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ワーケーション体験記~尾鷲編~

こんにちは!Pokkeの横山です!

💡Pokkeは「旅先の物語を届ける」をコンセプトとする、旅と学びの観光DXソリューションです。美術館や博物館向けの音声ガイドや街歩き型の音声ガイドを主体としたスマートフォン・WEBアプリとして展開しています。現在、日本を含む世界20か国60都市で500を超える音声ガイドコンテンツを提供しています。さらにユーザーがより体験的に地域の物語を楽しめる「デジタルスタンプラリー」、「デジタルマップ」や「謎解き」なども展開しています。

今回、ANAさんのおかげで、2024年2月15日〜16日の1泊2日、三重県尾鷲市でワーケーション体験をしてきました!チームでのワーケーションは初めてだったので、どんなことになるのかドキドキでしたが、とても有意義な時間になりました。

今回のワーケーションで体験できた面白い取り組み(建築ツアーや森林ツアーなど)、まだまだPokkeとして取り組めることがたくさんあることに気付かされました。

Pokkeはフルリモートで働いているので、いろんな地域でワーケーションができたら面白いなと思っています。全国の自治体や旅行会社のみなさん、おすすめの場所があったら、ぜひ教えてくださいね!

また、今回のワーケーションでお世話になったNPO法人おわせ暮らしサポートセンターの木島様と豊田様ありがとうございました!

アクティビティの調整から当日も一緒に付き添っていただき大変お世話になりました。ワーケーションを検討される企業の皆様、ぜひおわせ暮らしサポートセンターにご相談ください。

それでは、今回のワーケーションの内容をお話しします!


サマリ

尾鷲市はどんなところ?

三重県尾鷲市は、美しい海と緑深い山々に囲まれた壮大な自然景観が特徴の地域です。この地域の象徴の一つに、世界遺産に登録されている熊野古道があります。特に、八鬼山エリアでのハイキングは有名で、古道を歩きながら厳かな自然と歴史を感じることができる素晴らしい体験ができます。尾鷲市はまた、質の高い尾鷲ヒノキで知られており、その香り高い木材は多くの建築物や工芸品に用いられています。地元の新鮮な海の幸も魅力の一つで、マハタやブリなどが特に有名です。

今回のワーケーションの日程

1日目は、東京から三重県尾鷲に移動して、レンタカーを借りていろんなアクティビティを体験しました!

  • 尾鷲ヒノキで入浴木作り

  • みんなの森を探検

  • 九鬼町で漁村散策と建築ツアー

その後、地元の「鬼瓦」で美味しいごはんをいただき、「夢古道おわせ」の温泉でリラックス。

2日目は、朝食とお散歩した後、シェアスペース土井見世でみんなでワーク!お昼はキッチンカーのおでんを食べて、レンタカーを返却して特急列車で帰路につきました。

今回のワーケーションで良かったこと

  • 普段はなかなかできない課題や、進捗の遅れていた案件をみんなで集中して進められた

  • リモートワークでは得られない、直接会ってのコミュニケーションのメリットを実感

  • 地域の魅力に触れて、ビジネスを見つめ直すきっかけになった

  • 社員同士の絆が深まって、お互いのことをもっと理解し合えた

1日目

〜12:00:東京から尾鷲への移動

東京から名古屋を経由して尾鷲へ。電車の中で流れていた熊野古道や尾鷲の案内放送がとても参考になりました!私たちも音声ガイドのプロジェクトをやっているので、GPS連動で撮影スポットを案内するアイデアなど、今後の事業に活かせそうです。

〜13:00:尾鷲市内の移動

レンタカーで市内をドライブしながら、代表とざっくばらんに話ができて良かったです。代表もオフ?リラックス?している状態だったからか、いつも以上にフラットに会話できた気がします。

〜15:00:尾鷲ヒノキを使った入浴木作り体験

丸京建設カネ勇製材所さんで、尾鷲ヒノキの入浴木作りを体験!みんな黙々と作業に夢中になっていました。

製材所のご夫婦がとてもフレンドリーで楽しそうにしていたので、私たちもすぐに打ち解けて、尾鷲の印象がグッと良くなりました!相手が楽しんでいると、こちらも自然と楽しくなるものですね。

楽しむ態度は伝播する!楽しさは伝播する!

