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WCS2024 眼鏡パゴススタン構築


はじめに

こんにちは。今回はWCSホノルル2024で使用した構築の記事となります。
大会成績、完成度においては不十分なものなので、備忘録程度のものとして読んで下されば幸いです。

大会ルールであるOTSBO3を前提として話を進めます。

構築経緯

禁止伝説の選択

まずレギュGにおいては、黒馬白馬ミライドンの3体が圧倒的な力を持っていると考えた。特に黒馬がパワーが高いと考え、これに対して有利をとる伝説を採用したいと考えた。
その結果、禁止伝説の中で唯一ゴーストタイプを無効にできるテラパゴスを採用しようということになった。
また、テラパゴスの強みとして無条件で等倍、テラスタルを裏目にさせられるという点があり、その性能が個人的に好きだったのも採用するに至った経緯である。
あと単純に時間がなくてレギュGで一番初めに使ったテラパゴスがそのまま使用禁伝になった。

一般枠の選択

次に、テラパゴスと相性のいい一般枠を考える。
欲しい要素は以下だった。

①ウーラオス、テツノカイナなどの格闘打点からテラパゴスを保護することができる、またはそれらに有利なこと
②可能な限り、格闘弱点でないこと
③相手のテラスタルを誘発できること(誘発せずともステラクラスターで挟み撃ちにできればいい)
④素早さ操作ができる、追い風系統に強いこと
⑤猫騙しにテラパゴスが弱いので、猫要員に強いこと

以上をふまえ、
草テラスを誘発し、花粉団子によりテラパゴスをゾンビ化でき、テラスシェル回復もできるモロバレルを採用。
素早さ操作ができ、テラパゴスの苦手なウーラオス、テツノカイナに対し格闘無効とタイプ上も有利で相性のよいハバタクカミを採用。
モロバレルで保護できない対草タイプ、草テラス、じんゴ持ちなどに対してこの指止まれで確実に仕事ができ、自身も攻撃参加できる性能が最強と思った炎オーガポンを採用。
特に炎オーガポンは、

・雨構築に対してもゼロフォーミングを上手く使えば雨を消せるので炎打点として選出できる
・この指+ステラクラスターの圧力
・蔦棍棒+ステラクラスターの挟み撃ちが有効な相手が多い
・ウーラオスに強い炎打点
・猫要員のゴリランダーに強い

などといった点でテラパゴスと相性がいいと感じた。
そのため、パゴスオーガポンの並びをとても高く評価している。
オーガポンを採用せずに、イーユイパゴスといった並びも使用していたが、ウーラオスに一貫されてしまうのはどうなのかと思ったのと、オーガポンの攻守の柔軟性が取れる点を考えると、イーユイは最終的な採用には至らなかった。

ここまでをふまえ、全体技持ちがテラパゴスしかいないため、守る択が発生しやすい点が気になった。
このことより、猫騙し要員のガオガエンに強いなどといった点も評価して水ウーラオスを採用。
ノマテラ悪テラ黒馬、テラパゴス、悪ウーラオスなどに対して弱点をつける素早い格闘打点は必要と感じた。
他の方々も言っているが、ウーラオスを採用しない理由を探すのが難しい。

この5体では素早さ操作が追い風に劣っているので、6体目には追い風構築に強いポケモンを採用したかった。候補としてタケルライコ、テツノカイナが挙がった。
猫騙しを使える、ミライドン構築に対して強く出れる点を評価して、今回はテツノカイナを採用した。
ただ、

・ミライドンがマジカルシャインを覚えていればテツノカイナをそれほど強く動かせない
・構築で重いカイオーガ、ペリッパーに対してはタケルライコの方が強く出れる
・白馬に対してもタケルライコであってもテラスタルを切れば有利に試合を進められる

を考えると、この選択は本当に正しかったのか、、と思っている。

・猫騙しとステラクラスターで挟み撃ちにする動きは強かった
・対テツノカイナにおいてはタケルライコよりテツノカイナの方が強い

という点もあるので、一長一短な気はする。一番考察不足を感じている部分。

以上で構築の6体が決定!

個体解説

画像:SV バトルメモリーズを使用
技、持ち物、テラスタイプ、努力値、性格は画像参照

※ハバタクカミ、炎オーガポンの調整はアーニャさん(@SPY_Anya11)のPJCS2024優勝構築のものを参考にして使わせていただきました。ありがとうございました!

