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ベットの対象を考える(ブラフ編)【初心者から始めるポーカー学習】

こんにちは!Hinanoです。今回は私自身も理解が浅い部分も多く、意見をもらいたいと考えているブラフベットやバリューベットについて、PokerSnoeieの画面を見ながら少しまとめてみたいと思います!そこで今回はまずブラフベットに着目してみました!ブラフベットについて、私は初心者とそれ以外で一番大きな差がつくポイントだと思っています!失敗したら大きな損失をしかねないブラフですが、その効果は絶大なもの!一緒に理解を深めていきましょう!


ブラフの美しさ


まずは今日扱うバリューベットとブラフベットのうち、ブラフベットで私が最も凄い!と思ったシーンが動画であるので載せておこうと思います!

両者気合いが入っており、見栄の張り合いのようになっていますね!笑
これはしかしライブキャッシュならではの攻防だったのではないか、とも思います。最後にオールインをした側のプレイヤーは、最後に相手から残りスタックを教えてもらう際にその声から弱気さを感じオールインに踏み切ったそうです!
私の経験上、オンラインポーカーでフロップ段階でリレイズをされた場合ツーペア以上のハンドが入っている場合がほとんどなのでこういったプレーはおすすめは出来ません!笑


ハンドの振り返り(J9o@BB)

BBでJ9oが配られました。これは3betが入らない限りコールすることになりそうですね!BUから2.5bbでのレイズが入りSBはフォールド、BBの私がコールしてフロップが開きます。

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フロップは6♠、Q♣、T♣と落ちました。これで私はKか8が落ちれば完成するストレートドローになりました!さらに♣がターン、リバーと続けて落ちればフラッシュにもなるため、いいフロップだと言えるでしょう!

私はチェックを選択しましたが、AIは低頻度でベットを選択していますね。前にレイズ・ベットした人よりも先にベットをする行為は「ドンクベット」と呼ばれ、一般にあまり推奨されるプレーではありません。ではなぜ低頻度とはいえここでAIがベットを選択しているのでしょう…?
この点についても考えたいところですが、今回は本題ではないため次回以降の記事で触れていこうと思います!

私のチェックに対して相手はポットの3分の1程度をベット、私はこれにコールしてターンに向かいます。

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ターンは9♦でした。私の手は9のワンペアになりましたね!ここではAIはどのベットサイズに関してもチェックを推奨していました。
私もチェックを選択、相手は今度はポットの6割程度をベットしてきました。フラッシュドローこそなくなりましたがストレートドローに加えて9のワンペアがある私はコールを選択、リバーに向かいます(ここでAIはコールを推奨していますが、大きなレイズについてはそのEVはチェックした場合と同様になっていました。これについても今回のメインテーマではないのでまた次回以降考えてみようと思います!)。

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リバーは8♦でした。めでたくストレート完成ですね!私はチェックをすると相手はポットの1.4倍弱をベットしてきました!1記事目で扱ったように(しつこいけどまだ読んでいない人は是非!笑)、ここでレイズをしてもコールをしてもらえるハンドは自分と同じか自分より強い(ここではKJ)ハンドのみであることが考えられるので私はコールを選択。AIも同様ですね。開かれた相手のハンドは…


K♠5♠でした。


???
Kハイ…?
つまり相手は私を降ろそうとブラフをしてきていた訳です。

Jを持っており、ストレートを完成させている私側からすればここでのポットを超えるベット(ポットオーバーベットと言います!)は簡単にコールという選択をすることができるうえ多くのチップを得ることができ、ありがたいとすら言えるかもしれません。
こんな場面を持ってきて何の意味があるんだ!と文句を言われてしまうかもしれませんね。笑
ではPokerSnoeieを使って今度はK♠5♠を持っていた相手側のプレーを検証してみましょう。

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なんと相手のこのプレーはAI的には非常に良いプレーだと判断されていました!チェックした場合との得られるEV差は1.62で、これは一般的にそれなりに大きな差だといえます(PokerSnoeie上ではプレイヤーの選択とAIの選択とのEV差が2以上の場合大間違いですよ!と注意してくれる機能がついています笑)

このポットを超えるベットに対して、仮に私がJを持っていなかったとしたらどうでしょうか?
もちろん私が何もヒットしていないような場合は素直に降りているでしょう。
しかし6や8、9やTのワンペアだった場合どうでしょうか?
恐らくですが、私はフォールドを選択していたと思います。
Qを持ってトップペアだった場合が一番判断が難しいかもしれませんね。Qを持っていたとすると、自分のもう片方のカード(キッカーと言います!)や相手の傾向から総合的に判断する必要があります。

つまり、このポットを超えるベットは相手がJを持っている場合は損をすることを割り切り、6~Qのワンペアを持っている相手やAハイの相手を対象としたベットだと考えることができます!

この際「相手を悩ませるような大きなベットをする」という点が非常に重要だと私は考えています。
例えば最後の場面でポットの半分のベットをした場合のEVはどうなっているでしょうか、その数値が以下になります。

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ベット自体は推奨されていますが、そのEVはポットを超えたベットをした場合と比べると低いものになっていますね。

これは体感的にも理解できると思います。
この場面、リバーまで進み相手がポットの半分を打ってきたとしてQを持っているあなたはフォールドをするでしょうか?
Qを持っている場合当然コールになると思いますし、ポーカーをしている時、私を含めてプレイヤーは「相手は何を持っているか気になる!」と思いながらプレーしていると思うので、その他のワンペアを持っている場合もコールをすると思います!笑

まとめ

・ブラフをする際はどういうハンドを持っている相手を降ろしたいか具体的にイメージする!

・ブラフをすると決めたら思い切り!相手を悩ますようなプレーを出来るように心がける!


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