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サダクビアの夢見

サダクビア(みずがめ座ガンマ星)の夢見をした。サダクビアは三ツ矢サイダーのマークにもなっている三角形を形成する星のうちの1つ。名称は「テントの幸運」の意味を持つ。黄経では2000年の座標で魚座6.42度になる。

組織から個人へ、迷惑なほどの恩恵

夢はたくさん見たので、細かく検証せず、要約にしたい。
まずは、さまざまな会社や組織から贈り物をもらったり、押し付けられるという夢。断っても追いかけてきて、どうか受け取って下さいと言われる。個人からではなく、さまざまな組織からというのが特徴的だと思った。

同じくみずがめ座のサダルメレクやサダルスードが、幸運を表すと言われるわけは、ゼウスがガニメデ(ガニュメデス)をさらって、神々にお酌をする役を与え、ガニメデは年を取らず幸せに暮らしたという神話からも分かるように、上位のものが下位のものに目を付けることに関係するからだ。
組織は個人が対抗できるものではない。組織から個人へという流れは、神がガニメデに目を付けたのと同じだ。

サダクビアは、ガニメデが持つ神の酒壷であり、名前の由来の「テントの幸運」は、酒壷から尽きることなくあふれ出る恵みを意味すると考えることもできる。

さまざまな恒星と繋がるような幸運

別の夢では、連結した船が、アルニラムに繋がっている川を進むというものと、電車の横を並走する北斗七星の白鳥というものがあった。連結した船と、電車は似ている。
夢に恒星名が直接出てくることは、私の夢ではほぼない。これは、サダクビアがアルニラムや北斗七星と繋がっているという意味ではなく、恒星と繋がる幸運のようなものが、サダクビアだということだと思う。上位と繋がる道を知らず知らずのうちに見つけてしまうのだ。

電車と並走する北斗七星の白鳥を見つけたのは、美容師だった。この美容師は講演を控えていたが、トータルビューティーを提案するスタイリストなのに髪の調子も悪く、吹き出物もたくさん出来てしまい、弱気になっていた。しかし公演に向かう電車の中から、北斗七星の白鳥を見つけたことにより、自分は大いなるものと繋がっていると実感して吹っ切れたのだ。

神に気に入られるものの特徴

美容師と私は友人で、2人の会話では、足などなくても、車椅子も足と同じで、違いはほどんどないという話をしていた。
次に、場面が変わって、足が不自由な妻が転倒し、夫に起こしてもらっていた。転倒時に色々なものが落ちて壊れた。夫はもううんざりだ、二度と粗相をしないでくれと言っていた。私はそれを、目の端に捉えつつも、決して直視せず、見てはいけないと思っていた。

脚などなくても良いという考えと、足が不自由なことでどれほど日常が大変かという対比だが、神との通路を持つものは日常を重視しない。美容師は、人の頭をいじる仕事で、生命の樹の重なりでいうと、ケテルをいじる存在ということになる。美容院では、お客さんの頭は美容師の胸あたりにくるので、美容師は2番目のエーテル体の生命の樹に重心を置いていると考えられる。ここでもし、日常に苦労している肉体面にフォーカスしてしまうと、サダクビアの幸運には繋がらないのではないか。

無尽蔵で勢いのある流出

個人的には、サダルメレクやサダルスードよりも、サダクビアの無尽蔵な感じが気に入った。サダルメレクとサダルスードは、ガニメデの右肩と左肩だが、サダクビアは神自身の酒壷だからだと思う。より勢いがあって、有無を言わさぬ流出、意志、確実さを感じた。享受するガニメデ視点ではなく神視点になれば、喜びに満ちた勢いをもたらすという感じの恒星だと思う。

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