見出し画像

【第2回】冬場に知っておきたい管理の基本

皆さんこんにちは。寒い日が続いていますが、今暑いスマトラから更新しています。都合三期、冬場を経験してますが毎回多くの事に気付きます。冬場は現状維持で十分と諦めていましたが、やり方と一工夫で夏場はともかく春秋に近い成長は望めます。今年色々気付いたことを備忘録的に書いてみます。

【温室と無加温飼育】
クーラーはもう必需品ですね。無加温でも南関東及び西日本なら室温で過ごせますが、原則草体は枯れてしまいます。草体は枯れても根茎は大抵生きていますので諦めずに管理してください。GW過ぎて動かない場合は流石に諦めてください。

【水やりと照明】
クーラー管理の場合、乾燥が激しいので加温のタイミングで開口部を減らす必要があります。ほぼほぼ密閉に近い管理で十分です。蒸れる可能性が上がるので照明時間は一気に減らしても問題無いです。今マツバラダ・ファミリアは原則5時間照明で管理していますが、成長がやや遅いかな?程度です。照明時間を伸ばすより室温を上げる方向に振った方が結果が良かったです。

6-7月だとガッツリ開口しても2日に1回の水やりで良かったですが、同じ開口部のままだと冬場は1日2回必要です。ウチの場合、水苔単用ですので特に乾き易いので用土栽培の方は多少差っ引いてください。デロンギ等の暖房器具も検討しましたが、ウチでは開口部密閉で対処しました。

【棚の温度差】
あと下段の棚と上段の棚で温度差が2-3℃出てきますので、上位株やお気に入りの株は上段の棚で管理した方が成長は早いです。冬場花芽が上がると成長が止まりますが、どうも単に「低温で花が咲かない」だけですね。多分低温下だと花粉を媒介する虫の活動も低下するので花芽おっ立てたまま、動かないだけのようです。温室の温度上げたらちゃんと花咲いてNextドリルも出て来ました。と言っても冬場は月に1枚動けば良いくらいに思った方が良いです。

毎日気温を管理するのは難しいですが冬場は最低気温、夏場は最高気温は週一くらいでチェック出来るようにしたいです。2度目の紹介ですがこの温度計は最低最高気温をチェック出来るのでお勧めです。


【植え替え】
無加温や加温しても20℃くらいしか上げれない簡易温室の場合、植え替えは極力控えてください。温室組もこの時期の植え替えはなるべく控える方が良いでしょう。春夏は「攻める管理」ですが秋冬はやはり「守る管理」ですね。という訳で「冬場になるとガタっと調子を落とす」そんなもんです。

なおこの記事を書いている本人は今年の冬からはスマトラで過ごしますので多分最後のネタになりそうです。クーラーがあるないで管理方法は変わって来ますので、そこは十分頭に入れて置かないと明後日の方向に行ってしまいますので気を付けてください。いずれにせよ、個体ごとの状態を把握しないと原因も分からずに弄ると状況が悪化します。特に冬場は「温度が低いのか?」「根がやられているのか?」の見極めは非常に大事です。温度が低い場合は加温もしくは下段から上段に移動すれば解決しますが、根がやられている場合は植え替えするしかありません。栽培技術や対処法の引き出しを増やすのも大事ですが、まずは個体ごとの状態を把握することが重要です。そして個体の観察は栽培者しか出来ないので、日々の観察は非常に大事です。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
2
猫の金玉を慈しみ、日々平穏に過ごしております。 TOKYO JAPAN/MEDAN INDONESIA