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図書館を歩いていたら「美少女の美術史」展という図録を見かけた。最近ではキャラクターアートと呼ばれているようにも思えるが、確かに"美少女"の存在は日本の表現には欠かせないように思える。こうした性別を取り扱うことは2022年の今日では憚られることもあるが、図録を見た感想をメモとして残しておきたいと思う。 美人画という枠組みを取り払いたくて、美少女展という名前をつけた。本展覧会は、「ロボットと美術 - 機械×身体のビジュアルイメージ―」の続編と位置付けられている。 明治期後半か
神奈川県立近代美術館の葉山館でアレック・ソスの展覧会をやっている。夏頃に聞いたような気がして、10月まで会期があるから、そのうち行くだろうと思っていた。気がついたら会期終了まで一週間、慌てて予定を組んでいく。 風景、人物、建物、そこに居る人を想像させるベッドや、食器や、写真や、植物。様々な感情が湧き立つような展示だった。 メランコリック 館内のテキストで印象に残った。感情を表すこと、写真に写っているのは過去だが、鑑賞している自分自身の感情を動かす。 音楽、歌は一曲の中