シティリーグシーズン3 レシリザ&デスカーン
どうも、アキノヒトです。
今回僕は3/10のシティリーグ大阪に当日枠狙いで突撃しました。
残念ながら約2分の1の抽選を外してしまい、見学もほとんどできない状態だったので近くにあった知恵の輪を攻略してました。
今回はシティに向けての考察やデッキ選択、レシピの解説をしていこうと思います。
そして普段、一緒に練習したりレシピを渡したりしているさかきが3/3のシティリーグ大阪で予選5-1でした。(ベスト16)
そちらのデッキレシピもかなり考えて作ったものになるので解説をしようと思います。
そして今回3/10シティリーグ大阪で準優勝だったブラボーさんから今回使用した構築について、そして公式大会に向けてのアドバイスを頂きました。
かなり盛りだくさんとなってますが、どれも読んでもらいたい内容ですので是非読んでみてください。
環境考察
まず新弾のカードが増えて個人的に大きく変わるなと感じたことが3つ。
①炎タイプの強化
具体的にいうと、強力なドローソースに成り得るエンニュート
高火力を出せるレシリザ
優秀な炎タイプの非GXポケモン(ボルケニオン、ウィンディ)
②エネルギーの考え方
これまでは1ターンにエネルギーが貼られるのは1枚、ダブル無色エネルギーなども考えると2枚分でした。
しかし溶接工というサポートは炎という縛りはありますが最大2枚、手張りを含めると3〜4枚分になります。これはゲームを考える上でかなり大きな変化する点だと思います。
さらに溶接工というサポートはエネ加速の効果後に3枚ドローという効果まで付いています。
エネ加速のサポートは今までもありましたがどれも1枚しかつけられずそれだけで効果は終わりでした。
この溶接工というサポートがこの弾での1番大きな変化といっても過言ではないですね。
③闘エネが入るデッキの打点が上がった
新スタジアム、格闘道場
最近強いスタジアム多いですね
打点を上昇させるカードは組み合わせることで今まで倒せなかったものが倒せることもあります。
条件は少し厳しいですがサイドを追う展開になれば+40も打点が上がります。
これにより今まで打点が足りなかったポケモンにも光が当たるかもしれません。
この3つが個人的な新弾の変化点です。
これを踏まえて環境がどうなっていくか予想した結果
tier1 レシリザ、ウルネク
tier2 ジラサン
tier3 ピカゼク
先ほど述べた新弾の発売による変化点の①と②を大きく評価しました。
それにより環境に入ってくると感じたのがレシリザです。
HP270の高耐久を活かしながら相手をワンパンする事でGX主体のデッキに有利をとることができ、ジラサンなどのデッキに対してもボルケニオンを使うことでかなり戦うことができると感じました。
これらを前提として、シティリーグでのデッキを考えていきました。
デッキ選択~3/3シティリーグ大阪~
ブラボーさん「レシリザのレシピをみんなで共有しよう!」
そしてブラボーさんが作ってくれたデッキ原案がこちら
このデッキは後攻の方が盤面を作りやすくなっています。
基本的にはネストボール、炎エネルギー、この2枚を使い、ボルケニオンの上技を使うだけで強い盤面をつくることができます。(レシリザがバトル場の時は要入れ替え)
そして火打石で山のエネルギーを引き切ることで山の圧縮、それにより溶接工などのドローの質を高めることができます。
このデッキを回し、実際に対戦してみてレシリザの強さを確認しました。
しかし使っていくうちに僕の中で問題点が2つありました。
1.ウルネクに勝てない
2.ジャッジマンがゲロ
1についてはTAGチームの宿命ですね。このままでは明らかに勝てませんでした。
2については手札にエネを貯めるので、流されると再度エネルギーをためる必要があります。
ジャッジマン後の5枚の手札で火打石というカードを使うというのもあまり現実的ではないと感じました。
シティリーグという場に持っていく上でこの2つの問題点はかなり重要だと感じました。
このレシピの強さを維持しつつ、2つの問題点を改善しようと僕が考えたレシピがこちら(さかきが実際に使ったレシピ)
いくつか変更点を解説します。
<カスタムキャッチャー>
ウルネクに勝つには後ろのイカを減らし、ウルネクでワンパンされない盤面を作ることが大切だと感じました。サポートを打ちながらでも後ろを呼び出すことのできるカードとして採用。
このデッキのブルーの探索は普通に回れば後半余ります。カスタムキャッチャーが入るとブルーの探索がフラダリに変わるカードになります。
<あなぬけのヒモ>
対ウルネクカード。序盤で使い後ろのイカを呼び出させます。入れ替えと共存できるカードでもあるので入れ替えを減らし2枚投入。
<ヒードラン>
序盤〜中盤でイカを潰すために入れました。3点をウルネクに乗せると非GXで戦うことができます。
反省でも述べますがこのカードの採用は怪しかったです。
<エネルギー系>
まずエネルギーの数を減らしました。
なぜ10枚になったのか解説すると
初ターンの動きが
スピナーで3枚持ってくる。ボルケニオンに手張り。フレアスターターで3枚加速。が基本の動きです。この時点で6枚エネルギーが見えています。するとあと1回火打石を使うだけで山札からエネルギーがなくなります。これによりドローの質を上げました。
エネルギーの枚数を減らしたことでエネルギーが足りなくなったので炎の結晶を2枚増やしました。
