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時輪曼荼羅の夢探索3 外枠の部分

曼荼羅の一番外側の枠の部分を夢探索してみた。

終電に乗り遅れそうだがお金がなくて乗れない。駅員に相談すると体で払うことになった。
朝、駅員の家で目が覚めると、駅員が私を殺そうとしていることを知る。私は彼の左のこめかみの横の壁にナイフを突きつけ、逃げながら彼の飼い犬の頭を少しずつ削り落とす。
削り取った破片はハゲワシに食べさせる。
犬はなかなか死ななかった。ナイフが犬の頭の中心まで到達すると、中からカットされた果物が1切れ出てきて、私はホッとした。

考察

外側の輪を、私は山手線みたいなものに見立てていると思う。駅員はそこの管轄の人で、電車に乗れるか乗れないかはこの人にかかっている。
私は身体を売ることで電車に乗れたわけだが、このシリーズの1でも性的なことが出てきたけれど、ここでもまた結合、統合という話になる。

そもそも時輪タントラは無常瑜伽タントラのひとつで、無常瑜伽タントラには性的ヨーガが含まれる。

駅員は実は私を殺そうとしていた。これは要するに曼荼羅の外の世界ではなく中の世界へ導くという事だ。私が彼の左のこめかみの横の壁にナイフを突きつけたのは、精神的なものを受信する部分に釣り針を引っかけるようなことだと思う。

犬はもちろん番犬で、タロットの0愚者や18月のなかに描かれている境界を守る犬そのものです。犬は頭を削られることに抵抗せず、まるでトリミング中の犬のように大人しかった。

ハゲワシが犬の破片を食べるのは、チベットの鳥葬の連想だと思う。
私は犬の頭の中心から果物が出てきて、何で?と思ったがホッとする。
果物はリンゴ8分の1カットよりも薄く、私はこれをドラゴンボールのように集めていくのだろうか?と思った。

境界の犬は吠えずに頭の中のリンゴ(マンゴーにも見えた)を渡したので、外枠はスルーパスだ。

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