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2023年にプレイしたゲームをまとめた記事@ポリお

 こんにちは、ポリお(犬)と申します。
 主にTwichという配信サイトでだらだらと配信したり、X(Twitter)でグダグダしているおっさんです。
 この記事では配信内外問わず2023年にプレイした作品をスクショと少しのコメントを載せて紹介していきます。
 HDDが8月頃に吹き飛んだ関係で画像がほとんど吹き飛んでてワロタ…ワロタ…


Library Of Ruina

「どうかあなたの本がここで見つかりますように」

Library Of Ruina」は図書館バトルシミュレーション。steamで発売されています。
 あの「Lobotomy Corporation」の直接的な続編で、世界設定も共有しており、前作では断片的にしか描写されなかった「都市」が舞台となります。
「モンスターマネジメントシミュレーションみたいな何か」だった前作とは違い、今作では「ページと呼ばれるカードを使って戦うデッキ構築型RPGみたいな何か」となっています。
 序盤こそシステムを把握していなくても雰囲気で戦えるのですが、中盤以降は独特かつ複雑な基本システムめちゃくちゃな敵の制圧能力何が起きているのか分かりづらい画面構成に向き合う覚悟を問われます。正直クリアできた今ですらゲームの仕様や敵の能力をハッキリ答えられるかと言われると厳しい……

まず文字が小さすぎる……

 ストーリーは完全に前作とリンクしており、当然前作のネタバレも含まれる性質上、ルイナをプレイするよりも先にロボトミをプレイすることをお勧めしたいのですが前述通りゲームジャンルが違いすぎるのでお勧めしづらいのが悩みどころ。一応、ロボトミーよりもルイナの方が「ストーリーで何が起きているのか」を把握しやすくなっていると思うのでルイナだけでも楽しめるとは思います。
 極度に技術が発達した結果、人間たちが消耗品のように使い捨てられる残酷な「都市」で織りなされる地獄のようなストーリーを楽しみましょう。


ENDER LILIES: Quietus of the Knights

私の声が聞こえるか?

ENDER LILIES: Quietus of the Knights」はソウルライクとメトロイドヴァニアが融合した2DアクションRPG。様々なプラットフォームで発売されており、Steam版もあります。
 「モーションを覚えて対処しないと割と死ねるボス戦」「回数制の回復&スキル」「死んだら直前に休んだレストポイント(篝火)に戻される仕様」といったシステム面だけでなく、「死の雨によって既に崩壊した王国という舞台」「道中に落ちているメモや装備アイテムのフレーバーテキスト、ボス戦後のムービーで断片的に語られる設定やストーリー」と全力でソウルライクしている姿に好感が持てます。進んでいくごとに移動系の能力が強化されて探索範囲が広がっていくメトロイドヴァニア要素もしっかり基本を抑えてて◎。

攻撃モーション。主人公のリリィがグッと身を守って騎士さんが斬る

 グラフィックの凄まじさもさることながら、BGMもまぁ~~~~~~良い(僕はあまり詳しくないけど「Deemo」や「sytus」でおなじみのMiliが担当しているらしい)。
 舞台が人を化け物に変える「死の雨」によって滅びた後である関係上、割りと生理的にキツいステージやとにかく陰鬱としているのは人を選ぶ要素ではあると思うのですが、システムやグラフィック、BGMがとにかく取っつきやすくて平均点がすごい高いゲームだなって感じました。
 唯一気になるところとしてはパリィがリスクに対してリターンがかなり少なかったのでパリィ大好きな自分としてはちょっと悲しかったかも。 


イースVIII-Lacrimosa of DANA-

君はアドル=クリスティンを知っているか?

イースVIII-Lacrimosa of DANA-」は「日本ファルコム」の3DアクションRPG。様々なプラットフォームで発売されており、スチーム版もあります。
 イースシリーズは初体験でしたが、このシリーズはアドルの冒険日誌を原典として翻訳されたモノ……といった設定があるらしく(又聞きのため嘘かも)、ナンバリングが時系列順になってない事もあって割とすんなり遊べました。過去作要素を押し出したキャラもいたけど、初プレイ中気になったのは数人程度に収まっている上にイース8単体でイース8の出来事がしっかり解決したので「本当にこれファルコムなのか……?」と困惑と感動がありました。ファルコム作品のおすすめ1作だけ選べと言われたらおそらくイース8を推します

 キャラクターとストーリーに関しては序盤はラクシャとサハド、終盤はダーナのことを好きになれるかどうかでだいぶ評価変わりそうな気がします。
あとこれは全く関係ないんですがリコッタが儚げダウナー褐色ロリじゃないのだけは罠でした。リコッタが嫌いというわけではないんですが……

この表情でニンニンッ!!!wwwアドル兄(にぃ)!!wwwはないだろ……

 アクション面は非常に爽快感がありSEの心地よさも相まって動かしてるだけで楽しかったです。攻撃を受けるタイミングで回避すると一定時間無敵となるフラッシュムーブ、どっからでもキャンセルして出せる上に一定時間無敵でクリティカルも確定になるフラッシュカード等、ジャスト系の行動がめちゃくちゃ強かったのも楽しかった。というか初見プレイで最高難易度のINFERNOを選んだ結果1~2発小突かれただけで死ぬので全ての攻撃をフラッシュカードでさばけるようにならないとダメだった。完全に自業自得。同じファルコムの軌跡シリーズの最高難易度はめちゃくちゃヌルいので同じような感覚で挑んだのが悪かった。


ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

それは違うよ!

