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(基本解説020)国会は「議決の場」 では細かい話し合いはどこでやるのか

(政治や法律の基本解説)
(2分で読める)



国会は議決が主
細かい審議は「委員会」で行う

議案をかける委員会は
参考人招致や証人喚問を
行使する強い力を持っている




国会は議決がメイン

 国会というと、議員が一堂に会して法案や予算案を決めていく「本会議」を想像しますが、実際は本会議は議決を主にした場所です。国会における細かい話し合い(審議)は、その前の「委員会」を中心に進められています。

細かい話し合いは「委員会」が中心

 衆議院と参議院には、それぞれ「予算委員会」、「内閣委員会」、「総務委員会」といった17の「常任委員会」が設けられています。

 常任委員会のなかでも、とくに「予算委員会」は総理をはじめとする重要閣僚が参加し、マスコミや国民の注目度も高い委員会です。予算だけでなく国政全般について広く質疑が行われます。

 また常任委員会とは別に、必要に応じて「原子力問題調査特別委員会」や「地方創生に関する特別委員会」といった「特別委員会」が設けられることもあります。

委員会が強い力を持つ

 ひとつの委員会は、20〜50名くらいの国会議員で構成されます。大臣など一部の例外を除き、議員は会期中いずれかの常任委員会に所属しており、2つの委員会をかけ持ちしている議員もいます。

 国会において、法案を最終的に本会議に上程じょうてい(議案を会議にかけること)するかどうかを決めるのは委員会なので、「委員会中心主義」となっています。法律の制定において、委員会が持つ力が大きいといえます。参考人招致や証人喚問などに代表される、「国政調査権」を行使するのも原則として委員会です。


17の「常任委員会」

内閣委員会
総務委員会
法務委員会
外務委員会
財務金融委員会
文部科学委員会
厚生労働委員会
経済産業委員会
農林水産委員会
国土交通委員会
環境委員会
安全保障委員会
国家基本政策委員会
予算委員会
議院運営委員会
決算行政監視委員会
懲罰ちょうばつ委員会

特別委員会(2018年通常国会)

災害対策特別委員会
地方創生に関する特別委員会
原子力問題調査特別委員会など


参考文献
『政治のキホンが2時間で全部頭に入る』 馬屋原吉博 すばる舎




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