↑出典

テラパゴス

HB:A200ウーラのインファイト15/16耐え
S最速

構築の禁止伝説枠。即効で最大限の圧力をかけたいので眼鏡型。
ウーラオスに対して単独でも強く出れる点、凍える風入れれば最速135族も抜けられる点、素早さを甘えた90~100族あたりを素で抜けられる点を評価して最速にした。この選択は間違いなく正解で、このおかげで拾った試合が多数あった。
初手から出して隣と合わせて圧力を与えていくこともできる。後発にして、先発の他のポケモンで相手のテラスを誘発した所を狩る動きもできる。後者の動きもそうだが、テラスを切られずとも単純に高火力のタイプ相性無視の全体技を打てるのが強かった。
すぐにテラスを切りたいことも多いが、ステラ時のクラスターの火力は単発クラスターの火力の約7割となってしまうため、テラスシェルを活かす、ワイドガードのケア、ゼロフォーミング温存などの観点もふまえて安直にテラスを切らないことを心掛けていた。
トライアタックはテラス切ったあとの単体ノーマル打点として強力で上振れも狙える、大地の力はノーマルタイプとの攻めの相性補完がよく、ガオガエンへの打点にもなる、悪の波動は黒馬、ルナアーラ、霊テラへの打点になるという理由で採用した。

ハバタクカミ

HB:A200ウーラの水流確定耐え
HD:眼鏡カイオーガの潮吹き(雨無し)確定耐え、C194(68振り)以下の黒馬のダブルダメアスビ15/16で耐え
S:S4振りブエナカミ抜き、ブエナ発動時追い風下最速ペリッパー抜き
C:余り

素早さ操作枠。テラパゴスの苦手な対ウーラカイナ、環境に多い対ミライドン軸において有利をとることができ、猫騙し耐性による行動保障が頼もしかった。
確実に行動させたかったので耐久寄りに。後述するが凍える風があるため、素早さにそこまで振らなくてもブエナ発動すれば十分だと思う。
タイプ一致技としてムーンフォースを採用。マジカルシャインだと火力が足りないと思うのでそれにはせず。
素早さ操作として凍える風を採用。
これにより、最速テラパゴスが大体のポケモンを抜くことが可能になる。
またハバタクカミ自身、相手が追い風下であっても凍える風を入れれば実数値193以下のポケモンを抜くことができる。
対黒馬のためシャドーボールを採用。
相手が黒馬以外にテラスを切ればカミのシャドーボールで詰められるし、テラパゴスのステラクラスターと合わせて挟み撃ちにする動きも強力。OTSである都合上、ないことがばれているとこのような圧力をかけられないので採用した。
※CTSならこの枠にトリックルーム、電磁波、痛み分けなどの採用も検討したい。
基本は先発にして隣をサポートしながら試合を展開していくことが多かったが、後発にして詰める動きも強力だった。
テラスタイプは耐性タイプも考えたが、火力を伸ばせて悪打点を半減にできることを重視して、ゴースト弱点をなくせているフェアリーとした。

炎オーガポン

HB:A200ウーラのテラ水流確定耐え
S:最速90族抜き
A:余り、テラス時HB特化ザマゼンタ確定一発(B±0)

構築の炎枠。水ウーラオス、モロバレルに打点を持てる。アタッカーとして動かせるのはもちろん、この指止まれによるサポートもできるハイブリッドな性能がよい。
白馬に対して

・草テラ→蔦棍棒が一貫(雨と組み合わせていてもゼロフォーミングで対抗可能)
・水テラ→ウッドハンマーが一貫
※炎テラ→水ウーラオスで対応可

と強く出れる点もいいと思った。
最速90族抜きになっていることで、追い風さえしのげば(なければ)カイオーガも安定して対処できる。
また、テラパゴスと並べるのがこの構築において激アツポイント。パゴスポンの組み合わせで、前述した通りの様々な強い動かし方が可能。
構築に柔軟さをもたらしてくれたポケモン。