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」はハイスピード推理アクション。当初のゲームハードはPSPのみでしたがあらゆるハード、スマホに移植もされていて現在はSteamでも遊べます。
 初見ではなく配信規約が変更された事による振り返りプレイでした。
 自分にとってアニメ3以降は割と渋い気持ちで眺めているロンパシリーズですが「やっぱ1ってハマっても仕方がない面白さがそこにあったな…」と感慨深くなってしまいました。


ファイアーエムブレム エンゲージ

エンブレム・エンゲージ!

ファイアーエムブレム エンゲージ」は「任天堂」「インテリジェントシステムズ」のシミュレーションRPG。2023/12/31現在においてはシリーズ最新作でもあります。ゲームハードはSwitchでカタログチケットにも対応です。
 ファイアーエムブレムは風花雪月がシリーズ初プレイの完全新参なのですが風花雪月が思ったよりも刺さったので今作は発売日に購入しました。
 今作で特に目が惹かれるのはキャラデザでしょうか。これは毎回違うのかな? 今作は割と直球に美少女イケメンって感じでキャラがみんな格好良いし可愛くてすごかった。

女の子みんなかわいいけど特にヌ様(左下金髪の子)が好き。性能は微妙らしいが…

システムとしては過去作に登場したキャラが幽霊みたいな状態で存在していて、味方ユニットに憑依させる事でパワーアップするエンゲージが特徴的でしょうか。いわゆるサブマップ(外伝)も過去作のマップ再現だったりしてお祭り作品的な要素が多いので、過去作のことをもっと知ってからプレイしたほうが楽しめたのかも……?
 ただなんか師が原作では踊れないのに踊ってきたり原作原理主義的な見方をすると損をしそうなノリで作られてるような気配があったので、むしろ「よく知らん英雄たち」で受け入れられたのは幸運だったかもしれない。カムイおねえちゃんいつも水たまりありがとう…

 フォロワーのフォロワー(他人)が今作のテキストを酷いと評しているのを目にしたんだけどテキスト「は」ぶっちゃけ普通でした。一部終盤以外ノリが凄く軽くて細かい部分はどうでもいいんだよ!みたいなストーリーではありましたが……
 ハンッ、そもそもテキストそのものがおかしいゲーム自体が珍しいんだが……おっと今はそれを言う時ではないというか。


幻想少女大戦 コンプリートボックス

我が身に宿る風となり…守矢に仇なす敵を討て!

幻想少女大戦 コンプリートボックス」は同人サークル「さんぼん堂」の東方Projectの二次創作SRPG。身も蓋もない言い方をすると「東方」で「スパロボ」です。僕はPC版を遊びましたが、一部キャラ調整や台詞に手が加えられたSwitch版「幻想少女大戦-DREAM OF THE STRAY DREAMER-」も存在します。

 東方もスパロボも知らなくても大丈夫なので、何も言わずやってください。できれば、とりあえず40話まで。

 ごめん、マジでそうとしか言えないんだよ。
 この狂気じみた物量と愛を俺のちゃちな言葉で紹介することは難しい。
 非力な俺を許してくれ。


英雄伝説 黎の軌跡

悪夢を纏う? 纏わない?

英雄伝説 黎の軌跡」は「日本ファルコム」のストーリーRPG。当初はPSP4とPSP5のマルチ?だったようで、Steam版は遅れて発売されたものの、しばらくはおま国状態でしたが、おま国解除後にSteam版をいただいてプレイしました。はは、ありがとうだ。

 英雄伝説シリーズの中の軌跡シリーズの中の黎の軌跡の1作目で、軌跡シリーズ全体の物語の後半の始まりとなる作品らしい。何この説明……?
 自分のプレイ遍歴でいうと零、碧、閃1~4、創と来てついに最新シリーズに届いたといった感じ。グラフィックも大幅に進化していてみんなガタイが良くなったように見える。正直閃3~創の頃の方が美少女が可愛かった気もするがキャラデザの話になるかもしれないのでふふ、今はその時ではないでしょう。文字数(とき)が惜しい。続けさせてもらうとするか、記事を終わらせるためにも

 軌跡シリーズというと死ぬほどキャラが多くて過去作のキャラも再登場しまくってどんな緊迫した状態でも同窓会をやっているシリーズで、今作もその例には漏れないのですが、ヒロインのアニエスがほぼ何も知らない視点から話を進行してくれるので過去作ほど「この忙しい時に関係ない話を長々となんやねんこいつら…」と感じる場面は少なかったです。テキストについても閃3~4ほど酷すぎる感じではなかったです。
 主人公のヴァンも前シリーズのリィン教官と比べるとパーソナリティ(車好き、大の甘党など)の描写が非常に多く好感度がまぁまぁ高いです。Sクラフト(必殺技)の張り手連打はやめたほうが良いと思うけど… 

ヒロインのアニエス。ヴァンと過ごしていくうちに強かに育っていく。胸がデカい

 閃と比べると良くも悪くもヒロインのアニエスがちゃんとヒロインしていたので、アニエスが好きになれるかどうかでだいぶ評価が割れそう。僕はアニエス派だったので楽しかったです。
 システム面は色々変わった戦闘部分、「共闘勢力が変わる」という触れ込みなのに別のキャラが同じ台詞を言うストーリー分岐など色々ブラッシュアップ不足なのかな……?といった感じなので次回作に期待したいところでした


hack//G.U. Last Recode

俺は、俺に関わってきた全てに、関わりぬくと決めた

hack//G.U. Last Recode」はセミリアルタイムRPG。PS2でVol1~3を分割で発売されていたのをHDリマスターして1つにまとめて、短めの後日談を追加されました作品です。
 こちらもロンパと同じく既プレイ(追加のVol.4のみ初見)でした。
 リマスターに当たって色々と戦闘バランスに是正が入ったらしく、レベル差補正が強すぎて格上に勝ちにくいところやレベルの上げづらさが緩和されたようです。元々ヌルめのレベルゲーだったので純粋にストーリー楽しむためのゲームといった印象を受けます。
 懐かしさを感じるネット描写や、昨今の社会を微妙に言い当ててるようなリアル描写もあってテキストを読むだけでも面白かった……
 ただちょっとリマスター化した際、PS2時代はボケボケ画質だったために脳内補完で美少女化してたキャラクターたちが、HD化によってくっきりお鼻が露になって……ちょっと……好みから外れたキャラが結構いたのだけ気になってしまった。特にパイ。いや、良いキャラなんだけど……何か……


