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「ね」から始まるFX専門用語まとめ

「ね」から始まるFX専門用語をまとめました。

「ネガティブサプライズ」

ネガティブサプライズとは、市場が全く予想していなかった悪材料(悪い出来事や情報)や、相場に織り込まれていなかった悪材料によって生じた、市場参加者たちの驚きのことです。
「きっと悪くなるだろう」と思われていたものが実際に悪くなったとしても、それはサプライズにはなりません。重要なのは、市場参加者たちが悪い意味で驚くような、悲観的な事実が発生することです。
例えば、ネガティブサプライズには次のようなものがあります。
良くなるに違いないと思われていた経済指標が、発表されてみると大きく悪化していた。
これまで大した変化もなかった経済指標が、突然悪化した。
平和が当たり前だった国や地域で、政変や戦争が起こった。
重要な国や地域で天変地異が起こり、大きな被害が発生した。
国の要人が、市場参加者たちが悪影響を被るような発言をした。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-negasurprise/

「値ごろ感」

値ごろ感とは、トレーダーが「このレートなら買っても(売っても)いい」と思う感覚のことです。
FXでは、このような値ごろ感でトレードすると、不利なレートでポジションをもつことになりがちなので注意が必要です。
こうした根拠のない感覚や感情によるトレードは、まぐれ当たりのような一時的な成果にはなったとしても、長期的には好ましい結果をもたらしません。
大きな時間足で下降トレンドが続いている状況にもかかわらず、「これだけ下落したのだから、もうそろそろ上昇するだろう。ここで買うのはお得だ」といって買いポジションをもつのが、典型的な「値ごろ感によるトレード」といえます。
そのトレードの結果はいうまでもなく、確率的にはさらに下降トレンドが継続していき、買いポジションは大きな含み損に見舞われることになるでしょう。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-negorokan/

「ネックライン」

ネックラインとは、ダブルトップやダブルボトム、ヘッドアンドショルダーに引かれるラインのことです。
ネックラインを引くことで、それらチャートパターンでの売り買いの攻防の急所となるレートが明確になります。
ダブルトップのネックラインを抜けることは、高値更新が出来なかった事実が確定され、相場参加者の間で「もう上昇しないのではないか?」というムードが生まれます。
その後、さらに高値が切り下がるなどすれば、下降トレンドへと移行していく可能性が高まります。
もし、このとき買い勢力が強ければ、もみ合い(レンジ状態)になる可能性もありますし、さらに大きな時間足のレートの方向性が上を向いていれば、ここからでも大きく再上昇していくことも考えられる場面です。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-neckline/

「値幅」

値幅とは、為替レートが上昇したり下降したりする変動の幅のことです。
FXでは、もみ合い(レンジ)の上限と下限との幅を指したり、一定期間に変動した為替レートの幅を指したり、現在レートからサポートラインやレジスタンスラインまでの幅を指したりします。
例えば、為替取引(FX)の中では次のように使われます。
「米雇用統計の指標発表を受けて活発な取引が行われ、ドル円の値幅が大きくなっている」
「ユーロドルの値動きが横ばいに入り、50pipsほどの値幅のレンジ状態が続いている」
「経済ニュースなどの材料不足で値動きが乏しく、ポンドドルは三角保ち合いになって値幅が狭まってきている」
「レジスタンスラインまでの値幅が少ないので、エントリーしても利益が見込めない」

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-nehaba/

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