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「せ」から始まるFX専門用語まとめ

「せ」から始まるFX専門用語をまとめました。

「セリング・クライマックス」

セリング・クライマックスとは、中長期的に下落し続けていた為替相場の最終段階で見られる、ダメ押しともいえるパニック的・連鎖的な売りのことです。
「この通貨ペアはもう十分に下落している」「そろそろ買ってもいいんじゃないか?」と思い始めていた、そんな相場参加者たちの予想を超える激しい下落によって、売りが売りを呼ぶ相場展開になっていきます。
セリング・クライマックスの相場展開のなかでは、買いポジションを持ち続けていたFXトレーダーたちの「損切り注文」や「強制ロスカット」による売り注文が、さらなる下落のエネルギーとなっていきます。
こうした値動きは、1年に一度あるかないか、というものです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-sellingclimax/

「ゼロサム」

ゼロサムとは、利益を得た人たちの「利益の合計金額」と、損失を出した人たちの「損失の合計金額」をトータルすると、プラスマイナスゼロになることをいいます。
FX取引では、通貨を買うときには、同じだけの通貨を売るトレーダーが、取引の向こう側に存在しています。
ですから、通貨の売買によってやり取りされているお金は、基本的に為替相場の世界で移動しているだけということになります。
ちなみにFXの世界では、あくまでも「利益と損失がゼロサム」なのであり、「勝つ人数と負ける人数」はゼロサムではありません。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-zerosum/

「専業トレーダー」

専業トレーダーとは、トレードを職業としてその収益で生計を立てているトレーダーのことです。
トレードがメインの職業ではなく他の職業やビジネスをもっていたり、サラリーマンをしながらトレードをしている人は、兼業トレーダーや副業トレーダーといいます。
株式相場や商品先物の世界では、専業トレーダーのことを「相場師」と呼んだりもします。これは、伸るか反るかの大勝負をするイメージから生まれたものと考えられます。
ビジネスの世界のエグゼクティブにも多種多様な人物・スタイルがあるように、専業トレーダーにも多種多様な人・スタイルがあり、そのトレードスタイルや日常生活スタイルは一概には語れません。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-sengyoutrader/

「全値押し(戻し)・全モ」

全値押しとは、上昇していたレートが下降に転じ、それまで上昇していた値幅の分だけ下落してしまった状況をいいます。全値戻しはその逆です。
全値押しと全値戻しのことを、ネットスラング(俗語)では「全モ」と呼びます。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-zenneoshi/

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