東方剛欲異聞 ~ 水没した沈愁地獄

女の子はマジで可愛かったです。

東方剛欲異聞 ~ 水没した沈愁地獄」は同人サークル「黄昏フロンティア」と「上海アリス幻樂団」共作の東方Project第17.5弾。いわゆる東方原作かつたそフロのヤツです。
 赤い背景赤いボス赤い弾を出して赤い警告を出す事にストップをかけられる開発であってほしかったな。
 あとおま環なのかもしれないんですけどスクショ撮る度に動作が不安定になっていってシーン変遷やラスボス戦などで頻繁に落ちるのが辛かった。


ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

リンク……私をさがして……

「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」はオープンワールドアクションアドベンチャーゲーム。
"あの"ブレワイの続編だけあって期待度が作り上げたハードルは尋常なものではなかったけど、それを軽々超えていった怪作。
 ブレワイの冒険からしばらく後のハイラル王国が舞台だが空島や洞窟、地下が追加されたことで探索範囲が2.5倍くらいに膨れ上がった。リンクの能力も一新されてクラフト要素も追加されました。
 全体的にブレワイで不評だった要素に対する回答と思えるシステムが多くて遊んでいて「ブレワイから改善されたな~」と思う事が多かったです。武器が壊れてもったいない→スクラビルドの素材を落とすのでどんどん使い潰していける、みたいな。

私に出来る事がある……いいえ……これは私にしか出来ない事……

「遊び」の部分もそうだけどストーリーにも力が入っていて特におひいさまの覚悟の硬さはこの年になって涙もろくなってるのもあって本当に泣いてしまった。100年間厄災ガノンを抑え続けたおひいさまに対する仕打ちがこれかよ。ただガノンおじはクッッッソダサかった。何? 武人風な出で立ちのせいで共闘とか妄想してのに普通にカスだったよ。クソド変態がよ。
 まだやってない人がいるなら頼むのでブレワイとティアキンを遊んでほしい。ただそれだけだ


グノーシア

主人公と同じく、宇宙船でのグノーシア探しをループしているセツ

「グノーシア」は一人用SF人狼アドベンチャーゲーム。
 人間に成りすまして襲う「グノーシア」が紛れ込んだ宇宙船の乗員となって、議論と投票を通じて真実に迫っていく。
「人狼ゲームがモチーフのアドベンチャー」ではなく「CPUとの人狼"風"ゲームを何度も繰り返しながらストーリーを進めるアドベンチャー」なのが特徴的。
 主人公と乗員の一人「セツ」はこの人狼ゲーム状態をループしており、ループする毎に配役も異なっている。そのためプレイヤーが操作する主人公はグノーシアの場合もあるし、逆にエンジニア(占い師)である場合もあります。
 ただ現実にある人狼ゲームを完全にシミュレートした作品というわけでもなく、プレイヤー含めキャラクターには直感や可愛げなどのパラメータがあります。直感が高いと発言の嘘に気づく事があったり、逆にロジック0で気付かれる事もあります。またキャラクターたちの立ち回りも人狼ゲームをプレイしているテイではないので、一切怪しくない乗員を好悪の感情だけで吊ろうとすることもあります。顔面だけで好きだったキャラがそうでマジでびっくりしたな
 あまりに吊られやすいラキオ、嘘がモロバレなしげみち等、いわゆる「人読み」みたいなモノが出来るようになってくるとキャラに愛着が湧いてよかった。
 エンディングまでそれほど長くはないので人狼とはなんぞや…?って人にも気軽に遊んでほしい作品です。


ゼノブレイド3 新たなる未来

目的が一緒ってのは悪かねぇ

「ゼノブレイド3 新たなる未来」はゼノブレイド3の大型DLC。ゼノブレ3のDLCなので当然ハードはSwitchです。
 ゼノブレDLCの例に漏れず今回も一部システムを変更してパーティキャラクターも一新されています。DLCの規模か? これが……
 新たなる未来はゼノブレイド3の前日談に当たる内容で、本編では比較的薄かった過去作の要素を全面に押し出してきました。
 いや~~~~~ファンサがエグい~~~~~!!
 1と2ファンへのサービスだけでなくゼノブレイド3ではいまいち謎のままで終わった設定なども明かされます。

今DLCの名シーンを1つ選ぶなら、ここ

 はぁ~~~~~~~~~~~
 ここなぁ……ここだけ爺さんの声がよぉ……少年みたいになるのがさ……
 ゼノブレ3をやるなら新たなる未来をやってほしいけど新たなる未来をやるなら1と2をやって欲しい。お願いします


LOOP8

運命を変える。繰り返しなんかさせない

LOOP8」は高機動幻想ガンパレード・マーチで有名なクリエイター芝村氏によってガンパレのシステムを踏襲しているジュブナイルRPG……らしいです。(ガンパレ未プレイなので詳細は不明)
 主人公ニニくんを操作してニニくんのステータスを高めながら人間関係を構築していく日常パート、ケガイに憑依されて言動がおかしくなってしまったキャラクターを探してケガイと戦う非日常パートを繰り返して繰り返される8月の突破を目指す。

