【S12最終4位/レート2164】
TN:ワダチ 最終4位
TN:バイオレット 最終92位
【構築経緯】
S10(レギュレーションD)に使用した構築のハバタクカミ+カイリュー+パオジアンの選出が前のシーズンである程度戦えたのでこの三体を軸に構築を考えた。
※S10に使用した構築は下記の通り
この三体は2シーズン同じ型で使用していたのでキツイポケモンなどもある程度わかっていたので残りの枠はそこに強くでれるポケモンを採用することにした。
これまでの環境ではカイリューをクッション枠として採用することが多かったがカイリューのスケショ型が殴り合いの性能が著しく高いため他にクッション枠を採用することにした。
構築が対面に寄ってしまうとマリルリやハッサムなどのポケモンがどうしてもキツくなってしまう
ので、そこに強い枠+現環境ではグローブを持ったラオスが減少してたのもあってサンダーが強いと思い序盤の方から考察を重ねたが現環境最強のポケモンであるガチグマに対して明確に不利を取ってしまうのがどうしても気になった。そこを解決できる動きとして水ウーラオスにサンダーを後投げ→アッキのみ発動→ガチグマに強いチョッキポケモンにバトンタッチをする動きが強いと思いアッキサンダー+チョッキウーラオスを採用。
最後にサーフゴー,炎オーガポン,ガチグマなど環境トップのポケモンに強い破壊枠兼HBサンダーと相性のいい枠としてメガネイーユイを採用した。
↓(サンダー考察日記)
蜻蛉返りなどを採用することも検討したが相手に負荷をかけることができないため✖️
HBお盆サンダー+HD光合成岩オーガポンでサイクルをすることが最強だと考えてランクマッチで回してみたがメガネツツミやカミに隙を見せた瞬間負ける試合が多発したため✖️
※ただしHD光合成岩オーガポンは単体ではかなり強かった。
HDタラプみがわり暴風バトン型→暴風ワンウェポンがどうしてもネックになってしまった。
サンダーは追い風光の壁など覚える枠が優秀なので考察してて楽しかった。
【コンセプト】
•どんな構築に対しても最低限勝てるようにする
•対面的に殴り勝つ
【個体紹介】
サンダー@アッキの実 静電気 テラスタイプ:水
図太い197(252)-x-144(204)-146(4)-111(4)-126(44)
HB-ほぼ特化
HD-C252ハバタクカミのムンフォ2耐え
S-準速ガッサ抜き抜き
この構築のクッション枠。
剣盾の時以来にサンダーを使用したがたくさん放電で麻痺らせてたくさん暴風で自傷させてたくさん静電気で麻痺を引いてあの頃のことを思い出させてくれた。
現環境では、鉢巻水ウーラオスが増加していてそこに強いポケモンとして非常に優秀だった。
有利対面でバトンする動きが強くチョッキウーラオスとの相性が素晴らしかった。
テラスタイプはウーラオス,パオジアン意識の水
ウーラオス水@突撃チョッキ ふかしの拳
テラスタイプ:炎
意地205(236)-200(252)-121(4)-*-81(4)-119(12)
A-特化
HD-控えめガチグマのノーマルテラスブラットムーン最高乱数以外耐え
C252ハバタクカミのムーンフォース確定耐え
突撃チョッキで採用することによってガチグマやイーユイなどの特殊との打ち合いを最大限引き上げた。
初手スケショカイリューに対して下からアイススピナーを打って倒す→裏からハバタクカミが出てきてテラス水流アクジェで倒すみたいな動きを最終日だけで3回はした。
サンダーのアッキバトンと合わせて出しても強いし対面の駒としても非常に優秀なため最後の方はめっちゃ投げた。
S10でも意識したがスケショカイリューやパオジアンで相手のカイリューのテラスを吐かせて裏からウーラオスを通す動きも強い。
テラスタイプはバトン後の炎オーガポン意識兼フェアリー半減テラス。
この構築のMVP
パオジアン@気合いの襷 災いの剣 テラスタル:ゴースト
意地155-189(252)-109(68)-*-80-179(188)
