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色彩検定:公式テキストの改定(2020年改定)について:新旧版を比較してみた【完全版】

こんにちは、1級 色彩コーディネーターの石川です(@shikisai_online)。

この記事では、色彩検定 2020年改定版の公式テキスト(新テキスト)に関する概要を紹介しつつ、新版と旧版の内容違いなどを検証しています。

【はじめに】このnoteは私が運営している独学情報ブログ「色彩検定ONLINE」に掲載中の「公式テキストの改定(2020年改定)について」の完全版です。

■ 公式テキストの改定について

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色彩検定では 2020年から1~3級の公式テキストが新しくリニューアル(改定)されました。※UC級は変更なし

前回の改定が2009年だったので、実に10年ぶりの改定ということになります。

色彩検定では、基本的に「公式テキストの内容=試験範囲」となるため、2020年度からは、各級の試験範囲・内容が これまでと異なることになります。

これから 独学受験を考えている皆さんは、必ず新テキスト(2020年改定版)を購入するように注意しましょう。

・新テキスト(2020年改訂版)

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こちらが 新テキスト(2020年改訂版)です。表紙に大きくAFTのロゴがあしらわれています。

2020年度冬期試験(11月実施)より、このテキストの内容が出題されます。これからテキストを購入する方は、必ずこちらを購入しましょう。

【メモ】UC級は2018年開始の新しい級なので、今回は改定されていません。従来のテキストがそのまま使用できます。

・旧テキスト(2009年改訂版)

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こちらが、旧テキスト(2009年改訂版)です。表紙の水玉模様が特徴です。

過去に発行されたものの中には、左上の色彩検定協会ロゴが古いバージョン(三角形のもの)もありますが、中身は同じものです。

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2020年度冬期(11月実施)までは、このテキストでも対応可能です。

:試験の経過措置について

いきなりテキスト(試験範囲)が切り替わってしまうと、過去に旧テキスト(2009年改訂版)を購入し、試験を目指していた受験生に不利になってしまいます。

そこで、色彩検定協会では 以下の試験までは、旧テキスト(2009年改訂版)でも受験が可能なように、経過措置を講じています。

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・1.2.3級:2020年度 冬期検定(11月実施)まで旧テキストでも対応可能

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これにより、2020年度の冬期試験に関しては、新旧いずれのテキストで学習しても不利にならない出題が行なわれます。

具体的には、新テキストのみ、もしくは旧テキストのみにしか記載がない項目については、出題が見送られるものと思われます(あくまでも予想)。

2021年度以降は、完全に新テキスト(2020年改訂版)に沿った形で出題が行われます。

【2020.07.15追記】従来2.3級の旧テキストに関しては「2020年夏季検定まで対応」となっていました。しかし 新型コロナウイルスの影響で夏季検定が中止になったことを受け2級、3級についても「2020年度冬期検定まで 旧公式テキストでも対応可能」と変更されました。

■ 新旧テキストの項目を比較

「新テキスト(2020年改訂版)」と「旧テキスト(2009年改訂版)」の内容を比較し 表を作成してみました。

表は 各テキストの目次をもとに、各章項目と 主要内容を一覧にしたものです。旧版の内容が、新版で別項目に統合されている例もあり、項目の増減がそのまま内容の増減を表わすわけではありませんので ご注意ください。

【お知らせ】色彩検定オンラインでは比較表の一部を限定公開していますので記事購入の参考にしてみてください(限定公開版はコチラ)

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