 カレンダー形式で進行してリアルタイムの1秒がゲーム内の1分、かつ特定のイベントを見るとリアルタイムに関わらず大幅に時間が進む、みたいなシステム。
 そのせいで校門から玄関まで歩いていくだけで15分もかかるわけのわからない状況になっていて足の遅さの毎度キレていた気がする。
 大半の女の子と恋人になれるが、やりすぎると女の子同士が同じ空間にいるだけで「ギスギスした空気」になってBGMが切り替わって面白かった。

ベニとイチャイチャしてる最中、
立ち絵で見えなくなっている場所に他の女がいてギスギスした雰囲気になってる様子。

 RPGとして見ると戦闘・日常ともにテンポが非常に悪く、ADVとして見ると固有の会話が発生するイベントが少なすぎるのが気になるが、日本神話をモチーフとした独特な世界設定とかキャラデザ&キャラの良さで「俺は好きだけど人には勧めにくいな~惜しい…!」みたいな気持ちにさせてくる作品でした。


LIVE A LIVE

なあ……そうだろ、松ッ!!

「LIVE A LIVE」はオムニバス展開されたシナリオを攻略していくRPG。
スーパーファミコンで発売されたものをHD-2Dでリメイクされた方をプレイしました。
「心じゃよ!」などどミーム化している名言が盛りだくさんで元ネタが出てくる度に盛り上がってました。いや「心じゃよ」がLALだとは知らなかったんですけども!

 テキストがほぼ存在しない原始編や戦闘が殆どないSF編など王道なRPGとは大きく方向性が違っていて今プレイしても凄く新鮮味があった。まぁ初手でSF編やった後現代編とかに進んだら色々不安になるような作りだとは思うが……
 超有名な「あの世で俺に詫び続けろ」は言われてる側がどんな悪行三昧してきたんだと思ったら凄い逆恨みとこじらせを伴った台詞で驚いた。赤いオーラを見るに多少影響を受けてたって事で受け入れたけど普通にヤバい人だと思う。
 好きな章はやはり近未来編。終盤の熱さがやはり良い。そうだろ、松


サモンナイト5

「話が長ェ!」

「サモンナイト5」はファンタジックシミュレーションRPG。ゲームハードはPSPで、ベスト版もあるのでプレイ環境さえあればリーズナブルに遊べます。

シリーズファンからは割と不評とされているらしいのですが、それ以前に作品単体として見ても色々と惜しい作品だと感じる部分は多かったかな……
 特に主人公の扱い。プロローグでは子供だった主人公は、プロローグ明けた瞬間にユクロス(異世界調停機構)に所属していて、パートナーやあらゆる街の住人から信頼を得ている状態になる。これプレイヤー目線だとその信頼を得るパートを全部すっ飛ばされた気分で、その評価も優等生だったり問題児だったりよくわからんのもあっていまいち説得力がなくて辛かった。戦闘も味方ユニットが最大数も参加出来る数も少ない……その上中盤以降敵が冥土ばかりになり無限湧きばかりで一周目の時点でだいぶ「飽き」があった。

 あと作中のキャラも言ってる事なんですけど話が長ェ! ストーリーは短いのに話が長い! 矛盾していることを言っているようなんですけど既プレイヤーには伝わると思います。主語デカすぎる、伝わらないかも……

 貶してばかりでアレですけど女の子は凄く可愛かったので割と楽しかったです。かわいいは正義。露出も正義。


銃声とダイヤモンド

……だから、「赤と黒」なら、赤い方が黒い。

銃声とダイヤモンド」は「かまいたちの夜」や「街~運命の交差点」などのサウンドノベルを手掛けた麻野一哉氏がシナリオ監修・演出を担当したアドベンチャーゲーム。ハードはPSPで、廉価版もあります。
 主人公の鬼塚はニューヨーク市警で交渉術を学んだ「交渉人」で、設立されたばかりの警視庁交渉準備室、通称「ゼロ課」に所属して事件を解決していく事になります。

 交渉はリアルタイムで進んでいき、台詞を選択して話を進めていく。通常のアドベンチャーと大きく違うのは会話がリアルタイムで進む事で、同じ台詞でも言うタイミング等様々な要素で展開が変化していく。
 交渉以外のパートで情報が提示され、プロファイラーに精査してもらう事で交渉での立ち回りのヒントを貰う事ができます。

 交渉のクライマックスで流れるBGMが凄まじく格好良くて、そのことだけを知っていたのだが、サモンナイト5でPSPを引っ張り出したのをきっかけに遊んでみた。
 アニメというよりもドラマっぽい設定やグラフィック、特徴的な交渉システム、十分なボリューム……と凄く楽しんだゲームではあるんだけど、交渉システムが「目的は指示されたけどそこに誘導するのに何を言えば良いのか分からない」「選んだ台詞が自分の考えてた意味とちょっと違う」みたいな事が結構あった事と、本当に最終盤で交渉じゃなくなってしまう事だけが惜しかった。
 続編が出たらぜひ遊びたい。今年15周年だしなんかないかな…… 

ねえよ、狂人

KINGDOM HEARTS Ⅲ

鍵が導く心のままに

 もはや説明不要な超有名シリーズ、キングダムハーツの最新作。自分はPS4で遊びましたがXboxOneやEpic、Switchなど様々なハードで発売されています。
 去年1~2.8までまとめてプレイしたものの、KH3D(キングダムハーツドリームドロップディスタンスのこと。KH3ではない)が思ったよりも……そう、not for meだった為に少し時間を置いてしまった今作。