モロバレル

H:再生力の回復効率のよい3n
D:できるだけ高く、11n(対黒馬を意識)
B:余り

OTS最強ポケモン。
対物理は大体タイプ相性で受かることが多いが、対特殊はあまりそうはいかず、高火力の伝説が多い(黒馬、カイオーガ、ミライドンなど)ので、HD寄りにした。
クリアスモッグは黒馬、ルナアーラ、テラパゴス、ウルガモスなどの特殊積みへの妨害はもちろん、本構築で絶望的だった草テラスザマゼンタに対して、B上昇をなくしてボディプレスの威力を落としながら、炎オーガポンで倒せるようにするための技として採用。実はテラパゴスが苦手な寿司構築の対策になる点も評価。
守るがないデメリットよりこの技を採用することによるメリットの方を優先して採用。
テラスタイプはザマゼンタの取り巻きに多いパオジアン、ゴリランダーを意識して炎。炎オーガポンに対してタイプ一致技を両方半減できるのも強い。

水ウーラオス

陽気AS振り
ウーラミラー意識してB4振り・最速

語るまでもなく最強の一般枠。技テンプレ。
対テラパゴスを意識して最速+ステラで採用(準速だと最速テラパゴスに抜かれるリスクがある)。
対ガオガエンにおいて、ゴツゴツメット持ちでダメージを与えられてしまう、オボンのみ込で耐えられる、テラスを切られて無理やり鬼火を入れられるなどといったことが裏目だが、その場合はモロバレルの胞子が通る、テラパゴスのステラクラスターが抜群で入るようになるので問題ないと考えている。

テツノカイナ

A:無振りウーラ、B4ウーラをワイボで15/16の乱数一発
HB:A200ウーラの水流をほぼ2セット耐える
S:追い風下準速ウーラ抜きカイナ(S実数値75)抜き
D:余り

猫騙し、ボルトチェンジの盤面形成能力、高い耐久を評価して採用。
試合のテンポを取る上で重要になってくるポケモンで頼もしかった。
ミライドンに強い枠として採用したのがはじまりだが、妖テラマジシャに対しては強いといえないので注意。ただし、逆にいえば、そのような状態になればミライドンに対しテラパゴスがステラクラスターで弱点をつけるようになるのでそこをうまく挟み撃ちできれば試合を優位に進められる。
対ミライドンに初手パゴスカイナと出すのは実際強かった。
テラスタイプはトルネオーガ、パオジアンカイリュー(鉢巻地震、地団駄)を意識して水。
他の候補として草など。トルネをどうにかできればゴリランダーも見れるようになる草の方が強かったかも。

選出・立ち回り

対黒馬

有利、エスパー打点ある場合微有利
・積み系統かつ炎オーガポンいる場合
・眼鏡型
炎ポンパゴス→カミ@1
構築の炎の一貫がキツイ、炎ポンを迅速に処理しにくいため、この指止まれでテラパゴスを守りながらステラクラスターで黒馬を削っていく。
裏からハバタクカミを展開していって、凍える風で素早さを操作したりシャドーボールとステラクラスターで黒馬を縛る動きをとる。
隠密であれば凍える風は効かないが、積み系統の黒馬なら努力値配分の観点から火力にあまり振れていない個体がほとんどなのでアストラルビットを一発は耐えることができる。それ以外なら凍える風が効き、最速テラパゴスが上をとることができるようになる。取り巻きのウーラオスに強く、猫騙しの干渉を受けないのがとてもよい。
後発ハバタクカミがとても強い。先発だとどうしても妨害を受けやすく(守る+捨て台詞、攻撃など)、黒馬に縛られる状況を作られやすいが盤面ができてから繰り出せる後発だとそのことが少ないため。
@1は取り巻きや黒馬の技で判断

・積み系統かつ炎オーガポンいない場合
ウーラバレル→パゴスカミ
黒馬に水流胞子を集中するなど、とにかく黒馬を削るか眠らせるかして裏につなげたい。ドーブルがいる場合はカミを出さずに炎オーガポンを出す。

エスパー弱点が3体もいるので、エスパー打点を持っていた場合は、ウーラバレルカイナはいずれか1匹だけ選出するように心がけた。

対ミライドン

微有利
原則として、ミライドンのフィールド下での火力が笑えないのでテラパゴスを必ず先発に選出して初手テラスタルでフィールドを消す。
意識すべきことは、ミライドンを絶好のタイミングで死に出しさせないこと。
追い風ターンの管理、相手のカイナが猫使えるタイミングでミライドンを死に出しさせないなど。
盤面を作らせないことを最大限心掛けた。
また、ハバタクカミの通りがいいのでこれを活かせるかが鍵となってくる。

