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CL東京8-2 1.5週間ルガゾロ

こんにちは、はじめましてグリルと申します。

普段は日大文理ポケモンラボというサークルでポケモンに関する様々な活動をしています。去年のCL東京から大型大会に参加しはじめ、CL京都でTOP64入り以外は特に人に言えるような成績は残しておりません。 普段はいわゆるカラマネロ系統なデッキを愛用しておりCL東京もその系統のデッキで出ることを軸に考えていました。 結果から言いますと今回タイトルにある通りルガゾロを使って8-2、38位という成績を残させて頂いたため、ノートに今大会のレポートという形で残そうと思い、この文章を書こうということとなりました。グリルという人物を多少知っている人であればルガゾロ !?グリルが!?と思うかもしれませんが本当です。デッキや、当日のマッチングなどについては全て無料でお読みいただけます。小銭投げたるわという人がいらっしゃれば購入していただければ飛んで喜びます

1.デッキ選択

1ヶ月前今回CL東京に出るにあたって何を使うかと考えていました。当時、ドリームリーグ発売タイミングで、ソルガレオ&ルナアーラを絡めたガブギラ軸のカラマネロデッキが自分の中の構想として出来上がっていました。しかしそんな構想を破壊するカードが次々と出てきます。そう、アーゴヨン&アクジキング(アゴアクジ)とディアルガ&パルキア&アルセウス(三神)です。こいつらのとんでもない点、まずアゴアクジですが、ソルルナのGX技の次の番相手のポケモンの技のダメージ、効果を受けないという強みが全く活かせなくなります。アゴアクジのGX技でそのターンにサイドを取られることがあれば、おしまいです。次に三神ですが、こちらのサイドプランがブレることと280という高耐久に高火力、勝てる道筋が作りにくいことが考えられ、ソルルナを使うプランは無くなりました。 そこで、考えたのは「イカ使えるならアゴアクジ使うの丸くね?」でしたそこで構想したデッキはこれです。

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いかにも迷走してますねwこの時の脳内はあまり思い出せませんが上手く相手のサイド4枚取って最後GXで終わらせるみたいな構想だったことは確かです。 しかしこのデッキ、どう頑張っても回らないということで、2時間ほどでボツにここからCL開始1週間ほど前までデッキが決まることはありませんでした。

9月中頃「このままふつうのガブギラマネロで行くか...」などとTL警備していた時あるレシピが目につきました。トレリ優勝!ルガゾロと。実は私はルガゾロというかゾロアークを用いたデッキタイプを殆ど利用した方がありませんでした。しかし何故かそのデッキにとても惹かれ、デッキ内容のカードもほとんど持っていたため、とりあえず仮組みして回してみることに、確かにデッキとして強い動きはあるし悪くないなと思い、ひとまずキープ。その後CL1週間前にけんてぃーGX杯という大会に自分は出場していませんでしたが、上位のデッキがネットで公開されており、その中にも1つルガゾロの姿がありました。確かに現環境ではタッグチームがはびこり、GXでさえ、タッグチームとのサイドレースは有利に進められ、2パンできるのでは無いか...この直前の時点で6割ほどルガゾロを使うことに傾いてた僕の気持ちはこの時点で7.5割ほどにそこで自分で回せるかどうかを決めるためにジムバトルに出ることに16人のジムバトルでしたが、ひとまず優勝この時点で9/17CLの5日前です。デッキはこれしかないと思い、後はルガゾロの練度をどれだけあげれるかの勝負となりました。この事を友人に話したらルガゾロの練習は1ヶ月は必要といわれそらそうだとも思いました。

ジムバトル出場時点のレシピがこれです

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所謂ルガゾロって感じです。新弾要素はミミロップ&プリンとオドリドリGXこの時点でもかなり良いと感じていましたが、そこから木曜日、金曜日と練習していくうちにある考えが浮いてきました「ウツギのレクチャー多くね?」結局1枚しか殆ど使わないカードなら減らしてやってネストボールなどの現物や、他のドローソースに回そうと考えられ前日一人回ししかしてないのにレシピ変更、これが結果的に好転しました。