〜17:00:みんなの森で森林探索

次は「みんなの森」へ!

尾鷲市水産農林課の芝山様とみんなの森で働く木こりの皆様に案内いただきながら、尾鷲の森林の状況と、林業の課題、取り組みについて教えていただきました。

尾鷲市の「みんなの森プロジェクト」は、脱炭素社会の実現と尾鷲ヒノキ林業の再興を目指す取り組みです。このプロジェクトでは、国際的な森林認証であるFSC認証を取得した市有林の一部を「みんなの森」と名付け、3つのゾーンに分けています。「広葉樹林化×関係人口モデルゾーン」、「尾鷲ヒノキ林業モデルゾーン」、「生物多様性×林業モデルゾーン」として、それぞれカーボンニュートラル、SDGs、FSCの理念に沿った森林づくりを進めているそうです。

尾鷲ヒノキの需要が激減して大変そうですが、尾鷲市はJクレジット制度を使って危機をチャンスに変えようとしているんです。柔軟な発想と行動力に感心しました。

〜18:00:九鬼町の漁村散策と建築ツアー

本日最後のアクティビティ九鬼町へ!建築の研究者である下田先生(大手前大学)、江端先生(京都女子大学)にご案内いただきました!

九鬼町を訪れたのですが、石畳の道やとても立派な瓦葺きの家がたくさん!でもお話によると、これは実はここ100年ほどの景観だったそう。「伝統建築」と聞くとありがたい気がしますが、実は最近のものなのだとか。伝統とは一体何なのか、考えさせられました。

一見何でもないところにも、知られざる歴史があるんですね。下田先生の話を聞いていたら、好奇心が刺激されて、世界の見方が変わった気がします。

18:00〜:郷土料理と温泉を満喫

「鬼瓦」で郷土料理を堪能し、「夢古道おわせ」の温泉に浸かって、1日の疲れを癒やしました。

2日目

〜09:00:朝の散歩

集合時間まで海沿いを散歩したメンバーも!この日は天気が良く、空気は清々しく澄んでいました。大自然に囲まれながら見る朝日は、本当に素晴らしかったです!

〜13:00:シェアスペース土井見世でチームワーク

見世土井家住宅を活用したシェアスペースで、みんなでワークに取り組みました!

直接顔を合わせてのワークは初めてでしたが、たくさんの良さを感じました。質問にすぐ答えてもらえたり、作業方法を共有できたり、一体感が生まれたり!

時間を区切った共同作業は、達成感もありましたね。次はもっと長い時間でじっくりとワークしたいです。

〜13:00:小学生向け建築ツアーに同行

ワークの合間に、小学生向けの建築ツアーに参加させてもらったのですが、とても勉強になりました!

建築のことをよく知らなかったのですが、ガイドさんの話し方が上手で、楽しみながら学べましたし、建築に興味が湧いてきました。

難しいことをわかりやすく伝えるコツや、好奇心を刺激する話し方など、音声ガイドの仕事にも役立ちそうです。

14:00〜:笑顔で帰路へ

充実した1泊2日が終わり、みんな笑顔で帰路につきました!

今回のワーケーションで、チームの結束力が高まっただけでなく、Pokkeの新しい可能性も見えてきた気がします。

尾鷲の魅力を直接感じ、地域に根ざしたビジネスの大切さを実感しました。この経験を社内でシェアして、これからの事業に生かしていきたいと思います!

最後になりましたが、この素敵な機会を提供してくださったANAの皆さま、尾鷲の皆さま、本当にありがとうございました!

Pokkeは、様々なツールやコンテンツ制作を通じて、人と人、人と地域を繋ぎ、もっと豊かな観光体験ができる社会を目指しています。今回得たヒントを元に、尾鷲をはじめ、いろんな地域の魅力を発信できるサービスを作っていきますので、これからもどうぞ応援よろしくお願いします!


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