 正直に言うと最終盤を除けばめっっちゃくちゃ面白かった
 KHシリーズ自体、ディズニーワールドのお話は添え物というか、あまり記憶に残らない印象が強かったんだけど今作はむしろディズニーワールドを巡るのが楽しかった。ディズニーとピクサーをほとんど履修してない僕ですら知っている作品ばかりでラインナップの濃さに感動してたな。まぁそのせいで本編を見ている事が前提でその裏側を描いてるっぽい?ラプンツェルやアナ雪は事態を把握するのに時間がかかってしまったけど。
 KH2の2回訪れる流れはあまり好きじゃなかったので1回で長くやってくれたのも好みだった。

 戦闘システムはKH2のブラッシュアップ版というよりはKHBbSのリベンジ作品のように思える。特にシチュエーションコマンドはリアクションコマンドではなくスタイルチェンジの発展と言っても良い。プレイヤー側がゲージを溜めて特殊なアクションを行う、ということでザコ戦での魔法連打がハデハデになって楽しかった。リアクションコマンドも別の形であって欲しかった気もするが、現時点で操作が複雑なのでオミットもやむなしかな~といった感じ。

色々文句はあるけどやっぱ熱い

 終盤があまりにも駆け足すぎたのは……残念だったけど、ディズニーワールドと戦闘が楽しかったのとなんだかんだ言って長かったシリーズが一区切りついた事については満足感があったので僕は肯定したいと思う。
 鍵が導く心のままに。 


二ノ国 白き聖灰の女王

「母さんの贈り物」「受け取ったよ」

ニノ国 白き聖灰の女王」はイナズマイレブンや妖怪ウォッチなどで有名な「レベルファイブ」にスタジオジブリが制作協力したRPG。こちらはニンテンドーDSで発売された漆黒の魔道士にエピソードを追加してHDリマスターした作品。最近のゲームよろしくいろんなハードで発売されており、Steamでも遊べます。

 あらゆるシステムが……………………つらかった。
 とりあえずカメラが街では近すぎ、ワールドマップでは遠すぎ。せっかくジブリ感がありそうな背景なのに全く浸れなかった。
 背景を感じて欲しかったのか移動が遅すぎるのもキツかった。シンボルエンカウント方式なのに敵の足がオリバー(主人公)よりも早いから実質強制エンカウントな場所も多い。サブイベをこなして得られるポイントでワールドマップの移動速度だけは改善されるがダンジョンは変わらず。

 戦闘はバトルフィールドを自由に移動して戦うコマンドRPG。3人のうち操作出来るのは1人だけで、とにかく仲間の頭の悪さに頭を抱える事になります。特に本作のボスは大技を出す前に予告を出すんですが、お構いなしの棒立ちして当然のごとく壊滅する(物語が進むと防御指示が出せるようになるのでマシにはなります)

 本作のザコ敵はイマージェン(ポケモン)として仲間に出来て、イマージェン使い一人につき3匹まで連れて歩けるが、イマージェン使いとイマージェンのHP/MP/状態異常の状態が共有なのも辛かった。ピカチュウが倒れたら控えにいたリザードンとカビゴンが唐突に死ぬ姿を想像してほしい。ちょっと半笑いになると思う。

 あとイマージェンが進化をするとレベルがリセットされてしまうのはマジで意味不明だった。進化しないと強い技を覚えず敵の強さの成長についていけないが、進化するとレベル1になってしばらくの間戦力外になる。レベル差補正とかでどうにか育てやすくとかしてほしかったな。

 中盤の終わり頃にはザコ敵が当然のように全体攻撃をバカスカ撃ってくるので、こちらも強い技を仕入れたい。だが進化させると育て直し。じゃあ最初から全体攻撃を覚えてるザコを手に入れれば良いじゃんと思うのだが、ザコ敵を倒すと低レベルで加入するので即戦力にならない。なんで?

 ストーリーについては色々ツッコミたい設定や演出が山程ありましたが、それらに目を瞑って、かつシズクのキャラを受け入れられるのなら意外と悪くはなかったです。


東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.

真の鬼の恐怖をお前の心に残してやろう!

東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.」は同人サークル「上海アリス幻樂団」の東方Project第19弾。
  花映塚以来となる対戦型弾幕STG………………なの? まともに対戦できないけど……
 早苗さんが登場してうれしかった。あと美天ちゃんがかわいかった


東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.

後戸の神であり、障碍の神であり、能楽の神であり、宿神であり、星神であり、
この幻想郷を創った賢者の一人でもある。

東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.」は同人サークル「上海アリス幻樂団」の東方Project第16弾。
 東方原作STGの「いつもの」なのですが、今回はメインショット&オプションを担当する4人の自機と、サブショットと季節解放を担当する4つのサブ四季を選択するのが特徴的。
 季節解放は道中で手に入る季節アイテムを回収することで貯まる季節ゲージを消費して放つ攻撃で、弾消し性能を持ちます。要するに風神録と地霊殿のボム(霊撃)を部分的に実装したようなシステムで、個数型の従来のボムと季節解放による部分的な弾消しで、いつもよりもとても爽快感がありました。
 弾消しで季節アイテムが回収できる都合上、東方Projectの中でもトップクラスに弾幕を拒否できる作品に仕上がっていて原作STG初心者にぜひおすすめしたい作品です。
 故に秋は神。秋を讃えよ。


東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.

全て無(かみ)に返そう! 神の見えざる手で!