・アルバガパ
カミパゴス→カイナ@1
パゴスバレル→カイナカミ
①:凍える風+ステラクラスターでフィールドを消しながら雑に削る。
ムーンフォースを嫌ってミライドンがテラスタルを切ってくるとそれにとても刺さる動きでもある。
先発エルフミライとして、相手のエルフの打つ技が

追い風:ミライドンボルトチェンジ→交代先のポケモンにダメージ、Sランク-1となり次のターンハバタクカミが交代先のポケモンに先攻できるようになる
光の壁:ミライドンに対してダメージを与えることができる

といった感じ。カミが削られたらパゴスをカイナ@1で介護しながら、カミが体力十分ならカミで戦っていく。
②:ゼロフォーミング+胞子の圧力がかけられる場合この選出。
裏に草タイプがいるなら、テラパゴス方向ボルトチェンジに対して、単発テラクラスター+味方花粉団子を合わせるなどする場合がほとんど。

・ルートパ(イサハ、シード剣舞カイナ)
パゴスポン→カミバレル
ミライドンを削ること、イサハがキツイのでカミパゴスポンで後出しを狩ることを意識する。
初手ミライドン方向に蔦棍棒ステラクラスター集中で、ミライドンを削るか、ボルチェン交代先にイサハが出てきた時に出落ちさせることいずれかが実現できる。
テツノカイナ、ボルトチェンジで裏に温存されたミライドンを終盤で見るために後発カミバレルとしている。

・壁ガモスミライ
パゴスカイナ→カミポン
ロンゲを猫とステラクラスターで挟み撃ちにする。
電磁波を入れられないよう、ロンゲを倒したあとにハバタクカミを展開し、蝶舞ウルガモスを凍える風で妨害しながら炎オーガポンで処理していく。
炎オーガポンがS±0ウルガモスより速かったら嬉しい。

対白馬

不利
ブリランの通りがよすぎるのと白馬すぐ倒せなくてこれ。
パゴスポン→@2
カミカイナ→パゴス@1
ウーラカイナ→パゴス@1
当然白馬を最優先で削っていきたい。
蔦棍棒+ステラクラスターの挟み撃ちをしたいが、それを通してくれるかの択になってしまうことが多い。
守る択を無視できるウーラオス、猫騙しで行動保障を確保できるテツノカイナを絡めながら白馬を削ってテラパゴスの攻撃圏内に入れることを心掛ける(②③)。
ペリッパーなどのワイガ持ちがいる場合、白馬をテラストライアタック2発で倒すルートが有効。
ドブ白馬のようなトリルを貼りたい系統に対しては、この指止まれで保護しながらテラパゴスで攻撃していきたいので①の選出をすることが多い。

対ザマゼンタ

微不利
パゴスバレル→カミポン
カミポン→カイナバレル
ポンバレル→カミカイナ
バレルでザマゼンタを見たい。
草テラならテラスタルを誘発したところにクリアスモッグを打ち込む。草テラでないならモロバレルの胞子と粉が通る。
この動きをする上で、取り巻きに多いパオジアン、ゴリランダー、エンテイなども見れないと話にならないため炎テラスを採用した。
草テラなら①③、草テラ以外なら②の選出をすることが多い。いずれにしてもザマゼンタのテラスタルを誘発したい並びとなっている。
ペリッパーがいる場合、雨を消せるテラパゴスを選出することもある。この場合モロバレルと並べて先発に置き、この指でハバタクカミを守りながらムーンフォースを安全に打てる体制をとれるカミポンを裏にする選出をする(①)。
ペリッパーがいない場合は炎の通りが非常によいので、迷ったら炎ポンでテラス蔦棍棒を打ちまくる試合展開をすればよい(②③)。
対ザマゼンタにおいても、凍える風によって炎ポンがザマゼンタを抜けるようにでき、竜テラなら特にムーンフォースが刺さるといったハバタクカミはこれまた重要になってくる。

対カイオーガ

微不利
・トルネオーガ
パゴスカイナ→カミ@1
カミパゴス→カイナ+オーガポンorモロバレル
トルネロスに仕事をされたくないため迅速に処理をしたいが、そうすると追い風下でアタッカーを死に出しさせてしまうことにつながってしまい、いずれにしろ厳しい。不利マッチ
カイオーガが守れないなら猫+ステラクラスターで対応(①)。
守れるならカミパゴスと出して、

