メカニッカ取り扱い説明書
こんにちは。ぽこやんと申します。
執筆時点でARMSを1500時間ほどプレイしておりますが、そのほとんどは
メカニッカを使用した試合によるもので、おそらくメカニッカで戦った時間としては世界最長のプレイヤーではないかと思います。
また、メカニッカ使いとしては数少ないカンスト維持勢で、過去にはダッシュボードで国内1位になった経験もあります。
そこで今回は、これまでの経験を踏まえ、メカニッカというファイターを
初心者向けに説明していきます。
1.特徴(強み、弱み)
身長:234cm(本人は158㎝)
体重:54㎏(本人は45㎏)
年齢:15才
(ARM公式サイトより)
見た目からもわかる通り彼女は生身では戦いません。パワードスーツと呼ばれるメカに乗り込んで戦います。メカニッカは大きく分けて以下の2つの特性が付与されています。
①ホバー移動
ジャンプやダッシュの際にボタンを継続することでホバー移動が可能となり、移動と攻撃を両立することができます。ホバー中はチャージ状態が継続されるため、強力なチャージ攻撃を繰り出すことができます。
更にホバー移動中はラッシュゲージが増加し、パンチと並行して行うことで効率よくラッシュゲージを溜めることができます。
②スーパーアーマー
ジャンプ、ダッシュ、攻撃の動作中は無チャージ状態のパンチは攻撃を受けても受けるダメージを半減にして怯まずに行動することができます。
チャージ状態のパンチであっても炎属性、風属性以外の攻撃であればダメージは同様に半減となり、ダメージレースを優位に立つことができます。
『基本的な戦い方』
移動しながら攻撃を繰り出し、たとえ攻撃を受けても自分の攻撃を通すパワースタイルが一般的です。特にチャージ状態を継続する機会が少ないファイター相手にはこちらから仕掛けていくことで無チャージでの立ち回りを強制し、スーパーアーマーの恩恵を十分に受けた戦い方ができます。
しかし、当然ながら弱みもあります。おおむね重量級ファイターに共通する弱みですが、中にはメカニッカ独自のものもあります。
①遅い
上で説明した通り、メカニッカは特性としてホバー移動ができますが、動き出しからホバー状態に移行するまでの時間が遅いです。動き出しもファイターの中ではかなり遅い部類ですのでスピード感あふれる対戦は諦めてください。
また、ホバー移動中はガードができませんのでホバーの出しすぎも厳禁です。
②デカい
見た目の通り、デカいです。
連打系のラッシュは避けられたらラッキーという程度の認識でいましょう。
画面に表示されているボディの1割増しで当たり判定があると意識して立ち回ることを推奨します。
『ではどうすればいいか?』
ホバー移動に依存した戦いは控えて、壁を背負わない様に相手との間合いの管理を意識しながら戦ってみてください。そうすれば上記の強みが生きてくるはずです。
2.使用アームについて
決して回避力が高いファイターではないため、アームはスキが少ないものをお勧めします。また、スーパーアーマーの特性を持つことから爆発属性のデメリットである自爆にも怯むことはをなく、弱点を打ち消すことができます。(チェイサーは除く)
逆にスキが多いアームは巨体をカバーすることが出来ませんのでお勧めしません。また、ジャンプ性能も低いことからジャンプ攻撃で性能が変わるアームは微妙です。
【推奨】グローブ系、鞭系、軽量系(リボルバー、オートカノンを除く)、ヘビィハンマー
【非推奨】盾系、ドラゴン系、チェイサー、ヒュンチャク、スコルピオ、メガボルト
3.苦手アームについて
チャージ攻撃でダウンが取れるアーム、取り分け炎属性が苦手です。次点で雷属性、風属性と続きます。メカニッカを使う上ではこれらのチャージ攻撃を受けないようにすることが大事です。
そこで一般的に相手が使う機会が多いアームとその対処方法について簡単に説明します。※対処方法はこちらの持つアームによって変わりますのであくまで参考程度にご覧ください。
①トースター
