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チャイナドレスに憧れて

「好きな映画を4本紹介する」というバトンがツイッターでまわってきたとき、その1つにこの映画を紹介しました。


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「花様年華」(In the Mood for Love)
花様年華というのは、「人生で最も美しい瞬間」という意味だそうです。
上映当時のキャッチコピーは、
”女は顔を伏せ、近づく機会を男に与えるが、男には勇気がなく、女は去る。”
(改めて調べました) 

舞台は1962年の香港。
同じ日にアパートの隣りどうしに引っ越してきたチャン夫人(マギー・チャン)とチャウ(トニー・レオン)。ただの隣人として出会った2人がふとしたきっかけから同じ悲しみを共有し、惹かれあっていくストーリー。
この時代の香港の雰囲気がものすごく好みで、大好きな映画です。


私、この映画で猛烈にチャイナドレスに憧れました。
映画の中でマギー・チャンが様々なチャイナドレスを着ているのですが、デザインがレトロで、それがまた新鮮で、素敵で。
当時は若かったので、「私も着てみたい!」と無謀な夢を持って、この後しばらく迷走することになります。


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上海で撮った変身写真。
このときはずらりと並んだ衣装の中からシンプルなものを選びました。
気分は完全にマギー・チャンです。花様年華のチャン夫人です。
メイクされるときに、眉毛を全部剃られてしまってあせりました。
でもさすが。人気の写真館だったこともあり、お見合い写真にしたいくらいの変身ぶりでした(あくまで自分比)。お見合いしたことないけど。


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次は香港で。
ビクトリアピークのおしゃれなバーで、コスモポリタンを飲みながら夜景にうっとり(今思うとイタイ・・・・・・)。
そのあと、少し酔った勢いもあったんでしょうね。
おみやげ屋さんで衝動的に買ってしまった青いチャイナドレス。
嬉しかったんだと思います。ホテルに戻って自撮りしてました。ひとりで。
さすがに恥ずかしいのでアップはさらに小さめにしておきます。


この後、このドレスは友達の結婚式の二次会でお披露目する機会があり、それなりの減価償却はできました。
さすがにもう着る機会も勇気もないけれど。
私の中では、いまだに憧れのファッションです。


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