T1:凍える風+テラストライアタックでトルネロスを処理
T2:カミを守らせながらカイナに交代
T3:カミ交代、カイナ猫orボルチェン
T4:両守るorカイナいるならボルチェン

このようにして追い風ターンを凌いで、カミパゴス、カミポンの並びを作りたい(②)。

・瞑想系統
ウーラバレル→ポンパゴス
先発で出てきやすいロンゲ、ガエンをウーラオスで見ながら、モロバレルで相手のカイオーガの草テラスを誘発する。
裏のポンパゴスの並びで雨を消しながら蔦棍棒で草テラしたカイオーガを処理する。
モロバレルに対しては両交代してポンパゴスの並びを作り、雨を消して炎オーガポンがカイオーガとモロバレル両方に強い盤面にするなど、モロバレルがやや重いのでどう対応するかも重要。

対テラパゴス

微有利
ウーラカイナバレル確定、残り一体は構築次第
ウーラオスのステラインファイトを打ち込むのはそうだが、カイナバレルで詰めていく動きも視野に。
炎ポン、挑発要員などの有無で、
バレルが仕事できそう→先発
できなさそう→後発or先発ポンバレル
と出す。
炎オーガポンで3体を保護していく展開、テラパゴスが倒しにくいハバタクカミで盤面を作っていく展開などを取っていく。
パゴスにはウーラカイナ、取り巻きには残り2体で対応することを意識。
こちらのパゴスは最速なのもあって正直にミラーすることもあるが、パゴス出さずに一般枠だけで頑張ることの方が多い。

結果・マッチアップ

内容ほぼ覚えていないので感想だけ。

R1:白馬ピッピ

××

いきなり苦手な白馬構築とのマッチ。ペリッパー、ピッピと重いポケモンが多すぎて正直勝てなくて仕方のない構築だった。
蔦棍棒ステラクラスターで挟み撃ちしようにも守る+ピッピ出しで対応されるし、パゴスが体力を削られてテラスタルを強制されてしまい、後にペリッパーを出されて雨を消す手段がなくなってしまうなどして厳しかった。

R2:黒馬スタン

○○

想定していたような黒馬構築。バレルがウーラの挑発で止められるのが厄介だったが、クリアスモッグ、花粉団子は依然と使えるため問題なし。
どっちの試合もカミパゴスウーラバレルで圧勝。
1戦目はテラス使わずに勝てた。

R3:追い風黒馬スタン

×○○

黒馬スタンに追い風を添えた構築。エスパー打点ある黒馬、追い風といった苦手な要素てんこ盛りだったので黒馬とはいえ勝てるか不安だった。
1戦目、トルネが隠密でなく凍える風が通るため、追い風下でも凍える風を入れればハバタクカミが一番早く動かせる点に着目。黒馬はパゴスで見るとして、パゴスカイナ裏カミポン選出。
相手は水ウーラゴリラ裏トルネイーユイ。なぜか黒馬が出てこなかった。
ハバカミ無双編かと思ったが、木枯らしSダウン引いたせいで負け。悲しかった。ゴリラの蜻蛉帰り→トルネ後出しを読めなかったのが悪いので耐え。
2戦目、イーユイに対処できるようにオーガポンをウーラオスに変更して選出。1戦目の反省を活かしてゴリラの蜻蛉を読みカイナでワイボを打ちまくったがいなされる。パゴス交代で後出しした水ウーラが出落ち。厳しい状況だったがウーラに凍える風を入れることには成功する。
その後こちらカミカイナ(猫使える)、相手ウーラ(S-1)イーユイ(テラス権残ってる)の盤面に。
猫を透かしムンフォを耐えるために、ウーラが霊テラを切ってくるのを読んだ結果それが当たってウーラオスにシャドーボール打って倒すことに成功。その後勝ち。脳汁出た。
3戦目、あんま覚えてないけど順当に勝った。最後イーユイ対ウーラの盤面になったがウーラの方が速いと1戦目で情報を得ていたのもあり確信しながら勝利。
相手全く選出変えてこなかったのがとても助かった。黒馬出されてたらきつかった。

