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YAMA no GAKKO step 00

福島県に山の学校をつくろうというプロジェクトの話です。準備のことや、経過報告などここにあげていこうと思います。また、ここでの収益は、山の学校関係に使用させていただきます。よろしくお願いします。

 WHY DO WE THINK SO?

自然欠乏症候群という言葉を知ったのは「身体を忘れた日本人」というC.Wニコルさんと養老孟司さんとの対談著書を読んだときでした。子どもに現れる症状は落ち着きがないとか、集中力に欠けるとか、無気力とか諸々ですが、特性のある子どもや子どもの鬱を表す症状と極似していて素人にはわからないと思ったと同時に、結局全ての子どもに「自然」が必要不可欠だということが確信に変わったことを鮮明に覚えています。

季節の変化を肌で感じて、土の上を歩く。木々の間に影を見つけ温度変化を体感する。苔や蔓に転んでみたり、虫や動物に驚いてみたり、川の流れや濁りに臭いを感じたり。そんな行動を繰り返すことで、同じ一時がないことを知る。昨日と全く同じ条件はないと知れば、今日と全く同じ条件の明日も来ないことを知れる。
それを楽しいと思える心をシェアしていきたいと強く思います。

大地があれば無限に可能性があります。自然と自分という存在関係自体が楽しいのだということを一緒に体感していきたい。そんな思いでいっぱいです。

外には数学も化学も国語も社会も外国語も体育も道徳もある。
狭い箱の中でじっと座っていては広いアクティブな世界を掴むことは到底無理ではないかと感じてしまいます。

遊具の種類で公園を選ぶのも一つかもしれませんが、大地があってアナタがいれば世界はこんなに楽しいのだということを、命がこんなに動いているのだということをこの山の学校で感じてもらうことを願っています。

これから一歩づつ進んでいきますので応援をよろしくお願いします。


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