日報 - 20210508

常々日記なるものを書き留めたいと思っていた。

正直手持ちのブログでやるには軽すぎるような気もして（ブログという概念から逸脱しているということは棚に上げて）、なかなかやる気にはならなかったが、noteならばひょっとしてなんて思ったり思わなかったり。というわけで、こうしてやってみる。

目に見えている未来としてはどうせこれは三日坊主になるだろうとは思うが、とりあえずでも始めなければ三日坊主にすらなれない。

初日のテーマとして、最近大きく動いたこと2つ。

Arma 3 Creator DLC: S.O.G. Prairie Fireが発売された。

私が一部関わっているArma 3向けの（C）DLCで、私が関わったプロジェクトの中では紛れもなく最も大きく、秘密も大きい。NDAで保護されている機密情報がいっぱい。よって何か質問をされてもお答えできない可能性もあることをご了承願う！

本当はベトナム戦争はエンターテイメントとして見るにはあまり好きではない戦争だ。理由としては“Oversaturated”だから。日本語でいうと「露出が多い」から。アメリカ人を始めとした西側諸国の一庶民として、エンターテイメントとしての戦争を見たとき、正直なところこうした戦争、例を上げると第二次大戦中のヨーロッパ西部戦線、ベトナム戦争、湾岸からシリアまでの中東の戦争といったものが取り上げられることが多く、そういう意味でこうした戦争は実はあまり好きではない。嫌いじゃないけれども、もう少しニッチというか、一歩引いた戦争が見たいと思っている。

そういうわけで、私が次に期待するものは太平洋戦争のCDLCなんだけれども、まあ期待は大きくしないくらいがいいと思う。

先日『硫黄島からの手紙』を観たのもこれが影響している。『ザ・パシフィック』を観たいなあとも思ったりしているが、とりあえず映画をしっかり腰を据えて観られる体力気力が必要かな。

それはそれとして、このプロジェクトに関われたことはとても嬉しく思う。まだやらなければやらないことはあるが、とりあえず発売おめでとう、と。

次に、就職したこと。

具体的な話はしないが、とても良いところに入れたと思う。まだまだ責任も小さく、与えられた仕事を右から左へと流すくらいの仕事だが、自らに責任が存在し、褒めてくれて、一人の人間としての感覚を味わうことができるこの場所が好きだ。

正直なところ、目の前にやることがあって、与えられて、そうして自分でできる瞬間というのは何者にも勝る抗鬱剤と思う。私はまあ御存知の通りメンヘラと呼ばれるタイプの人間であるからして、それを紛らわせることができるものというのはとても大切だ。自分のことを好きでも嫌いでもいない状態で、ただ無心に作業に取り組めると、それはまさに抗鬱剤だな、と。私はぼーっとしていたり、好きなことをしていると逆に様々なネガティブな考えが出てくることがあるので、そこは非常によくないものの一つだと思っている。

とはいえ、しっかり就職できたからには私は大丈夫だ。これからも歩んでいこう。

毎日この分量を書けるとは思っていないし、日記ならTwitterでいいだろ、みたいなのはなくはないが、自分の気持ちを書き留めれば、いつか何か花開くことはあるのではないか。とりあえず、今日はこんなところで。