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マジックを演じるために知っておくべきこと(連載3)
演技中に違和感を発生させる原因とは何なのか。僕が考える7つの原因と対策の続きです。1番目は前回の記事に掲載されています。今回は2〜7まで一気にどうぞ。
2.不必要な関節の動き
トランプの1番上のカードを横に裏返すだけなら、利き腕の肘まで動かす必要はありません。この肘の動きのように不必要な関節の動きは違和感に繋がります。カードを裏返す動きを小さくするには「利き手」だけで行うのではなく「受け手」(造語、利き手の反対の手の意味)の手首を脱力するように指先側を下げる事で、デックのトップ面を下り坂にして、裏返すカードの受け手側サイドを重力で滑らせると、利き手をほとんど動かす事なく裏返す動きが進むので、利き手の動きを小さくできます。(写真1〜3)またカードが完全に裏返るまで、利き手でカードを持っておく必要はなく、地面に対して垂直を越えた所でカードを離せばカードは自然に倒れます。(写真3〜4)このように必要最小限の動作で目的を達成する方法を学ぶことで、不必要な関節の動きから発生する違和感を防ぐ事ができます。
写真1
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写真2(裏返すカードを落とすイメージ)
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写真3
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54575437/picture_pc_844a73c73f49b416697b588cd42014f8.jpeg?width=800)
写真4(最後はカードを倒すイメージ)
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