脱腸記 「除災得幸」鬼子母神

 生年を書いたところで受付の方から「除『厄』だと厄年の人になっちゃいますよ〜」ということで、予約の名目を急遽変更、「除災得幸」の祈願を雑司ヶ谷の鬼子母神堂にお願い。

 新型コロナウイルス感染症対策のため、見学の人は入れない御堂の本陣は、お坊さんと僕らだけで厳かな雰囲気。

 若いお坊さんが、サビのあるいい声で腹の底からあげられる祈りが堂内に響き、日常とは違う空間を揺蕩う感じになる。

 腹の底から出る声のパワーを羨ましく、また、参拝に意外と段差が多く大きいなと「痛」感したのは、脱腸者ならではかも。

 なお、ここは鬼の字にツノがないんだというこだわりに観光に関わる者として感心。また、ここの七福神めぐりは比較的新しい地域振興の取り組みであること、さらに私の住所地からいうと氏神様は別のところだとわかったというのは、今回の脱腸騒動で学んだ成果。ここに祈願をお願いしたのは、ここに連なる威光稲荷や威光山法明寺、ここから分かれた大鳥神社にネコ散歩でお邪魔しているからであることを備忘のため記す。

 さて、再起動へ。

鬼子母神
https://www.kishimojin.jp/pray/index.html

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