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顔面神経麻痺4 -予後検査-

全く顔が動かないまま、検査の日がやってきました。

『全然顔動かないけど、最初は悪化するって言ってたし、こんなもんなのかな…。』
と思いながら恐る恐る検査室へ。

耳の聞こえの検査は問題なさそう。 
少し耳の奥に膜が張っているような耳閉感はありますが、小さい音も聞こえました。
また耳の奥がガンガン痛くなる神経痛がかなりひどかったのですが、この頃にはだいぶおさまってきていました。

次に神経の反応を測定する検査をすると
看護師さんが少し顔色を変えました。
すぐにベテラン看護師さんを呼び、再度検査するも、やはりこわばった表情…。

『あぁ、これは、あまり良くないやつだ……』

不安が現実になったことがわかった瞬間でした。
詳しい検査結果は看護師さんから聞くことができないので、医師の診察を待つことになりました。

『このまま動かなくなったらどうしよう。
私、もう前みたいに笑えないの?
普通にご飯食べられないの?
瞬きすらできないし
お風呂はどうしたらいいの?』

『今まで頑張ってきたこと
全部無駄になっちゃうの?』

色んな感情が入り混じっていたことと
一人で診断を聞くのがとても怖く
待合室で手を震わせ
泣きながら名前が呼ばれるのを待ちました。

次回は恐怖の診察です。