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【第5回】ビカクシダとドリアン

今日は少し趣向を換えて、最近人気のビカクシダ属 Platyceriumについて書いて見ます。個人的趣味で追っかけていますので、あくまで水草採集業者としての考察ですが、皆さんのお手元のビカクシダが現地でどういった状況なのかを感じて頂ければ幸いです。

解析度悪くて申し訳無いです。こちらインドネシアで見かけるビカクシダですがほぼコロナリウムばかりで、リドレイもあるはずなんですがコロナリム一択です。サイズはそれこそソフトボール大から画像みたいな2m級の巨大な個体まで様々あります。画像左上の木肌から成っているのがドリアンの果実で食べごろになると木から自然落下して来ますがこの木で樹高40mくらいありますので頭に直撃すると非常に危ないです。

ドリアン自体は地元ではポピュラーな食べ物でシーズン中で1個50円から250円、都市部で1000円くらいで物価を考えると高級果物です。筆者は2度ご相伴に預かる機会がありましたが、2度共完食というか一口も食べれず敗退です。生バターに砂糖を混ぜた味、としか言いようが無い。ドリアンと同じ時期にはランプータンもシーズンインしますが、味はランプータンの方が日本人好みですね。

こちら別個体の遠景及びアップ画像ですが、これもドリアンの木に活着しています。「ビカクシダとドリアンは共生関係にあるのか?」と疑問が湧いたんですが、よく考えて見れば「ドリアン=伐採されない」わけですのでこういった大型個体でも生存出来るだけです。インドネシアですが、日本比べても森林が多いですが、内訳は商業木ばかりでアブラヤシ、ゴムの木が大半で隙間にドリアンやココナッツ、ランプータン等の果樹系で意外に植生は乏しいです。商業木と言えども、市場の変化次第で伐採されるので個体数自体は年々減少していると言えます。(事実1枚目のドリアンの木も先日伐採されてビカクシダごと、消失です)

あと現地で見る限り、日当たりと色の濃淡は相関があって特に小型個体で森と道路際の日当たりが強い場所の個体は色抜けというか淡い色の個体が多いです。下の画像の個体は森の切れ端一番道路側に活着している娘です。

貯水葉が綺麗に展開していますが、これは短い乾季開けから展開し出しました。インドネシアの雨季乾季については機を改めてご紹介したいと思います。

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猫の金玉を慈しみ、日々平穏に過ごしております。 TOKYO JAPAN/MEDAN INDONESIA