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「う」から始まるFX専門用語まとめ

「ウィーク・オーダー」

ウィーク・オーダーとは、その週の金曜日、米国市場終了(日本時間の翌土曜日早朝)までを有効期限とする注文のことです。
週末の終値と月曜日の開始時点の為替レートが大きくかけ離れることを、「窓を開ける・窓開け」といいますが、ウィークエンドにポジションを保有し続けることで、こうしたリスクをかかえてしまう可能性があります。
ウィーク・オーダーは、そんなリスクを避けたいトレーダーのために生まれた注文方法です。
このウィーク・オーダーは、週内のどのタイミングで発注しても、金曜日に米国市場が終了した時点で自動的にキャンセルとなり、注文不成立となります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-weekorder/

「ウェリントン」

為替取引におけるウェリントンの意味は、オセアニア市場のひとつである「ウェリントン為替市場」のことを指しています(ウェリントンはニュージーランドの首都です)。
外国為替市場の中では、世界で最も早く(日本時間で午前5時から)スタートする都市です。
このウェリントン市場を皮切りにオセアニア市場が始まり、シドニー為替市場、東京為替市場、香港為替市場と、アジア各地の為替市場がオープンしていきます。
1日で最も遅くスタートするニューヨーク為替市場が終わる直前に、再びウェリントン市場が次の日の取り引きを開始します。
このように、FX取引は24時間休むことなく売買取引が続いていき、ウェリントンはそのスタート地点としての一種のシンボル的な意味合いがあります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-wellington/

「動く時間帯」

「動く時間帯」とは、為替市場で取引が活発に行われてレートがよく動き、ボラティリティが高まる時間帯のことです。
為替取引(FXトレード)において取引が活発になる時間帯は、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場それぞれのオープン時間や、各市場の取引時間が重なる時間帯です。
東京市場で取引されている時間帯(東京タイム)の中では、株式市場のオープン時刻の午前9時から仲値が決まる9時55分までを中心に、ドル円の為替レートが動きやすい傾向があります。
ロンドン市場では、日本時間の15時頃(サマータイム時)から「ロンドン早出勢」と呼ばれる現地早朝参加組の大口トレーダーたちが参戦し始め、ユーロドルが動き出す傾向があります。
それまでのユーロドルのトレンドを一旦否定する値動きが現れたり、停滞していた場合はダマシのブレイクアウトが起きたりするケースが散見されます。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-ugokujikantai/

「薄商い」

薄商いとは、FX市場での通貨取引量が少なく、相場参加者も乏しく閑散としている状態のことです。
例えば、米雇用統計や各国中央銀行の政策金利発表、米小売売上高など、重要指標発表イベントの結果待ちの状況では材料不足のため薄商いが生じやすく、「様子見ムード」「模様眺め」「閑散相場」などといわれることもあります。
また、夏休み時期(欧米のサマーホリデー期間)や年末(クリスマス休暇)などには、機関投資家(大口トレーダー)たちの多くが休暇に入るため、相場参加者と為替取引高は減少する結果、薄商いになりやすくなります。
市場参加者が少なく取引量が全体的にとぼしいと、わずかな売りや買い注文でレートが一方向に大きく動くことがあるため、薄商いの状況でトレードする際には注意が必要です。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-usuakinai/

「埋める」

埋めるとは、チャート上で前回と今回のローソク足の間にできた隙間(窓)が埋まることを指し、これを「窓埋め」と呼びます。
FXでは、金曜の日足の終値と、次の週の月曜の日足の始値の間で「窓」が開きます。
他にも、重要な経済指標の発表によって、前のローソク足から大きく離れた始値をつけることがあり、このときも「窓」が開きます。
この「窓」は、次の足で埋まることもあれば、何本も後になってから埋まったり、埋まらないまま相場が進んでいくこともあります。
一般的な傾向としては、窓は「埋まりたがる」傾向が見られますが、相場に絶対はありませんから、思い込みや決めつけはいけません。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-umeru/

「上値」

FX相場などにおいて、現在の為替レートよりもさらに高いレートのことを指します。
まだレートが上がる余地のある場合を「上値を残す」といい、そこからさらにレートが上昇して、一段と買いが盛んになる場合を「上値を追う」といいます。
上値を追う相場状況になると、一旦は為替レートが下がってきても直ぐに買い勢力が参入して、底堅い相場展開になったり、ときにはレートの激しい反転が起きてすぐさま高値を更新していくケースもあります。
文字通り、より高い為替レートをトレーダーたちが競って追い掛けているような相場状況です。
また反対に、為替レートが上がりそうで上がらない状況のことを「上値が重い」といいます。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-uwane/

「う」から始まるFX専門用語まとめ

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