WINEAR_12月号

月刊ワイニア12月号

どうも、ティモシー(@Poly_Somme)です( ・∇・)

あっという間に12月を迎え、2019年も終わってしまいますね!時の流れの速さにビビり散らかしてますがいかがお過ごしでしょうか。

ワイニアもまだまだ細々とやっておりますが、今後2020年からはワインに興味を持ってもらえる…であろう企画を準備しておりますので、「ちょっと頼んでみようかなーどうしようかなー」とお悩みの方は年末の発表をお待ちくださいませ!


そういえば、先月はボジョレーヌーボーが解禁しました!毎年「解禁日だ!解禁日だ!」なんて騒がれていますが、実際のところボジョレーヌーボーってなんのことだかよくわかってない人も多いのでは…?と思い、

自称日本一わかりやすくワインを紹介するソムリエ(根拠無し)として、なんとか簡単に伝えられる方法はないものか…と考えた結果『短い動画に必要な情報をぎゅっと詰め込もう!』と思いついて勢いで作った動画がこちらになります。⬇︎

構成    30分
資料作成  2時間
音声収録  20分
編集    1時間
充実度   Priceless

初めてにしてはそこそこの出来でした。意外と評判がよかったので、第2回、第3回と作成していきます( ・∇・)

TikTokにもそのまま使えるように編集したいんだけどなかなか難しい。どうやってうまく伝えるべきか…!こういうしょうもないけど楽しい作業って夢中になってしまう。

ということでTikTokも1本挑戦してみました。

今後も色々なネタを考えつつ発信していきますのでよろしくお願いします!


…さて、雑談はこんなもんで!
2019年最後の月刊ワイニア配信です!


今月のテーマは『新世界』

12月最後のテーマは『新世界』にフォーカスしてみました!

…実はこのワイニアのマガジンでは「極力分かりにくい専門用語は排除しよう」と心がけていたのですが…ごめん!新世界の説明だけさせてください!そんなに難しくないので!( ・∇・)

ワインを作っている国は世界にいっぱいあるんですが、大きく2つにグループ分けすることができるんです。

それが旧世界と新世界。

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某海賊漫画を彷彿とさせる単語ですが、『ワインを造った国として歴史が”新しい”か”古い”か』を表す言葉です。この2つの分類分けでなんとなーくですが、ワイン作りも違いが生まれます。

良くわかりづらいですが簡単にまとめてしまうと

旧世界…ヨーロッパ
新世界…それ以外

という認識でオッケー!ワインを見たら『これは新世界かな?旧世界かな?』と気にしてみてください!ただ作られてる国見るだけで分かるから。


旧世界(ヨーロッパ)のワインの特徴はこんな感じです。

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歴史が長いぶん、法律もしっかり作られていたり世界中への知名度も高かったり「ワイン好きがまずしっかり勉強したい産地」としても注目されてます!それはなぜか。

ボトルに書いてあるワイン情報が割と不親切だからです。

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特に有名な産地に起こりがちな症状なんですが、ラベルに書かれてある情報が本当に最低限しか無いんですよね。例えば上に参照している『シャトー・ラトゥール』は、僕の住むボルドーのワインの中でも”5代シャトー”として名高いワイン。つまり『超有名なワインのトップ5』ということもあって、書かれている情報もシンプルに『名前』『産地』『年代』のみ。

「ほら、みなさんご存知ラトゥールですよ。当然うちのワインのことはご存知ですよねぇ??」

と言わんばかりの情報の少なさです。ラベルに絶対書かなくてはいけない情報はフランスの法律で決められていますが、とはいえ本当に必要最低限の情報だけ。有名なワインほど、この傾向にあります。

なのでこっち側は「有名なワインの基本情報」を把握しておく必要があるんです。ボルドーは複数のブドウをブレンドしてるけど、ブルゴーニュはピノ・ノワールという名前のブドウしか使わない、みたいな。

ワインは勉強しなくても楽しめますが、勉強しておいたほうが楽しみの幅が広がります。厄介だね。


一方新世界のワイン。新しいということもあり、ワイン作りやラベルには「是非飲んで欲しい!」というアグレッシブさが伺えます。

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すでに有名な『旧世界』のワインが人気なこの業界において新しく楽しんでもらうためには

見て分かりやすい
値段が安い
ラベルが可愛い

等の何かしらの差別化ポイントが必要になってきます。特に『見て分かりやすい』のは超重要。例えば僕も勉強不足のワイン産地から1本選ぼうと思った時は、ボトルの見た目から選ぶこともあります。それも立派なワインの個性ですからね。

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…とは言え、『旧世界のワインが全て有名』『新世界のワインが全部安く分かりやすい』という訳では無いのも事実。

フランス産でも無名な地域のワインは自分たちの個性を伝えるために分かりやすくまとめているし、アメリカワインの超有名な高級ワインは本当にマークだけ付けてその他一切の情報を書かないものもあります。これだからワインは( ・∇・)

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小難しい話もいっぱいありますが、正直情報なんてただの補足にしか過ぎません。1万超えるワインでも「うーん…?いまいち…」ってものもあれば、1000円くらいのワインで「え!?めっちゃ美味しいじゃん!」ってものも見つかります。新世界だとか旧世界だとか、外部情報に惑わされず自分が美味しいと思ったものを楽しみたいですね!

じゃあその見つけかたなんですが…2020年のお楽しみに是非!裏で色々準備しております!

今月分のワイン紹介

ということで今月のワイン紹介です。今回は新世界の中でも有名な『アメリカ』と『オーストラリア』からチョイスしました!

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2つのワインは『同じブドウ品種』で作られています。(厳密には違うんだけど、それはまた後々…)

作られた国での味の雰囲気の違いなんかも楽しんでみてくださいね!

オマケ:ホットワインの美味しい季節です

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今回のオマケは『ホットワイン ティーパック』をご用意しました!

ホットワイン美味しいけど、意外と材料が色々必要で大変なんですよね…一番簡単なのはワインに砂糖か蜂蜜を加えて一煮立ちさせる方法なのですがやっぱり味気ない。オレンジとかアニスとかシナモンとか欲しいところではありますが、それも準備が大変。

でも、これを使えばお手軽にホットワインを楽しめます!試してみたのですが結構しっかりホットワインになってくれた…!!

色が濃いめの赤ワインで作ると仕上がりが綺麗になるのでオススメです!味のちょうせ


それではまた来月!!
2020年もよろしくお願いします!


文章苦手ながら頑張りました!