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「え」から始まるFX専門用語まとめ

「FX取引」

FX取引とは、円やドルなどの通貨を売買し、差益を狙う取引のことです。
正式名は、外国為替証拠金取引といい、一定の証拠金をFX会社に預け入れ、レバレッジをかけて差金決済で売買をおこないます。
FXという単語は「foreign exchange」の略で、外国為替のことを指します。
取引の種類には、FX会社と投資家が直接取引する「店頭FX取引(相対取引)」と、取引所で取引される「取引所FX」の二つがあり、「くりっく365FX」が取引所FXにあたります。
FX取引の方法としては、長期間にわたってポジションを所有する「長期トレード」、数日から数週間のポジション保有でおこなう「スイングトレード」、エントリー後は当日中に決済を行う「デイトレード」、数秒から数分という短時間にエントリーと決済をくり返す「スキャルピング」といったものがあります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-fxtorihiki/

「エマージング通貨」

エマージング通貨とは、経済が発展途上の「新興国」と呼ばれる国で流通している通貨のことです。
中南米、東南アジア、中東、東欧の国々を指すのが一般的で、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)、VISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチン)の各国通貨が、エマージング通貨としてポピュラーです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-emargingcur/

「エリオット波動理論」

エリオット波動理論とは、米国の株式アナリストのラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)が考案した、チャート分析理論のことです。
エリオット波動理論の根底にあるコンセプトは、「レートの動きは波動を描く」というもので、その波動は「5つの上昇波」と「3つの下降波」に分類され、それらが相場の流れのなかでくり返される──というものです。
しかし、エリオット波動についてよく言われることとして、例えば「どの波が第3波なのか、判断がつかない」というものがあり、実際のトレードに応用することが難しいとされています。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-elliott/

「円売り介入」

円売り介入とは、投機的な動きなどで円高が異常に進んだ際に、政府当局が為替市場で円を売ってドルを買う、為替介入のことです
日本では、政府からの委託を受けて、日本銀行がおこないます。
日本国紙幣は理論的には日本銀行が自ら無限に印刷し発行することが出来ますので、必要なだけ無尽蔵に円を売る為替介入が可能です。
とはいえ、現実的には国際的な非難(自国通貨優遇への批判)は不可避な上、近年では為替介入の効果が限定的、かつ疑問視されていて、表立って行われる機会は少なくなって来ています。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-enurikainyuu/

「円キャリートレード」

円キャリートレードとは、低金利通貨である円で借り入れをして資金を調達し、高金利の国の通貨で運用することで、その運用益に加えて金利差による利ざやを得ようとするトレードのことです。
もともとは、日本と諸外国との大きな金利差に目をつけたヘッジファンドが行い始めたものです。
過去には日本の個人投資家の間でも、FX取引をつかった円キャリートレードがブームになった時期がありました。
当時の高金利通貨の豪ドル(オーストラリア・ドル)の買いポジションをもち、その金利(スワップポイント)と為替差益を得るというトレードスタイルが、一般投資家のみならず家庭の主婦にまで広がっていたのです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-encarrytrade/

「エンベロープ」

エンベロープとは、テクニカル分析で用いられるインジケータの一つで、移動平均線の上下に一定の幅で引かれたラインを指します。
基準となる移動平均線から、どれだけ上下に離れたところにラインを引くかを「乖離率」といいます。
エンベロープが考案された背景には、「平均から乖離したレートは、いずれ平均に収束してくる」という考え方があり、これがエンベロープの使い方の基本となります。
つまり、レートが移動平均線から離れてエンベロープに近づいたら、また移動平均線へと収束していくことを想定して逆張りのエントリーをおこなう、というものです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-envelope/

「エントリー」

エントリーとは、FX相場で新しくポジションを持つことをいいます。
エントリーとは、英語で「入り口」「入ること」という意味であり、その名の通り、買いか売りのポジションを作って相場へ入っていくことを表しています。
具体的にエントリーする(した)レートのことを、エントリーポイントと呼びます。
FXトレーダーにとっての重大事のひとつは、このエントリーです。
テクニカル分析を通じて、どのようなチャート状況(背景状況)で、どのようなタイミングで、どれ位のポジションサイズでエントリーするのか。
これはFXトレーダーの数だけバリエーションがあるといっても過言ではないのですが、それでもある程度の傾向が見られるのは確かです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-entry/


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