東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.」は同人サークル「上海アリス幻樂団」の東方Project第18弾。
 今回も東方原作STGの「いつもの」……と思いきや、少し事情が異なります。その原因は「アビリティカード」システム。ステージで資金アイテムを集め、ステージクリア時にそれを消費する事でアビリティカードが購入できるシステムで、残機やボムといった一般的なモノから、「所持しているとスペルカード取得時に残機の欠片を回収できるようになる」といった、ゲームシステムそのものを変えてしまうモノまで様々なアビリティカードが存在します。
 東方といえばキャラクターの総数がとんでもない事になっている事で有名な作品群ですが、アビリティカードは幻想郷の住人たちをモチーフにしたものが大多数を占める為、ファンがニヤりと出来るモノもそれなりにあって楽しかったです。
 また超最強の組み合わせを考える楽しさ等、東方原作にはあまりなかった楽しみ方が出来たのも良かった。
 ドラゴンキセルは神。


SOULSLAND

 名前からもわかる通り、ソウルライク……………………って言いたくねえなぁ……これ……
 二刀流からダブルセイバーに出来るのは良かった


Hotdog Samurai

 ホットドッグだった……サムライ要素はよくわかんなかった……


LOST EGG

 死ぬほど操作性が悪い卵を転がしてゴールを目指すアクション?ゲーム。
 高いところから硬い地面に落ちると割れてしまう。
 ルートの構築含めて意外と楽しめた作品だった

LOST EGG 2: Be together

 LOST EGGの続編。なんとマルチプレイ要素が追加された。
 更に操作性も凄く改善された。
 今仲良くしてくれているフォロワーとプレイした数少ないマルチゲーなので印象に残っている。
 難易度高くない?

LOST EGG 3: The Final

 LOST EGG2の続編。ザ・ファイナル…?


PolyShot

無慈悲なPLAYES ONLINE:1

 9/19(誕生日)のギフト。僕のHNがポリおなので名前繋がりで頂いた作品。もしかすると人生初のFPSだったかもしれない。
 多分多人数で戦うよくあるFPSのような気がするんだけどマッチすることはなかった。
 CPUと数発撃ち合って満足しました


麻雀神威:継承者の争い

 こちらも誕生日のギフト。
 ローグライクと麻雀と戦闘が合体した凄く斬新なシステムをしているけど、フォントの安っぽさとは裏腹にちゃんと遊べる感じで良かった。
 麻雀という題材そのものが、かつての推しを思い出して少しつらい気持ちになってしまう事を除けば誕生日ギフトの中でもトップクラスに真面目な作品だった。


Carrot The Cat

 こちらも誕生日ギフト。
 コインのような謎のオブジェクトを集める3Dアクション?
 壁キックが出来るので悪さしようとしたら、壁キックも2回までのジャンプ回数に引っかかるらしく、二段ジャンプして壁に引っ付くとただジリジリと落ちていくだけで凄く笑ってしまった。
 悪さは出来た方が良いと思う


Human Rocket Person

 ホッピングに乗ったおっさんでゴールを目指す2Dアクションだが、操作性が凄まじく凄まじい。見た目はポゴだが、おっさんは壁や地面にぶつかると脱糞しながら死ぬのでどっちかというとソビエトベアユニバースの方がゲーム性は近い。


Barbarian Souls

 なんで1年でソウルズサンドみたいなゲームをもう一回やってんだよ。


Poly Bridge 2

ワイ!?

Poly Bridge2」は「Dry Cactus」が開発したとんでも橋作りシミュレーター。こちらも9/19(誕生日)に名前ネタでいただいたゲームです。あまりにもまともすぎてギフトするのが躊躇されていたらしい今作。まっとうに面白くてダメだった。いや良かった
 ただ僕自身あまりふざけたことをしない人間なので和やかなゲームになってしまった。面白い人はすごいな……


YIIK: A Postmodern RPG

ワイツーケイって読むんだ。あのロゴじゃ、ちょっとわかりにくいかもしれないけどね

YIIK: A Postmodern RPG」は「Ackk Studios」によるRPG……?
 2000年問題で、セカイ系で、メタ!
 死ぬほど人を選ぶ作品だと思うけど刺さる人には凄く刺さるんだろうなという気持ちになった


Twilight Town: A Cyberpunk Day In Life

Twilight Town: A Cyberpunk Day In Life」は、「Sigyaad Team」のビジュアルノベル。遠い未来の監視社会全開な終わってる街が舞台。
 ギャンブル中毒の主人公ikuro、その彼が全身全霊でメモリの増設をし続けるAIの妻sei、そして物乞いのgirl……あとその他もろもろの登場人物たちの織りなす小話。真面目に読んで1~2時間ほどで終わるくらい短いが、それだけでもディストピアでサイバーパンクな気分に浸れて凄かった。何よりドット絵が美しくて良い。

 まさに「ここからどうなるんだ……?」とワクワクするタイミングで終わり、続編はビジュアルノベルではなくレトロFPSになっている。
 どうやら過去にも東方projectの咲夜に癒されるADVの後に時間停止FPSを配信しているらしく、いわゆるお約束ネタだった様子。個人的には普通にノベルで出して欲しかったかな…


Only Down!

