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そのAAは最強?【初心者から始めるポーカー学習】

こんにちは!Hinanoです。まずは前回記事を読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございます!TwitterやKKPoker上でも感想を伝えてくださる方がいらっしゃり、嬉しい限りです!今日はポーカーをやっている人なら皆が大好きなAAについて記事を書いてみようかと思います!なお、前回書きそびれましたがしばらくは6max(6人テーブル)でのハンドの振り返りを中心にやっていこうと思っています!



そもそもAAはどれくらいの利益が見込めるの?

前回の記事(読んでいない人は是非チェック!笑)の冒頭で、UTGでAAが配られた時にどれくらいのEVを得ることができるか?ということに触れたと思います。そこで各ポジションごとにプリフロップでAAが配られた時にどの程度EVを得ることが出来るかPokerSnoeieの出力結果をまとめてみました!また、以降ポジションについては下記のように書くことにします!ポーカーの本を読む際などは特に説明なくポジションに言及されていることがほとんどなので、是非覚えておきましょう!(丸投げですが、詳しくはこちら!笑 https://www.pokerdou.com/texasholdem-basics/position/)

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※100BB持ちの6maxテーブルを想定しています。BBの場合相手のアクションがあって初めて自分の番が来るため具体的な値は算出できませんでした。実際に表を作るまで気付いていませんでした!笑

BUでAAを配られた時に最も利益を出せることが分かりますね!しかしその次に利益を出せるのがCOではなくHJだとは知りませんでした!
表からもAAはコールではなくレイズでプレイする方が利益が出ることが分かると思います!記事を読んでくれる皆さんはAAはレイズで参加するようにしましょう!(最近AAをコールで参加されSBでTT持ちの私がレイズ、3betレイズを返されたため4betallinをしたところスナップコールされて100BBを失ったこととは無関係です。)


ハンドの振り返り(AA@HJ)

※以下の画像ではSB,BBが1$,2$になっていますが実際には0.1$,0.2$でプレーしています。同様にそれぞれのスタック(持っているチップの量)も10分の1したもので見ていただければ、と思います!

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こちらは私がポーカーを始めてまだ日が浅かった時の振り返りです。プレイの下手さにはご容赦ください。笑

HJでA♦A♣が配られました!これはテンションが上がりますね!私はAAをコールで参加するような相手を貶めることはしないのでレイズで参加です!COにコールされてヘッズアップ。フロップに向かいます。

フロップはT♠、7♥、8♥と落ちました。私の手はAA!言わずと知れた最強のハンド!相手からチップを得るべく、続けてベットします。

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あれ…?

ミスになってる!!!

試しに他のベットサイズも全て確認してみましたが、そのすべてでAIはチェックを推奨していました。この時まで私はハイポケットを持っている時には必ずCB(コンティニュエーションベット、直前にベット・レイズした人がそのまま次の場面でもベットすること)をしていたためこの事実自体が衝撃的でした。

なぜチェックが推奨されているか、以下は前回と同様に私の考えです。皆さんの意見お待ちしています!


フロップが開かれる前の時点ではAAは最強のハンドであるが、今回開かれたフロップはストレートもフラッシュもちらつくボードである。この時点でAAがまだ勝っている可能性は高いが、以降にまくられる可能性が通常時よりも高い!

相手はプリフロップでコールを選択しているためKKやQQといった「AAよりも少し弱いハイポケットなど」のハンドを持っている可能性が低く、AAが最も利益を出せる相手(こういうものをバリューの対象、と言います!)が存在しにくい!

相手の持ちうるハンドとボードの状況の両方がCBに不適である、この2つがAIがチェックを推奨する理由だと考えました!

なお、実際にどうなったかと言うと…

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4倍のレイズを返された後、AAを持ってテンションが上がっていた私はオールインを選択!これはAIにも怒られる選択で、失ったEVはコールと比較した場合で14.45とかなり大きなものになってしまいました。ぴえん。

実際に相手が持っていたハンドはT8s。この後は特に有利なカードは落ちず、相手の持っているスタック分のチップを失ってしまいました…


ハンドの振り返り(AA@UTG)


前回を踏まえ、こちらは比較的悪くないプレーが出来たのではないか、というプレーも載せておきます。UTGでAAを3bbにレイズ、HJにコールされてフロップに行きます。

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ここで私は教訓を生かしてチェック!たとえA♥を持っていてフラッシュになる確率があるときでもチェックが良いようですね。相手にポットの半分をベットされこちらはコール。ターンに向かいます。

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ターンのカードはK♠でした。これは相手のフラッシュにもストレートにも関係がないカードですが、私はここもチェックを選択!AIもチェックを推奨していますね。ここは前回の記事でも扱った「直前にレイズ・ベットした人まではチェックで回す」という考えからもチェックが良いかと思います!再び相手はポットの半分をベットし私はコール。続いてのリバーのカードが…

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7♥でした。ストレートにもフラッシュにもなりうることもあり、ここもチェックを選択。相手もチェックを選択し、JJのトリップスで相手がポットを取る、という結末となりました。

相手は少し予想外のハンドを持っていましたが、場のカードと相手のハンドを予測してCBを打たなかった結果、失うチップを最小限に出来たと考えています!

まとめ

・AAなどのハイポケットペアは最初のハンドとしては強いがその後の場のカード次第では強さは大きく変動するので強気にプレイしすぎる前に考える!

・フロップのCBにレイズが返ってきた時にハイポケットペアであることだけを理由にリレイズやオールインを返すことは悪手になることが多い!


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