンの記憶があるとは言えないのかもしれないと思っていた。しかし、今回の夢見でその分割された部分を補えた感じがある。
ゲルマン文化期の2000年の意志については、次の「道程5」で書きたい。

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