2014 順天堂大学 スポーツ健康科学部 推薦入学試験 小論文 模範解答

オープンチャット「大学入試 小論文 対策相談室」


【一般推薦】

問1.

【小学生】

小学生は、朝食を食べ、睡眠を6時間以上取ると、体力合計点が高く、朝食の摂取と睡眠時間が体力に影響を与えることがわかる。(59字)

【中学生】

中学生は、睡眠時間の量の差は大きく体力合計点に影響しないものの、朝食を毎日食べると体力合計点が高い傾向が見られる。(57字)


問2.

図から明らかなように朝食を取ること、十分な睡眠時間が体力向上には必須である。食事や睡眠は、子どもの生活習慣にかかわる。子どもの生活習慣全体を適切なものとするために家庭の果たすべき役割は非常に大きい。したがって、各家庭において,保護者も子どもも守るべき生活習慣についてのきまりをつくるなど,積極的に子どもの生活習慣の改善に取り組むことが重要だと考える。たとえば、小学生に対しては、家族で共に朝食を取るようにしたり、早寝早起きなどの生活リズムの確立を保護者とともに行うよう学校や自治体が保護者に指導することによって、子どもの体力向上に寄与すると考える。

中学生は、勉強量も増え、部活動などもあり、活動の時間が小学生より増えることが予想される。しかし、睡眠時間はさほど体力に影響しないことが図からわかる。そこで、食事をきちんと取ることが体力向上には不可欠だ。したがって、各学校への栄養指導職員の参画など、学校における食育指導体制を整えることが必要だと考える。学校でも、朝食を毎朝きちんと取ることや、栄養バランスの整った食事をとることの重要性を子どもたちに指導する。また、食に関する知識を教えるだけでなく,知識を望ましい食習慣の形成に結び付けられるような実践的な態度の育成が望ましいと考える。

以上の取り組みによって、私は子どもたちの体力向上という課題が図られると考える。

(580字)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?