使いやすさではトップクラスの評価で一番見る機会が多いアームと思います。スキが少ないアームですが、アームの速度自体はそこまで早くないため、回避を意識しながら立ち回り、反撃のスキを伺いましょう。
②ロースター
良く曲がる特徴があり、ホバー移動をしていてもエイムが合えば当たります。ただしトースターに比べるとスキが多いので、状況に応じて回避、相殺、ガードの判断して、反撃を行いましょう。
③バーチカル
他の軽量アームとは違い、チャージ状態でも弾の判定数は変わらず3つのため、相殺することは至難の業です。したがって相殺は試みずに回避、ガードすることを心がけてください。
④チェイサー
雷属性と爆発属性を併せ持つアームで、その爆発に巻き込まれるとスーパーアーマーであっても感電状態となります。感電の拘束時間も長めで、1発受けてしまうと連撃を受けやすく、かなり手痛いダメージとなります。回避することもできますが、爆発属性はステージギミックやファイターに掠るだけでも作動するため、お勧めはできません。チェイサーの軌道をよく見て相殺、あるいは無理はせずにガードしましょう。無チャージの性能は低く、相手との距離を詰めることが出来れば無力化することが可能です。
4.苦手ファイターについて
現環境でも評価の高い以下の3ファイターが軒並み苦手です。
これらのファイター相手には通常の立ち回りでは分が悪く、それぞれのファイターの強行動に対する対策の理解や、リスク管理の徹底などの繊細な立ち回りが要求されます。
①ドクターコイル
姿を消し相手との軸をずらす"ステルス"、腕を1本増やす"エクストラアーム"といった独自の特性に加え、メカニッカと同様(性能はそれ以上)にホバー移動を行えるファイターです。スーパーアーマーを持っていないという点で一応差別化できていますが基本的には完全上位互換です。
筆者である私自身、明確な回答は出せていないのが現状ですが、
・こちらからは迂闊に腕を出さない
・エクストラアームを発動させないために腕を出す
この矛盾する2点の間で攻防を行えば勝機は見えてくるはずです。
②ツインテーラ
相手のアームを遅くする特性"オーラ"を展開しながら待たれるとこちらは腕が出しづらくなり、結果としてジリ貧となります。
ただし、オーラを行うためにはステップを踏む必要がありますので、そのステップ先を読み、アームを置く事が出来れば均衡した状況の打開につながります。
一般的に爆発属性が苦手なファイターであるため、爆発属性のアーム(トリプルボムやエクスブロー)で牽制を行うとより効果的です。
③マックスブラス
5秒間チャージ状態を継続するだけでなく、大きく性能を向上させる特性"パンプアップ"。この状態に持っていかれると圧倒的な不利を背負わされるため、基本的にはパンプアップを阻止するため積極的に腕を出していくことが勝利への鍵です。
ただし、ステップにより相手の攻撃を弾く"ショックウェーブ"といった特性も持っていますので、計画性のない腕出しは悪手で、弾かれた場合のその後の行動をどうするかを考えておく必要があります。
また、起き攻めが強力なファイターなのでこちらは極力壁を背負わず、ステージ中央付近で戦うことが重要となります。
5.最後に
従来のメカニッカ使いには感覚的なプレイヤーが多かったため、発売から3年経とうとしている現在でも理屈で解明されていない未知の部分が存在します。ずっと使っている私でさえ理屈では語れないファイターNo.1だと思っています。
したがいまして、アームやファイターへの対策を述べましたが、それも十人十色で、実際に使ってみますと各々にあった戦法があると思いますし、それを是非見つけて欲しいと思います。そしてそれを私に教えていただけますと嬉しい限りです。
末筆となりましたが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
メカニッカ使いが一人でも増えることを楽しみにしています。
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