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気合太郎をエクスプロイトする
ポーカーの基本は良いハンドだけ参加してバリューとブラフを適正にベットすることと言われています。一方、ライブカジノでは大量のスタックを積んで、幅広いハンドで参加、ベットやブラフをしまくるタイプのプレイヤーも存在します。
そういうプレイヤーがいると、超特大のフィッシュがいる!と内心ホクホクしながら駆けつけてくるプレイヤーもいます。しかし、実際はブラフで降ろされ、強いハンドは降りられ、そして変なツーペアで大きくチップを取られて返り討ちに。。。
このような超ルースアグレなプレイヤーは気合太郎とも呼ばれます。彼らはただの金持ちラッキープレイヤーなのでしょうか?
そこで、なぜこういった気合太郎が強いのか、どうやればエクスプロイトできるのかを一緒に考えていきましょう!
なぜ気合太郎は強いのか?
テキサスホールデムはアグレッシブにプレイするほうが有利なゲームです。
その理由として次のようなものがあります。
① フロップでベットされたら半分はコールできない
フロップでポットの半分をベットしたとき、単純計算で3回に1回以上、相手をフォールドさせれば利益が出ます。これを逆に言うと、ベットされた側は3回に2回はコールしないと、相手はハンドに関係なくベットするだけで利益を得ることができます。
しかし、フロップでハンドがヒットする確率は約3分の1、ドロー系を含めても約2分の1です。そのため、目標とする3回に2回のコールには届きません。
そのため、基本的にフロップは打たれたら半分近くは降りるしかありません。この原理を利用した技術がコンティニュエーションベットです。
そして、気合太郎のアグレッシブなプレイはまさにこの考えに沿ったものです。
② ベットして相手を降ろすことでエクイティを実現させない
AKsのようなプレミアハンドでも、フロップでヒットする確率は約3分の1です。
そこでお互いがチェックすれば次のカードでヒット、あるいはショーダウンまで行けばAハイで勝てる可能性もありますが、その前にベットされたら降りるしかないでしょう。
気合太郎は頻繁にベットすることでボードに絡まなかったプレミアハンドをフォールドさせ、エクイティを実現させないことで利益を得ることができます。
やってはいけないプレイ
それでは、気合太郎がなぜ強いのかを踏まえたうえで、対戦したときにやってはいけないプレイを紹介していきます。
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