氷柱落とし 鬱憤晴らし 氷の礫 剣の舞
HB-特化水ウーラオスのグローブ水流連打を95.4%で耐える
3シーズンずっと同じパオジアンを使用。
レギュレーションEになってパオジアンが弱くなったとよく耳にするがそんなことはなくずっと強い。
今期もゴーストテラスパオジアンはケアされることはなくよく3タテした。
甘える髪に勝つことが多いため悪技は鬱憤晴らしがおすすめ。
テラスタイプはカイリュー意識のゴースト。
カイリュー@いかさまダイス マルチスケイル テラスタイプ:鋼
意地167(4)-204(252)-115-*-120-132(252)
スケイルショット アイアンヘッド 神速 竜の舞
A-特化
殴り合い最強のスケショカイリュー
このポケモンの強さは言うまでもないと思う。
神速を採用することによってリーチが伸びるのが偉い。
最後の方はスケショをちゃんと当ててくれた。
こちらも3シーズン連続で同じ型を使用。
イーユイ @ こだわりメガネ 災いの玉
テラスタイプ:ゴースト
控え目149(148)-×-101(4)-187(116)-141(4)-150(236)
オーバーヒート かえんほうしゃ サイコキネシスあくのはどう
HB-カイリューの鉢巻ノマテラ神速耐え
S-準速ウーラオス抜き
この構築のパワー枠。
メガネオーバーヒートでH252チョッキガチグマをワンパンできる火力は癖になる。
キョジ入りやチオン入りに対してサンダーと絡めて投げることが多かった。
選出率は一番低いが出した時はしっかり活躍してくれるポケモン。
このポケモンも3シーズンずっと使用してる。
テラスタイプはカイリューの神速意識のゴースト。
ハバタクカミ@ブーストエナジー 古代活性 テラスタイプ:鋼
図太い162(252)-x-117(252)-155-155-156(4)
ムーンフォース シャドーボール 挑発 痛み分け
HB-特化
陽気水ウーラオスのテラス水流連打瀕死率3.8%
初手性能がめっちゃ高いポケモン。
構築がステルスロックが非常に刺さってるためこのポケモンで展開ポケモンを挑発して必死にステロをまかせないようにする。
痛み分けを採用してることによってテラスしてなくてヘビボン所持してないディンルーに対面勝てる。
このポケモンが相手の展開を阻害することによって裏のポケモンが生きる。
テラスタイプはフェアリー半減兼受けループの毒針ハピナス,メンハドヒド意識。
受けループのツツミラッキーラッシャやドヒドハピラッシャはこのポケモン1匹で勝てる可能性があるのが強い(地割れ1発当てはきつい)
【構築の要点】
▫︎アッキサンダーバトン+チョッキウーラオス
現行ルールにおいてパンチグローブを所持したウーラオスが減少していたのでウーラ視点一番厄介なHBサンダーを採用したが,現行ルールにおいて猛威を振るっているガチグマに対して非常に不利を取るのが懸念点であった。
その問題を解決できるのがバトン→ウーラオス投げである。
チョッキを持ちつつB+1状態のウーラオスを突破するのは困難でり相手の対面構築に対して強力だった。
▫︎技の追加効果による上振れを狙う
この構築は電磁波などを誰も採用していないが,各ポケモンが強力な追加効果があるのでそれによって捲ることができる。
▫︎ハバタクカミ+カイリュー+パオジアン
強力な対面選出であり基本選出。
3シーズン続けて同じ型の3体を使っているのもあって練度が神の域を超えた。
カイリュー,パオジアンどちらも強力な先制技を持っているので取りこぼしを先制技で縛って上から倒して勝ちという展開を作れる。
【最後に】
日を跨いでから6時までずっと2ロムで5位以内をキープしていたが、7時に片方が連敗によって3桁まで溶けて7時時点では2位だったロムも4連敗して90位台まで落ちて萎えていたがそっから脅威の巻き返し(7連勝)で一桁に滑り込めたのは本当に嬉しい。
チャンスは準備された心に降り立つと思うのでそのチャンスを信じてこれからも頑張っていきたい