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「た」から始まるFX専門用語まとめ

「た」から始まるFX専門用語をまとめました。

「退場」

退場とは、運用資金が底をついてしまったり、メンタル的にトレードを継続できなくなるなどして、相場(FX取引)の世界から離れていくことです。
FX初心者の多くは、無謀なリアルトレードによって証拠金を大きく減らしてしまい、追加資金がなくてそのまま退場するケースが目立ちます。
追加資金があってFX口座へ追加入金できたとしても、結局は同じようにマイナスが続いてしまうため、退場になるのも時間の問題となってしまいます。
FX初心者に見られる別のケースとしては、何回かの損切りによって「自分のお金が減ってしまう」という現実を目の当たりにした結果、その恐怖からトレードが続けられなくなって退場してしまう──というものがあります。
これらの理由によって退場してしまわないためには、FX取引への計画的な参入が必要になります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-taijou/

「高値圏」

高値圏とは、ある期間のなかで最も高いレートをつけた価格帯のことです。
高値圏を判断する期間は、1日、1週間、1カ月、1年などの範囲や、直近の数分から数時間の範囲など、チャートを注目する視点によって変化します。
高値圏の反対に、ある期間で一番安い価格帯は、安値圏といいます。
高値圏では、相場参加者の間で「さらに上昇していくのか?」それとも「高値圏が天井になって下降していくのか?」という意見の対立が生じます。
そのため、値動きが不安的になり、レンジ系のチャートパターンになりやすい傾向があります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-takaneken/

「高値づかみ」

高値づかみとは、為替レートが上昇を続けていて、高値を更新している状況で買いポジションを持つことをいいます。
安値づかみはそれと反対に、レートが下降を続けていて、安値を更新している相場状況で売りポジションを持つことをいいます。
一般には、レートが上昇継続中という状況で買いポジションを持ったあと、すぐにレートが下降し始めた際に「高値づかみをしてしまった!」といって後悔する、そんなメンタル的なネガティブ表現として使われる傾向があります。
高値づかみのなかでも、後から見て(直近の期間における)ほぼ最高値の為替レートで買いポジションをもってしまうことを、特に「天井づかみ」と呼びます。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-takanezukami/

「建値(たてね)」

建値とは、FX取引において、エントリーしてポジションをもったときの為替レートのことです。ドル円を100円で買いエントリーした場合、そのポジションの建値は100円となります。
ポジションを決済(差金決済)するときは、この建値を基準にして計算しますので、とても重要な意味を持つレートです。
エントリーする時に出した逆指値注文のレートと、実際の建値が、異なったレートになることがありますが、これはスリッページと呼ばれる現象で、値動きの急変時に起こりやすくなります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-tatene/

「建値撤退(たてねてったい)」

建値撤退とは、買いもしくは売りでエントリーしたポジションを、エントリーしたときと同じレート(建値)で決済することです。
その結果、そのトレードはプラスマイナスゼロで終わることになりますが、実質的にはスプレッドや手数料の分だけマイナスになります。
建値撤退が用いられるケースとしては、主に以下のようなものがあります。
利を伸ばそうとホールドしていたが、これ以上伸びていかないと判断したので、レートが戻ってきたときに建値撤退した。
ポジションが含み損になり、状況も想定違いだったと判断したので、レートが建値に戻ってきたのを幸いに建値撤退した。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-tatenetettai/

「ダマシ」

ダマシとは、チャート分析(テクニカル分析)によってなされた判断とは反対の結果があわられることです。
チャート分析は、相場に参加しているトレーダーの数だけ存在するため、基本的にダマシは主観的なものといえます。しかし、状況によっては、多くの相場参加者のコンセンサス(共通見解)が見られます。
こうした状況でダマシが起きると、相場はパニック的な状態に陥り、値動きが激しくなる傾向があります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-damashi/

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