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PEP(政策起業家プラットフォーム)はnoteでの発信を始めます。

「PEP(政策起業家プラットフォーム)」は、民間・独立のシンクタンクである一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)が推進するプロジェクトです。みなさんは、「政策起業」「政策起業家」という言葉を聞いたことはありますか?あまりなじみがないかもしれません。そこで、我々が推進するPEPそのものに加え、「政策起業」の意味、そして政策起業を行う「政策起業家」の実例について、より多くの方に知っていただくと共に、関連する情報をよりタイムリーにお届けするため、今般、noteを開始しました。

政策起業・政策起業家とは?

簡単に言うと、(一般に認識されているような)政府の立場から政策を作っていくのではなく、みなさんがそれぞれ今いる民間の立場から、社会のルールや制度を変えるために、政府に働きかけて、それを実現させていくことを「政策起業」、そしてそれを推進する人々のことを「政策起業家」と呼んでいます。

我々が住む21世紀の世の中では、テクノロジーの進展や、社会のニーズの多様化が起きていて、社会課題を解決していくためには、これまでのような一握りの霞が関にいる官僚の政策立案能力に頼るだけでは、きめ細やかに課題を解決することは難しくなってきています。

そこで、課題解決のために、政・官・民・学・NGO/NPO等が職種の垣根を越えて、「起業」家精神を持って、社会のルールや制度を変えていくために、政策の立案・実現に取り組む必要があるのではないか。多様な社会課題においてそれぞれのニーズを現場で誰よりも知る当事者や分野の専門知を有するプロフェッショナルといった様々なアクターが、分野を超えて連携して前に進めていく、新しいガバナンスのあり方を築いていくことが必要、と考えています。

そして、自分のためだけではなく、社会課題の解決のため(=公のため)という課題意識のもと、専門性・現場知・新しい視点などをもちより、課題を政策アジェンダ化し、リーダーシップをもって、政策の実現・実装に取り組んでいく個人を、私たちは「政策起業家」と呼んでいます。

PEPでは「政策起業家」を以下のように定義します。

1.社会課題等の解決手段となる特定政策を実現するために、情熱・時間・資金・人脈、そして革新的なアイデアと専門性といった自らの資源を注ぎ込み、
2.多様な利害関心層の議論を主宰し、その力や利害を糾合することで、
3.当該政策の実現に対し影響力を与える意思を持つ個人(または集団)。

とはいえ、これらは新しい概念なので、あまり想像がつきにくいかもしれません。また、自分も政策起業家になりたいと思っても、具体的にどのようにすればよいのか、思いつかないかもしれません。そこで、PEPでは、今後、noteでの発信を通じて、「政策起業家とは?」「政策起業家とはどんな人なのか?」「どんな風に誰もがイニシアティブが取り得るのか?」などについて、分かりやすく伝えていきたいと思います。

PEP(政策起業家プラットフォーム)とは?

APIは、民間・独立のシンクタンクとして、政策起業家のコミュニティを主宰しています。

本プロジェクトの立上げは、2019年2月に、API理事長の船橋洋一が『シンクタンクとは何かー政策起業力の時代ー』を出版したことをきっかけとなりました。

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そこで提唱した「政策起業力」という概念や「政策起業家」を、実際にドゥー・タンクとして実践していこう!ということで、PEPは「政策起業家」の研究、協働、提携、育成、研修、認知の場として、2019年11月に発足しました。

PEPは、政策起業家が、インパクトのある政策実現を主導できる環境づくりを目指します。
具体的には以下のような取り組みを実施しています。

・PEPサミット 年に一度の政策起業家のシンポジウム
・PEPゼミ 政策起業事例の紹介と議論を通じてノウハウの蓄積
・PEPジャーナリズム大賞 政策起業力を発揮するための世論形成にあたり不可欠となるメディアを表彰

APIは事務局を務めますが、コア・メンバーとして、実際に「政策起業家」として活躍する9名(朝比奈一郎氏、木川眞氏、桑原祐氏、須賀千鶴氏、小林りん氏、駒崎弘樹氏、松尾豊氏、藤沢烈氏、宮澤弦氏)がコアメンバーとして運営してくださっています。

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※記事掲載時点のコアメンバー

今後、みなさまに、PEPの取り組みや政策起業について、理解を深めていただけるよう、有用な情報をお届けすることを目標に発信してまいります。このnoteを読んで、一人でも政策起業家が増え、少しでもこの社会が誰にとっても生きやすい世の中になれば、望外の喜びです。ぜひ、フォローよろしくお願い致します。

PEP事務局

運営団体:https://apinitiative.org/
PEPウェブサイト:https://peplatform.org/
PEP Twitter:@PEPlatform

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