ONLY DOWN」は「Quiet River」の3Dアクションゲーム。狭い足場をどんどん登っていく「Only up」のパロディゲームで、こちらはどんどん降りていく。
 こちらも9/19(誕生日)にいただいたゲームだったが、思ったよりもまともなアクションゲームだった。パロディであるという点を除けば
 ただ適当に落下するゲームというわけではなく、一定ごとにチェックポイントへ送られるワープゾーンが存在する。そのおかげで地形を把握して大幅にショートカットしつつも、ワープゾーンの前にはしっかり止まってジャンプアクションするシーンのしっかり存在する。
 爽快感のある大落下と緊張感のあるジャンプアクションが交互に来て、これが意外と楽しかった。
 まぁパロディゲームではあるんですけども……


ヤマふだ! にごうめ

ヤマふだ! にごうめ」は「KPC」の山登りデッキ構築型ローグライクゲーム。カードイラストは可愛いしカードゲームと言っても管理する要素は多くない。劇的なストーリーがあるってわけではないし難易度は物足りないかもしれないけど虚無ってわけでもない。
 凄くホっとするような、ちょうど良い……そんな作品でした


Altf4 2

 あのALTF4が返ってきた!「ALTF4 2」「PUMPKIM」の3Dアクションゲーム。前作ALTF4はアホほど時間をかけてクリアしただけに意外と楽しみでした。

 ………………何かゲームを再開したらフラグミスなのか透明な壁に道を阻まれて進行不能になったので途中で辞めました。多分アプデとかで直されてるとは思うけど、まぁ、またいつか、やる気が出たら……


Sea of Stars

これって人助けだし。

Sea of Stars」は「Sabotage Studio」のファンタジーRPG。
 あの名作2Dアクション「The Messenger」と世界観のつながりがある事が当初から仄めかされていた作品だったので、The Messengerを知るきっかけになったフォロワーともども楽しみに待っていました。
 あの光田康典氏がゲストコンポーザーとして参加しているということで日本……というかTwitter(現X)でもバズっていた様子でした。

 中身はというと……凄く……凄く惜しい作品といった感じ。
 非常に美しいグラフィックなんだけどルーラもなければリレミトも存在しないせいで移動がちょっと……直球で言うと苦痛だった。
 真EDを見るためにはあるアイテムを集める必要やサブイベントを終わらせる必要があるんだけど、まぁ~~~~ルーラくらいは欲しいよね流石に。

 戦闘システムは良く出来ていると思うんだけどキャラクターが完成するのが早すぎると感じた。最後の仲間がパーティインした瞬間に全てのコンボ技を取得する実績が解禁されて目を疑ったもの。技はどれも強力だけど序盤に覚えた技で終盤も戦う事になるんだよな……

 あと、ゲージを貯めて放つ必殺技みたいなものがあるんだけど、一人だけ明らかにバカ強くて他のものを使う意味0レベルに強いのがあるのもバランスどうなの…?感が強かった。強すぎると思うのなら使わなければ良いと言うのは確かにそうなんだけど、あるなら使うだろ……

 ストーリーは……翻訳のレベルは非常に高いのに頻出する「なら、それって〇〇だし!」のような妙な言い回しで没入感がそがれる。それは良いとしても主人公たちのキャラがいまいち薄かったかな~という感じ。ガールが最高なのは分かるんだけどガールが主人公二人を食っている感じました。
 とここまで貶してはいるんだけどやってる最中は本当に楽しかったんですよね。
 それだけにちょっと気になる点がいっぱい見えてしまう……


ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON

火をつけろ、燃え残った全てに

ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON」は「フロムソフトウェア」のロボットアクション。もはや説明は必要はない有名作。自分はsteam版を購入しました。

 過去作はfor Answerしか遊んだ事がないのですが、どうやらかなりシステムが変わっている様子で、色々と物議をかもしたりかもさなかったりしていたようです。
 自分としては「操作性に悪戦苦闘するよりボスに苦闘する方が健全なんじゃないかな…?」といった感じ。fAもハード全埋め程度はやったし凄く楽しかったんですけど、いまいち敵が強かったというよりは操作が大変だったという記憶が強い。

 AC6はと言うと主に軽~中2でプラズマミサイルで実弾2丁拳銃でのハンガーにかけた近接武器ブンブン丸で三周しました。近接でミッション終わらせたときのブラーが格好良いんだ、これが! 途中でレーザー特化でやってみたりとストーリー攻略中でも色々試せて凄く楽しかったな。

 3周目ルートが自分が望んだ感じのルートじゃなかったのだけが心残りなんだけど、多分僕が望んでいるものはフロムがお出しするような内容ではないだろうから、コーラルにまみれたX(旧Twitter)で浴びるしかないのかもしれない


那由多の軌跡:改

那由多の軌跡:改」は「日本ファルコム」の3DアクションRPG。軌跡と名がついてはいますが、現時点では他の軌跡シリーズとは世界観を共有していません。
 が、そこはやっぱり軌跡。テキストの独特さだとか、後手後手に回り続けるシナリオの展開、大半のモブに名前がついてて、豊富な時限サブイベントもあるなど基本はばっちり抑えてきます。
 ゲームジャンルはRPGではなくアクションRPGに。同じファルコムのイース8と比較するとイース8の爽快感重視でジャストアクションでゴリ押すようなアクション性の高い方向性ではなく、ゲームスピードはやや遅めでレベルをしっかり上げる必要も感じました。与えるダメージの差がでけぇ……
 カメラワークが見づらくて距離感がつかみにくいなど色々難点はありましたが1作品で終わるライトな軌跡を味わえるという意味ではイース8に次いでオススメしたい作品です。


スーパーロボット大戦L

お前が運命に囚われるなら……俺がそれを断ち切ってやる!