R4:コライドン

○○

コライドンは相性最悪と思われているかもしれないが、この構築では実はそうでもない。
炎ポンパゴス裏カミカイナと出して、ゼロフォーミングで晴れを消しながらこの指ステラクラスターしてれば裏のカミカイナでスイープして勝てる。
何も考えることなく危なげなくスト勝ち。ゼロフォーミングの強いところが出た。

R5:壁ミライドン+シード剣舞カイナ

○○

ルートパの壁バージョンのような構築。
1戦目、パゴスカイナ裏カミバレルでロンゲ見ようとしたが出てこず、相手ミライカイナ先発。相手のカイナが猫ない、チョッキじゃないのが助かる。
ミライの流星群読んでカミ後出ししたら通った。ゼロフォーミング+胞子も決めれて勝ちを確信したが、倒すべきタイミングで相手のカイナを倒さないというプレミをして剣舞ドレパン連打で体力回復されながら盤面崩されて泣いた。なんでこの人世界大会出れてるんですか?レベルすぎて。
負け確定の空気になったが、フィールド切れたのもあってこちらのカミが剣舞積んだカイナの雷パンチを耐えてくれたおかげでギリギリ勝ち。まじで危なかった。ハバタクカミ本当にありがとう。
2戦目、そういえば相手草タイプいないなということでパゴスバレル裏カイナカミで、ゼロフォーミング+胞子を初手から決めに行く先発。
相手ミライキリン先発。
バレルを集中されて倒される筋もあったが、相手は1戦目に流星群をカミに受けられているのもありそれはできないだろうと踏んで、突っ張って胞子を押したら予想通り流星群を押してこなかったので胞子が通った。
あとはパゴスでキリンを倒しトリル展開を防ぎ、裏ブエナカミを展開していって勝ち。
試合終わった後、相手にミライの技の択全部当てたこと褒められて嬉しかった。

R6:コライドン

○××

やらかした試合。R4と考えていたこと、展開は同じ。
1戦目、順当に勝ち。
2戦目、相手カミのステラ忘れててシャドボでこちらカミ倒されて負け。
3戦目、相手カミの封印忘れてて技選びミスってコライドン倒せず負け。
OTSにおいて、相手のチームシートの内容を失念するという絶対にやってはいけないことをして逆転負け。バカすぎて生きた心地がしなかった。
テンプレの型に慣れすぎて思い込みをしながら対戦したのがよくなかった。
次からは絶対にこのような負け方はしないように、、と誓った。ケアレスミスも実力のうち。

R7:トルネオーガ

××

1戦目、カミパゴス裏カイナバレル
相手トルネオーガ先発。
オーガが最速だった。そのせいでパゴスが凍える風2回入れても追い風下オーガを抜けず、ダメージレースに負けてしまうのがキツすぎて負け。
2戦目、カイナパゴス裏カミバレル
相手トルネアマ―ジョ先発。
トルネオーガ先発予想していたので裏目に。猫打てないしパゴスはテラス切れないしで厳しかった。相手のオーガが根源ほぼ外してこなくて、こちらのカイナのドレパンもミリ耐えしてきて横転。惜しくも負け。
カイオーガに正確な解答を用意できていなかったのがいけなかった。ここでDay2行けないことが確定。

R8:白馬

××

ドーブル白馬でトリルを展開した後、白馬バレル@1で暴れてくる構築。
ガエンのせいで炎ポンでバレル倒せず、取り巻きは胞子で行動制限されながら白馬にブリラン打たれるのに対処できずスト負け。

最終成績・まとめ

結果としては、4-4でDay1敗退、順位は274位
前半の調子がよかっただけに、後半失速してしまったのがとても悔しかったです。
白馬構築、カイオーガ構築に対して正確な解答を出せないまま世界大会に臨んでしまい、その悪い点が出てしまったことが反省すべき所だと感じています。
来年は受験で厳しいので、再来年に向けてもっと強くなって、世界大会にまた出場してリベンジできればいいなと思っています。

最後に

ここまで読んで下さり本当にありがとうございます!
一応レンタル貼っておきます。ランクマ向けではないです。

Special Thanks

・裏あいオフ練習会を主催してくれたしゃなぽけさん(@__shana__)
・裏あいオフ練習会の参加者の皆様
・最速テラパゴスを提案してくれたり適宜相談に乗ってくれたえりざべさん(@rizabeth373)
・応援してくださった皆様
期待に応えられない結果になってしまい申し訳ない気持ちです。
ありがとうございました、今後ともよろしくお願いします。


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