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月1で癒される

コロナが流行り始めたころ、夫の仕事が打撃をくらい、少しづつ私の体調もおかしくなっていった。
メンタルは強いほうだと思っていた。
夫は過去にも1年間家にいた時期があり、普段休みが合わないばかりか忙しすぎてすれ違いばかりの夫が家にいることが嬉しくて、ここぞとばかりに小さかった子どもと3人で沖縄や北海道や那須に旅行三昧。
1年足らずで貯金を使い果たし、子どもの幼稚園の入園にかかるお金を実家に頼ることになった。
今でもあの時期は私にとって必要な時間だったのだと後悔はしてないけど。
状況は似たような感じだったのに、やはりコロナ禍という先の見えない不安が大きかったんだと思う。突然涙が止まらなくなったり、動悸がするようになった。
幼なじみが精神科の看護師だったこともあって、心療内科やメンタルクリニックにハードルのようなものを感じることもなく、すぐ予約をとって近くのクリニックに通うことにした。
存在自体が癒し。というような先生で、穏やかで優しく聞き上手で、静かに相槌を打ちつつ微笑みをたやさず話を聞いてくれた。
1年以上たっても月1で通っているが、今はとても気持ちが安定してる。
こういうのは完治するとかあるのかわからないけど、わけのわからない不安に襲われるとこはなくなった。どちらかというと今回味わってから逆に、なんとかなるでしょ。みたいな気持ちが定着したような。
それでも聞き上手な先生と話していると心がすーっと落ち着いていくのがわかる。

夜寝付きが悪くなった。
たまに気持ちがザワザワする。
誰かに話を聞いてほしい。

そういったことでも十分行くに値すると思う。
安心感を得られる。
メンタルクリニックがもっと身近な存在になってほしいと思う。

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