本作品をお気に召した方がいらっしゃれば、是非「スーパーロボット大戦」というコンシューマゲームをプレイしてみてください。
きっと、新しい世界が広がります。

幻想少女大戦 readme.txtより

 スパロボやり始めた理由はこれです。夢の果てにまた夢を見る。
「ガンダムSEED系とかファフナー辺りが良い扱いを受けてるスパロボをやりたい」という旨をスパロボ既プレイヤーに伝えたところスパロボLとスパロボUXをお勧めされたのでまずはLから始めました。
 あまりにもボリュームがあってまだ35話までしか遊べていませんが、DSとは思えないほどユニット数・カットインも多く会話もたくさんあって面食らってるのが現状です。
 知ってる作品がラインバレル(ぼんやり)とエヴァと種デスくらいなので状況が呑み込めないシーンも多いのですが雰囲気でやっていけてます。なんか……シンが俺の知らないキャラになっているが……まぁいいか、扱い良いからヨシ!!
 無強化&無スキルパーツでもやっていけてるくらいなので難易度としてはやや控えめなのかな? クリアしたらユニットや作品ごとの印象でも書きたいところ


Eternights

答えろ おまえは誰を愛している?

Eternights(エターナイツ)」は「Studio Sai」が開発したスタイリッシュ恋愛アクションシミュレーションゲーム。PS4/PS5、Epic Games Store、steamと複数展開されています。自分はsteam版をいただきました。
 最初は背景の暗さと光の強さで不安になりましたが、アクションは凄く爽快感があり、キャラクターも可愛くて良かった……!
 人間が化け物になってしまった都市を舞台に、荒廃した世界で生き延びるため、感染症の治療法を探すため、世界の崩壊を食い止めるべくため戦うストーリー。

 戦闘以外のシステムはペルソナ3以降に凄く似ており、表現力、自信などといったステータスを高めて仲間たちとイチャイチャして過ごす事で仲良くなり、それが操作キャラ(名称自由)の強化につながります。美少女3人だけでなくイケメンとも恋仲になる事ができ、ほかのヒロインと同じような事も当然行います。グローバルやね、かなり。

 戦闘システムはスタイリッシュアクションということでボタン連打でコンボやパリィ、QTEなど独創性の高いとは言えないけど操作感が凄く良い!
 ただ最初にも書いた通り背景が死ぬほど暗く、逆にエフェクトなどの光は激しく明るいので死ぬほど目に悪いです。 

み、見辛い……

 そこさえ我慢できれば美少女!イケメン!恋愛!有名声優!スタイリッシュアクション!と好きなものを詰め込んだような作品で好感が持てました。もし続編や同スタジオ発のゲームが出るならしっかり情報を追いたいですね


英雄伝説 空の軌跡FC:改

さよなら、エステル

「英雄伝説 空の軌跡FC:改」は「日本ファルコム」のストーリーRPG。軌跡シリーズの最初の作品となり、FCは「First Chapter」の略だそうです。
「改」は一番最初のPC版から表現規制を行ったPSP版を更にHDリマスターしたもので、ハードはPS3になります。

 倍速モードがないのに演出のテンポが非常に悪く戦闘は極力避けるようになってしまったけど逆にそれがちょうどよい戦闘バランスになっているように感じました。ホンマか? ラストでレベル上げしちゃいました……
 続編と比べるとステータスの影響が非常に大きく、特に防御関係は防具やクォーツを固めるとダメージを0に抑える事も多くて凄く新鮮でした。

 軌跡は零から始めたので「キャラクターだけは知ってる」という状態だったのですが、エステルが想像以上にかわいくて本気で驚きました。

ちょっと発情しがちなところはあったけど、ままエアロ…

 零や黎のようにいったん謎は残しつつも終了!といった感じではなく閃1や閃3のように思いっきり次回へ続く!みたいな終わり方をしたのだけはちょっと笑ってしまった。これ最初のPC版だとFC表記無かったってマジ? まぁFCが「first chapter」だって読み取れるのかと言われると無理だけども……

 ストーリーの最終的な評価はSCやらない事には何とも言えないんですけど、FCをクリアした時点で言うと……凄く良かった。
 基本はエステルとヨシュアの二人旅。各地で仲間と交流しつつも別れ、そして大一番で集結する……こんなしっかりと各キャラが活躍してイキイキとしているストーリーやれたんだなと感動してしまいました。
 2024年にはSCも遊ぶ予定なので今から楽しみです。


ロマンシング サ・ガ2

先帝の無念を晴らす!

「ロマンシングサ・ガ2」はスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたフリーシナリオRPG。
 きっかけとなる最初のイベントと最後のイベント以外はプレイヤーが好きな順番でプレイできる……でいいんだろうか?
 どんなゲームなのか全く把握しないままにプレイしていたので細かい仕様を把握したのはクリアしてからでした。
 でも……楽しかっただろ? はい……
 徐々に火力がインフレしていくのがひたすら楽しかった。
 特にヨーヨー覚えたあたりの爽快感たるやRPGじゃなきゃ味わえないと思うんですよね。まさか最後までヨーヨー使うとは思わなかったな…

 ていうかラスボス強すぎない?
 3000ダメージうおおおおおおお!!とか言ってたらいきなり詰まされて本当にびっくりした。HP多すぎだし攻撃が激しすぎる……
 最終皇帝が男だった上にテンプテーションの見切りをしていなかったのでテンプテーション対策に魔石の石を持たせたり、性別:不明と女で固めたり魔法の開発のためにひたすら戦い続けたり、やれること全部やらされて大変だった…… けど楽しかっただろ? はい……


最後に

 2023年も名作ゲームばかり遊んで凄く楽しかったです。

 ただゲームとは関係ないんですけど、夏頃にHDDを吹っ飛ばしてしまったせいでゲームのスクショが全部吹き飛んだのが本当に悲しかった……
 バックアップは必ず取りましょう、本当に!
 2023年の反省として、2024年はゲームをクリアしたらそのタイミングで感想を書き留めようと思いました……
 
 では。 

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