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アクベンスの夢 2回目

かに座のアクベンス(アキュベンス)の2回目の夢探索です。1回目は1週間前に探索しましたが、1枚引きでまた引いてしまいました。

机の下のバッタ

1つ目の夢では、机の下に3匹のバッタがいて、それぞれピンク、黄色、緑色でした。私はその机の上でお菓子の生地を作っていました。卵液の中に小麦粉を少しずつ入れて混ぜてゆくと、どんどん水っぽくなってゆき、卵水のようになりました。かなり強く混ぜるので、振動や机の軋みなどでバッタは大丈夫だっただろうかと見てみると、緑のバッタの足が1本取れていました。
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この夢の解釈にはかなり迷いました。
机の上と下で分かれているのは、アナハタチャクラを境に上下に分かれているイメージなのですが、机の下にいるバッタの色(ピンク、黄色、緑)に悩まされました。
机の上には卵と小麦粉、机の下にバッタ3匹で、タットワやチベット仏教の5つのチャクラのイメージですが、しかし私は7つのチャクラの発想に一番慣れていて、緑色が中心というイメージがあります。
でもタットワや五色(ごしき)で考えてみると、緑色が中心に来ることがないのです。
悩みましたが、これは私の夢なので、自分の普段からのイメージを優先して、机を境に上下に分かれているということと、緑が中心だというイメージから考えてみたいと思います。

まず卵液に小麦粉を混ぜると、普通はねっとりとしてきますが、夢の中ではサラサラの水みたいになってゆきました。これは、小麦粉が土の象徴だとして、上位の土の比率が多くなるというのは、地上的な物質の土が増えるのではなく、天上的物質が増えるということですから、地上の世界から見ると軽くなる、ねっとりするどころかサラサラになるということになります。

そして上の部分がどんどん天上的になってしまうと、下位に取り残されたものとの断絶がひどくなり故障します。そしてアナハタチャクラのイメージである緑色のバッタの足が取れてしまった、ということになります。

前回のアクベンスでは、下位でいらない要素を13.死神のカードのように粛正することの意味を強調しましたが、今回の夢では、下を切り離して上ばかりに比重を置くのもいけないし、そもそもアクベンスは思い切りのよい粛正だけでなく、上と下との繋がりのことも考える、つまり死だけではなく生にも関与する、ということを夢で加筆修正されたように思います。
かに座はエジプトの神話ではスカラベで、スカラベは再生や創造の象徴でした。

温度調整

2つ目の夢では、娘のいる部屋がクーラーでかなり冷えていたので、設定温度を上げました。そして姉の寝ている部屋は換気をせずムンムンに暑かったので、ドアを開けっぱなしにしました。
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この夢はバッタの夢よりも分かりやすくシンプルです。寒く冷えた部屋は身体や下位のもの、物質的な部分や物質的な生などを表し、暑い部屋は上位のものや非物質な部分、地上的な意味での死などを表します。そして私はこれらの調整をしていました。
また、娘は私にとって下の存在なので冷えている部屋の主として登場し、姉は私にとって上の存在なので暑い部屋の主として登場しました。

特殊な記号

3つ目の夢も同じような感じで、音楽の五線譜の最初に調性記号のフラットが4つ書いてあり、下2つ、上2つに分かれていました。そしてその中間に見たことのない記号が書いてありました。その記号の意味は、「ファ##」は「ラ♭♭」である、というような意味と似ていました。
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これも、上と下との調整、上にも下にも関与するという意味の繰り返しになります。

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