2019 横浜国立大学 都市科学部 都市社会共生学科 小論文 模範解答

問1
これからの時代は、国際関係について、上下関係や支配・被支配の構図ではなく、対等な関係を中心に考えていくべきである。ところが、これをグラフでイメージすると、下降する線には原理的に終わりがない。反対に、「山を下りる」という表現であれば、いつかは平地に行きつくことが含意される。平地には、古代文明の発祥に見られるように、人が集まり都市ができる。このような平地にできた対等な関係を持つ都市というイメージは、これからの時代を考えるうえで有益である。(219字)

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