はじまりのはじまり

幼い頃の事はあまり覚えていないけど、
小学生の時は、工作や折り紙をするのが好きだったのを覚えています。絵を描くのは得意じゃなかったけど、図工の時間をいつも楽しみにしてる子供でした。

何歳くらいだろう、おもちゃのミシンを買ってもらって、ワクワクしながら縫った事、ちっちゃな赤いコントローラーは今でも鮮明に覚えています。

中学生になるとファッション雑誌seventeenのキラキラした感じに憧れ、矢沢あいのご近所物語を読んでは、自分も洋服が作れるようになりたいと本気で思いました。
勉強が得意じゃなかったから、洋服の道に進めば勉強要らないな〜って脳みそフル回転で考えていた気がします。

“ご近所物語ブーム”で倍率が例年よりも高かった地元の被服科の高校に無事合格できたのは、私の人生において、神様の後押し第一弾だったんだと思います。

はじまりのはじまり。
1996年の春。

つづく


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