早稲田の政治・経済 直前予想問題集(時事問題編)

はじめに

入試科目である「政治・経済」において、早稲田大学の試験問題は日本最高難度です。 


もちろん、多くの受験生が解ける基本問題も出題されますが、合否を分けるのは、主に2種類の問題です。 


1つ目は教科書や市販問題集にある知識のうち、正答率の低い知識です。 


そして、もう一つは、この問題集で扱う時事問題です。 


そもそも多くの受験生は、時事問題の学習に多くの時間を割いていません。

なぜなら、時事問題を解けなくとも模試では高偏差値が取れてしまい満足してしまうからです。 


しかし、早稲田大学(難関私大も)の入試問題は、模試とは異なります。 


多くの受験生が、基本問題を熟知し、正答率の低い問題にも対応できるよう学習しているハイレベルな受験者集団であることに加え、一般的な模試に比べて、時事問題の出題頻度が高い傾向があるのです。 


つまり、時事問題を学ぶことにより、対策を疎かにしている他の受験生と大きな差をつけることが出来ます。 


では、時事問題は、どのように勉強すべきでしょうか。 


よく挙げられるものとして、新聞を読むことがありますが、受験期においては、新聞を読む時間を英単語を暗記することにあてる方が、よほど合格率を高めるでしょう。 


なぜなら、受験生は、どのような時事問題が出題されるのか理解せずに、闇雲に記事を読んでしまい、徒労に終わる可能性が高いからです。 


私は、この問題集の執筆にあたり、過去21年分の早稲田大学全学部の入試問題と有名私大の時事問題を分析し、試験に出る可能性が高い時事を空欄補充形式を中心に300問程度用意しました。

この問題集を手に取った受験生のみなさんが、本問題集により、栄冠を手にされることを祈っています。 


時事問題士 一条 直宏

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