2.デッキレシピ

では、レシピとカードごとピックアップしてみていきましょうCLでは、レシピはこのようになりました。

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デッキコード:Vw5FVk-J05058-wFwfVV

ベースは通常のルガゾロですが、新弾要素、意識した点を中心に解説入れていきます

ポケモン

ゾロアーク、ゾロア(4枚)ここからスタート

ルガルガンGX2枚 イワンコ(2枚)これも通常点相手のベンチ展開を抑止したり、展開してきた際は高火力デスローグGXで相手ポケモンを粉砕します。

ルガルガン (1枚)フーパ、非Gx、ミラー対策へのカードでしたが、今回は一切そういった系統のデッキとは対戦せず、腐ってしまった枠でした。

ペルシアン ニャース(1枚)ここは安定してペルシアンを立てたかったのでニャースも採用いい仕事をしてくれました。

アローラベトベトン アローラベトベター(1枚)   ケルディオ、ミュウツー&ミュウ(MM)など相手のタネ特性を、止めてなんぼな相手が多いためメタモンのみの採用からベトベターも採用で進化しやすく

カプ・テテフGX(2枚)安定の2枚採用1ターン目展開のためと終盤に必要なサポートをピックしてくるための1枚ダブル無色で技が打てる点も考慮することが重要

オドリドリGX(1枚)従来のルガゾロ であればデデンネを採用してる枠で採用ルガゾロは相手にサイドを取られてターンが帰ってくることが殆どのためこれがあるだけで手札が3枚増えるペルシアンもいたりすると返しのターンで出来ない動きは殆どありません。

ミミロップ&プリンGX(1枚)ポケモン枠のMVP相手の盤面に左右されるが、GXが3匹いれば、鉢巻プラス道場で三神にすら届く高打点で幾多の相手を倒した。

メタモン(1枚)神のポケモンなんでも進化助けられました。

マーシャドー(リセットホール) 相手に無人発電所をやられてしまうと終わってしまうので採用なんどもいい仕事をしてくれました。しかしサイドに埋まらないでくれ

グッズ

プレシャスボール(4枚)コストこれだけで何にでも化けるスタートはこれ1枚あればテテフからどうとでもなる

ポケモン通信(3枚)従来のルガゾロだと2枚が多いが、今回の環境はベトベトンをいかに早く立てるかが勝負になると考えての3枚採用

ネストボール(1枚)従来は採用する場合2枚が基本。しかしポケモン通信を増やすため1枚枠を削った。

リセットスタンプ(2枚)今大会のMVPカードルガゾロは基本的に相手にサイドを取られるデッキのためこれで手札を崩壊させて、盤面を崩すスタンプ二連打で相手の手札を終わらせて種切れというゲームもあった。

ともだちてちょう(1枚)これがあるから取引で切れるカードが出来る

レスキュータンカ(1枚)これがあるから(ry

フィールドブロアー(1枚)無発貼られたら話にならないので、あとは現環境ポケモンの道具にも剥がさなければならないカードが多いのもネック(もう1枚欲しい)

マルチ付け替え(1枚)このカード必要なのか?と考える人も多いかもしれないが、必要すぎる。盤面と手元に1枚ずつエネルギーあるだけでロップリンが起動し、さらに鉢巻つけて攻撃できるようになるのは恐怖である。

