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しつもんゼミインタビュー①|しおりちゃん

「これからの時代、自分で問いを立てることが必要だ」

島根県海士町(あまちょう)にある隠岐國学習センターで島前高校生と6回にかけて開催した問いのつくり方を学ぶ「しつもんゼミ」。高校生と共に制作したカードをご購入いただいた皆さんからの「カードをつくった高校生に会いたい!」というお声に応え、高校生の「あのとき」と「その後」をインタビューしました!

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ーゼミはどうだった?

あのゼミは、楽しかったです。でもいつも、後半フリーズしちゃうんで、自分笑

ーたしかに、しおりちゃんもともと発言しない方ではないけど、がつがつではなかったよね!

いつも後半らへんは調子わるいんですけど。
フリーズ=楽しめていないとかではなくて、考えすぎて止まっちゃうみたいな笑

ーフリーズの真相というか、なんでだったの?

(自分の未来のことに対して)無責任な発言ができない、というのと、
キャパオーバーだったんじゃないですかね。頭の回転数が自分には多すぎて、火花散ってるみたいな。笑

ー気付きはあった?

ありきたりだけど、
アドバイスだとむかつくけど笑、問いだと一緒に考えられるなって。

ーしつもんゼミが終わって3カ月くらい、変化したことは?

ん~、むずかしいですね。
今のところ大学かなあと思ったり。次にどういう選択をするかが大事とは思ってるけど、島前高に来たときみたいにこれだとは思えていなくて。
多分なにか決断するのが怖いという状況です。

ー今自分に問いてることはあるの?いまの自分に一番しつもんしたいこと。

なんだろう・・。
なんか・・「腹抱えてわらえる?」とか。
自分がどんな自分でいたいか?とふいに考えたときがあって。
それこそ(しつもんゼミに出ていた)Aちゃんの誕生日に友達数人と、港のお店でサンデーだけ食べることだけ決めてて(笑)
キンセンの小屋で4人でお菓子食べて写真とってただけなんですけど、
あとで見返したときに、もう本当に偽りがないくらい笑ってて(笑)
連写っていうか1秒感覚くらいで取れるやつだったんですけど、写真撮るとき普通作り笑いするじゃないですか。
でもめっちゃ笑ってるなあと思って、すごい好きで。
こういう写真が増えたらなって。
そう思うと果たしてどれだけの人間が作り笑いものなく、笑ってるんだろうか、みたいな(笑)

ーその「腹抱えて笑う」は、その時できてて今はどう?

いやあ~。。微妙ですね。

ー去年の秋くらいがきつそうだった気がする

そこからは多分抜けたんですけど、今行かないといけないのかなあ?とはたまに思う。同級生とも話していて、ぶらぶらしたいよね~って笑
「これやれてるんだ」と思えてるほうが自分は好きなんで。

ー何かやっていたいというのと、穏やかでも楽しくいたいって2軸あるのかもね。

ー最後に、しつもんゼミにでた前とでたあとで変わったことはある?

なんだろうなあ。
しつもんじゃなくて問いをエンジョイできるようになった。

結局なにがあっても自分事にすることは多分できるんですけど、前はそれってどういうことだろう?って相手軸にあった聞き方にはできてなかった。相手の事を考えて回り道をする、みたいなのは面白いなあって思うし。できたときにスッキリする。
自分に対しても、気付いたら語尾がハテナでもおわってるみたいな笑

ーしつもんゼミのどんなところで気付けた?

どんな問いもしょうもない問いはない、みたいに繰り返し言ってくれてた。

ー今後の進路選択に役立ちそう?

「進路進路」って周りが言っててウルサイと思ってますw
進路ってだって、進む道って書くのに。進学しか暗黙の了解で認めないみたいな雰囲気はどうなのかなって・・思います笑 言えないですけどw

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(しつもんゼミの様子)

これからの時代「自分に問うことが必要だ!」という思いからはじまったしつもんゼミ。6回のゼミで高校生たちと共につくった「しつもんカード(Life Is Learning | 高校生が未来の「私」に贈る問い【対話型カードセット】)が大人気で嬉しく思っています。


しつもんゼミの詳細とカードのご購入ははこちらからご覧下さい!
https://miryokuka.stores.jp/items/60b8665c4be7ef5caf9ec148

※本インタビューは2021/7/13に行ったものです

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