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甘やかされていたことに気づく

ヘルシンキ中央駅について ここからはVRでTurku に向かいます。
事前にチケットも自分で購入し、念入りにルートも調べていたし大丈夫と思って来てみたものの…
実際に行ってみると中央駅は工事中で線路が分かりにくくなっていました。空港からの電車から乗り継ぐだけなのに 迷ってしまったんです。
フィンランドと東京の比較はできないけれど、ヘルシンキはとても忙しい街に感じました。到着したのが早朝だったということもあってみんな足早に通り過ぎていきます。

大きなスーツケースを引きながら娘も不安そうだったけど、私のほうこそ不安になってきました。間違えて地下に入り、その上貨物用と思われる真っ暗なエレベータに乗ってしまいました。
本当に怖かった。エレベータの中に明かりはなかったし 外がむき出しでエレベーターのワイヤーとか滑車みたいのが見えるタイプになっているものでした。
フィンランドに何回も来ていたけど そういえばいつもは誰かが車で迎えに来てくれていたんだった!!初めてここで気が付きます。
始めて17歳でフィンランドについた夕方、空港でロータリーの地区担当の人が待っててくれた。そのあとにフィンランドに行った時にはホストファミリーがいつも迎えに来てくれてた。

何だって自分でできるって思って来たけど 私はとても優しい人に囲まれてぬくぬくと暮らしていたんだな と思ったら急に心細くなってきました。

「ママ 道が分からないのも不安だし 実は予約した電車まであと3時間もある」
正直に娘に言いました。(私は心配症でいつも早すぎるのです)

ここで二人で笑っちゃいました。
気を取り直して娘と一緒に線路を探しました。そしてやっとホームにたどり着きました

だれもいないホームで二人だけの作戦会議


「電車を早いのに変更しよう」娘が言ったので切符を交換して次の列車に乗り込みました。変更に1人5ユーロ(800円ちょっと)かかります
ここから1時間50分の列車の旅がはじまります。

Turkuまでの車窓風景

若干秋の気配がしていましたが ギリギリ夏に間に合いました。
私が着いた日は嵐の日。確か前回来た時もMisaがきたら20日ぶりに雨が降ったからおいしいキノコが成長するわ と言われていたのを思い出しました。


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