こだわりハチマキ(2枚)ルガゾロにおける中途半端な打点を補うカードこれで2パンラインは持っていけたり、ワンパンできたり、便利カード。

カウンターゲイン(1枚)これまたルガゾロのお供主な貼り先はルガルガンとロップリン

サポート

リーリエ2枚 なんか安定した。先行1ターン目盤面レクチャー無しで並んだ後リーリエは強烈

ウツギ博士のレクチャー(1枚)賢者のピン差し以外と使わなくてもいいという試合もあったため、実は2枚要らないのでは?って感じ

エリカのおもてなし(1枚)相手が展開してきてゾロアーク立てる前に打てると強い理想は先行2ターン目ゾロアーク進化させて取引する前にエリカ

フウとラン(1枚)TAGサポート(嘘)リフレッシュ効果、入れ替え効果両方使うタイミングがあるのでかなり優秀引く枚数が少ないのは取引で補強

グズマ (2枚)使うタイミングは様々サンムーンレギュ最強サポート

アセロラ(1枚)今回は当たったデッキ的にあまり使う機会は無かったが、相手によってはこれが無いと成立しない

グズマ&ハラ(1枚)実質5枚目のダブル無色。鉢巻と格闘道場をサーチして瞬間火力をぶち上げるなんてのも強い

ムサシとコジロウ(1枚)TAGサポート(嘘)ハンデス最高、サイド2枚以下でリセットスタンプ→ムサコジをすると相手は発狂します

スタジアム

格闘道場1枚 瞬間火力を上げて相手を1撃で持っていくため採用強い

無人発電所(1枚)GX特性に頼るデッキが多いため採用、こちらも縛られるが、それまでに盤面手札を完成させれば良いし自発的に割ることも容易なため、相手だけ縛って自分のターンが帰ってきたら割るなんてのもアリ

採用見送りカード

デデンネ:無条件6枚たて引きは強いが、ルガゾロはどうにもトラッシュしたくないカードが多く、オドリドリというカードが出たため、採用見送り

Uターンボード:欲しかったし必要だったカードしかし、どうしても枠が空けられなかったため採用見送り

トリプル加速エネルギー:5枚目のダブル無色兼ペルシアンのためのエネルギー。グズマハラとマルチ付け替えの採用により見送り

3.当日のマッチング

ここからは当日のマッチングについてみていきますまず大まかなのはこちら

1戦目 不戦勝 

2戦目 三神UMA 先攻6-0 勝ち

3戦目 ルカメタ 後攻3-6 負け

4戦目MMブラシ 先攻6-0 勝ち

5戦目レシゼク 後攻6-4 勝ち

6戦目レシリザ 先攻5-5 種切れ勝ち

7戦目三神 後攻 6-5 勝ち

8戦目MM 先攻6-5 勝ち

9戦目MM 後攻3-0 種切れ勝ち

10戦目三神メノコ 後攻3-6 負け

こうしてみると5枚目相手に取られた試合がかなり多いです。これ、なぜかというと相手にサイドを取られた段階でリセットスタンプで相手の手札を限りなくゼロに近づけてワンパンされないポケモンで殴り勝つというのが基本的な今回のルガゾロの戦法でした。相手にダメージ圧力をかけながら手札を無くして選択をなくして勝つこの動きが対タッグチームのルガゾロの基本的な動きでした。 しかしまさかタッグチームのデッキにしか当たらないとは思いませんでした。ではデッキの特性が色濃く出たマッチについて詳しく見ていきます

4戦目 対ルカメタ3-6負け

負けた試合でしたが、いい試合ではありました相手のロップリンを倒して3-5のサイドに持って行か所までは行けましたが、無発を破るためのリセットホールマーシャドーがサイド落ちで相手の動きを返せませんでした。それができていれば試合は違ったかもしれません。

5戦目対レシリザ5-5種切れ勝ち

この試合はこちらのスタートロップリン相手のスタートレシリザだったため、相手はロップリンを警戒して後ろを立ててきませんでした。こちらもエネルギーが引けず、殴るのが遅れたりしてたね、GXと倒されサイドは0-3となりました。ここで1枚目のリセットスタンプと1撃レシリザに殴りを入れました。スタンプ後相手はベンチにヒードランを置いて1エネ貼り、前のゾロアークを倒してきました。こうなったらこちらのものでもう一度リセットスタンプで相手の手札を1枚にしてレシリザを倒し、ヒードランは何もできず、勝利を収めることができました。 この一連の動きがルガゾロ の強みです。動ける相手のポケモンを倒しながら、相手の手札からの復帰手段を潰していく。それが相手を詰ませる一手となります。サイド5枚取られて勝って試合はほぼこのパターンでの勝利です。

終わりに

本記事でデッキについてはここまでですここまで読んで頂き、ありがとうございます。今大会は考察や練習時間も少なかったため、どうなるかというのは自分自身分かっていませんでした。自分がルガゾロを使ってまさかこんな成績を上げらるなんて夢にも思ってなかったし去年、いや、昨シーズン終了時点の自分に言っても信じてもらえないでしょう。しかし、デッキが環境にはまった事で、上手く上まで駆け上がることができました。次のCL愛知はレギュレーション変更により全くの新環境となりますが、今回以上の成績を目指し、精進していきたいとおもいます。拙い文章でしたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。また、練習してくれたみんな、デッキ相談に乗ってくれた方々ありがとうございました!


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