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「き」から始まるFX専門用語まとめ

「き」から始まるFX専門用語をまとめました。各用語の詳しい解説内容やチャート、イラスト図などは、リンク先のブログをご覧ください(各FX専門用語の見出しをクリックするとリンク先ページが表示されます)。

「キー・リバーサル(包み足)」

キーリバーサルとは、ローソク足のパターン(プライスアクション)のひとつで、「包み足(つつみあし)」のことです。
それまでの流れの方向に逆らって、1つ前のローソク足を包むようにして、大きな反対足があらわれる状況を指します。
キーリバーサル(包み足)
キーリバーサル(包み足)があらわれると、そこからレートが反転していく傾向が見られますが、もちろん絶対ではありません。
大きな流れに逆らったキーリバーサルは、相場参加者から否定されるようにして再び反転していく可能性がありますから、安易にローソク足のパターン(プライスアクション)だけに従うのではなく、チャート全体の大きな流れを踏まえて判断する必要があります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-keyreversal/

「基軸通貨」

基軸通貨とは、国同士の間で、決済や金融取引のために最もよく使われる通貨のことです。
どの通貨が基軸通貨として使われるかは、その時代で、経済力・政治力・軍事力の最も優れた国がどこかによって決まると考えられます。
その国の通貨の流通量の多さ、経済活動の規模、軍事力を背景とした政治的安定性、これらの総合力によってその時代の基軸通貨は定まっていきます。
言い換えると、どの国の通貨が最も信頼できるか──ある日突然通貨の価値が無くなったり、権力者の都合によって通貨の価値が操作・棄損されるような心配(政情不安)がないか、という視点があるということです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-kijiku/

「逆指値注文(ぎゃくさしね)」

逆指値注文とは、現在のレートよりも高くなったら「買い」、安くなったら「売り」をおこなう注文方法のことです。
例えば、買いのポジションをもっているとき、「このレートよりも下落したら損切りをする」と決めたレートに「売りの逆指値注文」をおくことで、損失を限定することができます。
この、損切りのための逆指値注文は、トレードのリスクを限定するための重要な注文となります。
逆指値注文は、損切り用の注文として用いられる場合には、「損失を食い止める」という意味で、ストップ・ロス注文と呼ばれることがあります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-gyakusashine/

「逆張り」

逆張りとは、その時点での相場の流れに逆らったトレードのことで、そこからレートが反転すると想定して行われるトレードを指します。
反対に、相場の流れにそったトレードのことは、順張りといいます。
逆張りが上手くいくと、相場の反転の初期段階からポジションをもつことが可能になります。
その結果、利益と共に「相場の未来を当てられた」という満足感が得られるため、この魅力にひかれるトレーダーは大勢います。
しかし、初心者は無闇に逆張りに手を出さず、順張りを通じて相場感覚を磨いていくことをおすすめします。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-gyakubari/

「ギャップ」

ギャップとは、為替チャートのローソク足の間に現れる「すき間」のことで、「窓」とも呼ばれます。
具体的には、あるローソク足の終値と次のローソク足の始値との間に、大きなすき間が出来ることを「ギャップが開いた(窓が開いた)」といいます。
株式相場では、日足チャートで頻繁に見られるものですが、為替相場(FX)では、一般的には週末と月曜日の間でしか見られないものです。
米雇用統計や政策金利発表などの重要経済指標の発表時に、始値が大きく離れたところに付くことがありますが、これは「値が跳ぶ(飛ぶ)」と表現されることが多いようです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-gap/

「キャンドル・チャート(ローソク足)」

キャンドルチャートとは、ローソク足チャートのことです。
ローソク足チャートは日本が発祥であり、数十年くらい前から、アメリカを中心に海外でもトレードで一般的に利用されるようになってきました。
キャンドルチャート(ローソク足)では始値、高値、安値、終値という4つのレートによって、値動きの変動・変化が視覚的にとても分かりやすく表現されているのが特徴です(プライスアクションが判断しやすい)。
例えば、長いヒゲによる「否定の値動き」は、終値だけを直線でつないだラインチャートでは捉えられないものですし、縦線と小さな横線の組み合わせで構成されるバーチャートよりもずっと明確にプライスアクションを捉えることが可能です。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-candlechart/

「強制ロスカット」

FX取引には、ポジションの含み損が証拠金に対して一定割合を超えてしまった時点で、FX会社によって強制的に決済(損切り)されるという仕組みがあります。
FX取引で「ロスカット」という用語を使う場合は、この強制的な決済の仕組みのことを指し、FX会社側が強制的に決済してしまうことから「強制ロスカット」と呼ばれます。
ポジションが強制ロスカットされるのは、リアルタイムで証拠金維持率を下回ったときです。
しかし強制ロスカットの前に、まず証拠金維持率が危険な水準に低下した時点で、FX会社から「マージンコール」が送られてきて、追証・おいしょうを求められることになります。
証拠金を入金して追加することで、その場は強制ロスカットを免れることが出来ます。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-losscut/

「協調介入」

協調介入とは、政府当局による為替介入(莫大な通貨の売買によるレート操作の実力行使)のひとつです。
複数の国の中央銀行が協力して、為替介入対象の通貨に対して為替相場に「大量の売りもしくは買い注文を出すこと」によって介入することをいいます。
ひとつの国の中央銀行だけの介入よりも、その規模が大きく、介入タイミングも介入各国間の時差を利用して幅広く設定できるため、国際為替市場へのインパクトが大きくなる傾向があります。
例えば、日本銀行による日本円への為替介入の場合、EU各国の協力によって日本時間深夜から早朝に、機関投資家などの大口トレーダーたち相場関係者の不意打ちを狙うように行われるケースがあります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-kyouchoukainyuu/

「き」から始まるFX専門用語まとめ

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