見出し画像

コーカサスから中東へのバイク旅行 (その91)

2023/10/26

4時に起きて6時のフライトに備える
チェックインが始まるまで散歩
自動販売機があったので、動作するのか確認イラクのローカルブランドなのか見たことのないエナジードリンクを購入
当たり前だけどちゃんと出てきました
味は、、いまいちかな
予定の時刻よりも、30分ほど遅れてチェックイン開始

7時半スレイマニヤ空港に到着
9時にアリーの店で待ち合わせの約束があるけど、時間的には余裕があるので大通りまで歩くことにする
歩いているとエアポートタクシーの運ちゃんが声をかけて来て冷やかしで値段を聞くと、25,000と言っている
バイバイと言ってそのまま歩き出すと追いかけてきて15,000でいいと言う
7000でどう?と言ったら諦めて走り去っていった
そのまま歩いていると、車が止まって空港職員らしき親切な人が大通りまで乗せてくれると言うのでお言葉に甘える
タクシーの運ちゃんが声をかけてきたけど、高かったから断ったと言ったら、流しのタクシーの相場は5000らしい

大通りで降ろしてもらって、タクシーを捕まえ、5000でアリーの店まで
少し店の前で待つ
9時に約束通りアリーがやってきて、ここに来る前に昨日買って空気が入れられなかった後輪を空気を入れて持ってきてくれた
バルブも新しいものに交換されていた
ナイスです
彼の車で自動車整備工場に移動して、バイクに後輪を取り付ける
作業が終ると工場の社長が近くの店から食べ物を出前でとってくれて、みんなで朝食をいただいた

社長にお礼を言ってアリーの店に戻る
しばらくお店でアリー、小アリーと紅茶を飲みながら話をしたりしていた
バクダットに行く前に小アリーとドライバーアリー自分とで酒でも飲もうと約束していたので、今晩飲まないかと誘ったが小アリーは一緒の場所にいるけど、自分お酒は飲まないと言っている
あれ?お酒を飲むのはドライバーアリーだけ?
イスラム教徒らしく、酒を飲まないアリーの前ではあまり酒を飲むと言えないのかな?
あまり乗り気ではなさそうな小アリー
ドライバーアリーには空港まで送ってもらった料金を支払い忘れていたので、お金を渡さなくてはいけない
彼が夕方店に来るようにアリーにお願いをしておいた
そんなふうにダラダラと話してると大人3人子供3人でお客さんが来店
その客の中の1人が明日結婚式だと言う
結婚する若者に明日の結婚式に来てくれないかと誘われて、特に予定もないので承諾する

そろそろお邪魔かなぁと思い、夕方また店に来るよと言って市内中心部のバザールにブーツを探しに行く
地元民に靴を売ってるお店が集まっている場所を聞き行ってみると、確かに靴屋は多いのだが、大体の店が中古の靴屋で自分が目当てにしているバイクを乗るのに向いてるブーツがなかなか見つからない
良さそうなものを見つけてもサイズが合わない
ブーツは見つからなかったが、アウトドアショップで20ドルのエアマットを発見😳
数日前にマットにパッチを当てたがその後も空気の漏れが全く止まらず、寝心地の悪い日々が続いていたので衝動買いしそうになったが思いとどまった
ブーツを探すのは諦めてどこか近くの公園で休むことにした
最寄りの大きな公園は駐車料金を取られることが判って別の公園に向かう
中心部の北側の小さな公園で夕方まで昼寝
小腹がすいたので何か食べようと思い、公園近くを探したら激安のファーストフード店を見つけた
値段が安いので、地元民で混んでいて2000ディナールのチーズバーガーを注文したら出てきたものは写真とはまるで別物
だが、値段で言えば写真通りのものが出てくるはずもないので、まぁこんなもんだろうと納得する
味はまぁまぁ

アリーの店に戻ると、2人ほど兵隊が店の前でタバコを吸っている
アリーはお客の散髪をしていた
小アリーの姿が見えない
アリーにどこに行ったのか尋ねると、Dukanに友達とパーティーをしに行ったらしい
なんだそりゃ
しょうがないから、ビールでも買ってキャンプしながら1人でちびちびやろうかと帰ろうとすると散髪中のお客を紹介された
そのお客はクルディスタン軍の将軍だと言う
あー、それで店の外に兵隊が2人待機してるのね
彼らはSPと言うわけですね
じゃあ軍関係者ならば、良さそうな物を売っている場所を知っているかもしれないと思い、店を教えてくれとお願いすると、古いブーツをプレゼントしてくれると言う😳ホントに?
そして
兄車の中から何やら取り出して渡してくれたのは普通の革靴だった
いやぁー、自分が欲しいのはオートバイに向いてるようなブーツなんですけれど〜と言いかけるとアリーにそれを止められ、いいから早くお礼を言いなさい的な身振り
丁重に感謝の言葉を伝える
なかなか外国でのコミュニケーションって難しいですね

と言うわけで、今日も一昨日と同じ林道でキャンプする事にする

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?