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安野たかひろさんの参加型マニフェスト触ってみた

安野たかひろさんの公式ホームページの3つのアクションを実際に触ってみました。見方や使い方がわからない方、触るのは面倒だった方向けに概観を共有します。


「AIあんの」が質問に答える

安野さんの政策を学習させたAIをYouTubeで24時間ライブ配信しています。


すごい!!!想像以上のクオリティ

実現されていること

  • チャット欄から質問

  • 匿名フォームでの質問

  • 質問に対するAIの回答が音声とテロップで流れる

  • 適切なスライドがあればスライドも投影される

  • 質問がないときはよくある質問とその回答が流れる

  • 質問はブロードリスニングの対象として分析・反映される

動画の概要欄にガイドラインが丁寧に記載されていたり、よくある質問に対する回答が流れているため、使い方がすぐわかるように設計されている


電話も掛けてみましたが、自然な発話で電話の向こう側に安野さんがいるような感覚でした。

筆者「住宅コストを下げる政策を考えていますか?」
AIあんの「なるほど。ありがとうございます。はい、考えています。 ….」

その後、以下のマニフェスト記載の内容が回答されました。

ところどころ声が聞きとりづらかったり、声が途切れた後、急に早口になるなど文章生成AIでよくある現象が発生するので、ネット環境がある方はYoutubeから質問することをおすすめします。


政策に改善提案

マニフェストが文字情報でまとまっている。

ソフトウェアエンジニアがよく使うGitHubというツールが使われている

実現されていること

  • GitHubを用いた政策提案または政策の材料となる情報の提供

  • GitHubを用いたマニフェストの変更提案

やり方は記載されていますので、敷居は高いですが、ソフトウェア以外の方でも政策提案が可能となっております、

政策提案は「経済」「教育・子育て」のようなラベリングができたり、重複した政策提案には自動でコメントがついたり、GitHubの機能を最大限に活かされていました。


みんなの声を集める

様々な声、反応、論点を分類して可視化している

2023-24年の間に東京都議会で議論されている論点を覗いてみました。
「都市計画とインフラ」に関する議論が一番多かったとひと目でわかります。

実現されていること

  • 議論された内容とボリュームがひと目でわかる

  • クラスター(分類されて色分けされたグループ)ごとの要約

  • 代表的な論点の抽出

  • 一つ一つの論点の確認


まとめ

安野さん自身、AIエンジニアで未踏スーパークリエイター(ざっくり経済産業省が認めた突出したIT人材)ですが、相当優秀なエンジニアチームが後ろについていることを確信しました。

マニフェストもそれぞれの分野の専門家と相談して作られたようで、エキスパートの知見を借りて物事を実現される力がある方だなと感じました。

安野さん一気に好きになりました。応援します!


発信の参考にするため「スキ」をいただければ幸いです。

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