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「ら」から始まるFX専門用語まとめ

「ら」から始まるFX専門用語をまとめました。

「雷同買い・雷同売り」

雷同買い・雷同売りとは、自分の相場予測や相場判断をもたずに、アナリストの意見や他のトレーダーたちの動き(人気や評判)に追随してトレードすることです。
いわゆる「長い物には巻かれろ」の姿勢に近いものがあり、追随トレードとも呼ばれます。
為替取引(FXトレード)において、雷同買い・売りでポジションをもって利益を得られればいいですが、含み損を抱えたり損失になったりしたら、その原因と責任をアナリストや他のFXトレーダーに求めてしまい、他人のせいにして終わってしまう可能性があります。
FXの結果を他人任せにしてしまっては次のトレードに生かせませんし、また同じ過ちを繰り返すことにもなりかねません。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-raidougai/

「ラインチャート」

ラインチャートとは、為替取引のテクニカル分析で用いられる「値動きを視覚的に表したチャート」のひとつで、値動きの時間経過がシンプルなラインで表されているのが特徴です。
ラインチャートは、四本値のうち「終値」のみを利用して描画されますので、ローソク足チャートでいうところの「ヒゲ」にあたる高値と安値は反映されないことになります。
「値動きで最も大切なのは終値だ」というコンセプトから、欧米の為替や株式市場では長期トレードを行うトレーダーを中心に、ラインチャートを用いるトレーダーが一定数存在します。
為替レートの一時的な高値と安値という「値動きのノイズ」を取り除くことが出来るので、一歩引いた大きな視点から値動きの推移をシンプルに把握するのに役立つものといえます。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-linechart/

「ラインブレイク」

ラインブレイクとは、サポートラインやレジスタンスライン、トレンドライン、ネックラインなどのチャートポイントをレートが抜けること(ブレイクアウトすること)をいいます。
為替取引(FX)のチャートポイントでは、売り買いそれぞれの注文が溜まっている可能性が高いため、チャートポイントをブレイクすることでそれら売買注文が一気に約定される結果、一方向への値動きが加速することが想定されます。
そのため、ラインブレイクには注意を払う価値があります。
チャートにラインを引いて、そこをブレイクしたらトレードするという手法を「ラインブレイク手法」と呼び、シンプルなプライスアクショントレードのひとつとして人気があります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-linebreak/

「ラウンドトップ・ラウンドボトム」

ラウンドトップとラウンドボトムとは、為替相場(FX)のチャートパターンの一種で、それまでのトレンドが転換していく際に現れる反転パターンです。
ソーサートップ、ソーサーボトムとも呼ばれます。
山形(おわん型)を形成しながら徐々に反転していくという特徴があり、ダブルトップやヘッドアンドショルダーのような明確な「レンジの上下限」が現れないことも相まって、トレードしにくいチャートパターンのひとつと言えます。
売り勢力と買い勢力のどちらが優勢なのかを見極めることが難しいため、為替市場の相場参加者のコンセンサスが一致し辛く、結果として不明瞭な相場状態が続きやすくなります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-roundtop/

「ラッキートレード」

ラッキートレードとは、エントリー当初は想定もしていなかったような利益を、幸運な形で偶然に得ることが出来たトレードのことです。
為替取引(FXトレード)でのラッキートレードの例としては、次のようなものがあります。
ポジションを持っていたら、経済指標の発表や突然のニュースによって一気に大きくレートが動き、思わぬ利益を得られた。
負けトレードが続いていたので、一気に取り戻そうと大きなポジションサイズでエントリーしたところ、予想が的中して莫大な利益になった。
「もうそろそろトレンド転換するだろう」と思って逆張りでエントリーしてみたら、ピタリと天底を当てることが出来て利益になった。
ラッキーという言葉とは裏腹に、相場の世界でのラッキートレードは「単純に喜んではいけないもの」として扱う必要があります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-luckytrade/

「乱高下」

FXトレード(為替取引)における乱高下とは、短時間で為替レートが激しく上下することです。
その通貨ペアの値動きの方向性が定まらない不安定な状況を示しており、大抵はボラティリティも大きくなる傾向があります。
為替相場で乱高下が起きる要因は様々で確かなことは分かりませんが、機関投資家や大口トレーダーといった投機筋(短期筋)による仕掛けとその決済によって起きるものが多いと見られています。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-rankouge/

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