以前の構築ではエネルギーを手札にためていたのでジャッジマンなどで流されていましたが、これによりトラッシュにエネルギーを溜めることもできるようになりました。
<サポート>
あなぬけのひも、カスタムキャッチャーの増加によりグズマを減らしました。
あとは、「打点があと少しあれば」「ここ回復してもう1回レシリザで攻撃を耐えたい」という場面が練習中あったのでククイ、ポケモンセンターのお姉さんをそれぞれ1枚ずつ入れました。
続いてデッキ相性
ウルネク4:6不利
勝率を上げることはできたがやはり不利。できる限り当たりたくない。
うまくあなぬけのひもやカスタムキャッチャーで後ろのイカを狙い、レシリザがワンパンされないように立ち回ります。
不用意にレシリザをベンチに出すとギラティナの破れた扉でウルネクへの要求が減ってしまうのでなるべくベンチに出さないようにします。1-1-1-1-1-3でサイドを取らせるのがベスト。
ジラサン6:4有利
ボルケニオンを倒すのに相手はかなり苦労します。ボルケニオンがアサルトサンダーを耐えることでサイドレースを有利に持っていけます。
レシリザで攻めるとコケコGXでとられますがそのあとのワンパンはほとんどなくなります。
1-1-3-3、または1-1-1-1-1-3でサイドを取られるようにプレイします。
ピカゼク 7:3 有利
基本的にレシリザはワンパンされません。
しっかり初手でエネを張りレシリザを育てましょう。
ピカゼクを2体出してきたらほぼ勝ち確です。
ミラー
基本的には相手のレシリザを先にワンパンすることを狙います。
先にワンパンする事で次のターンはほぼ確実にこちらのレシリザが残ります。
ボルケニオン対面になった時はククイがかなり重要になります。
相手の構築次第ですが単純な試合展開になることが多いです。
反省
結果としてはさかきが予選5-1 2位通過。決勝トーナメント1没という結果に終わりました。
予選を上がれるデッキにはすることができましたが微妙なところもかなりありました。
中でもヒードラン、ポケモンセンターのお姉さんはデッキの流れを悪くするカードにしかなってなかったと思います。
対策としても微妙で使うタイミングがあまりないカードでした。
あと1日あればそのことにも気がつけたと思うので調整不足を感じました。
後日反省点からたどり着いたレシピがこちら
変更点を何点か解説します。
<バクガメス>
初手でエネをつける先として1枚追加。
TAGチーム相手のときレシリザ以外で相手をワンパンするとかなり楽になるので採用。エネ消費が激しいので使うとしても1回。
<きずぐすり>
祠のダメージやギラティナの破れた扉などを回復し確定数をずらすために1枚採用。ブルーの探索でサーチできるので1枚でもかなり強いです。使う場面の見極めが必要。
<カスタムキャッチャー>
このデッキに慣れてくるとグズマでいいなと思うことが増えたので交代。
カスタムキャッチャーのほうが雑に強いですがグズマでプレイしたほうがうまくなりますw
それなりにたくさんのことを考え組んでいるので是非参考にしてみてください。
デッキ選択~3/10シティリーグ大阪~
デッキを共有しよう!
この言葉から今回のシティはスタートしました。
しかし3/3シティ2日前
「ごめんwデスカーン使うわ」
こうしてデッキ共有という話はなくなりました…
しかし、この発言のお陰でデスカーンというデッキの強さに気がつくことができました。
環境に多くいるレシリザ、ジラサン、ウルネクに対し有利をとることができます。
ルガゾロが減り、ピカゼクのGX技をミュウでベンチを守ることができるようになったことも追い風で、かなりの強さを秘めているデッキでした。
ということで僕はレシリザを考えつつデスカーンを練習することにしました。
初期構築
ブラボーさんがレシピをくれたのでそれを元に自分なりに少し組み替えました。そして僕が当日使う予定だったレシピがこちらになります。
採用理由を簡単に説明します。
<デスカーン、デスマス4-4>
アタッカーなので最大枚数。
デスカーンを減らすことも考えたがデデンネGXで切らなければならない時があるカードなので多い方が良いという結論になった。
<ギラティナ4>
終盤で3〜4枚使うので4枚投入。
序盤で早めにトラッシュに送り、できる限り場に出したいカードなので4枚でいいと思った。
<カラマネロ、マーイーカ1-1>
中盤から後半に使うカード。マーイーカを見せることで相手にはデスカーンを倒す以外の選択肢が出てきます。
マーイーカが倒されるとエネがついているデスカーンが残る。デスカーンが倒されるとカラマネロになり超エネルギーで起動ができるようになる。
どちらの選択肢をとられてもエネ管理が楽になります。
この他にもカラマネロがあることで様々な選択肢をとることもできます。ここですべてを説明するのは難しいので是非使って確かめてみてください。
ベンチの枠の都合上1-1での採用。
<ミュウ1>
バトル場とベンチのデスカーン2枚どりを防ぐカード。技も好きなところにダメカンを乗せることができるのでアタッカーとしてもつかうことがあります。
1枚使うか使わないかというカードなので1枚採用。
<ウツロイド>
このデッキを知ってる人ならかなり警戒されるカードです。そのため原案では入っていませんでした。
ただ相手のミスからイージーWINが狙えることも少なからずあると思うので、実力不足な僕にはあってもいいカードだと感じました。
<カプテテフ>
終盤専用カード。
バラバラにおいているダメカンを移動させることでゲームを終わらせに行きます。これがあることで拾える試合が増えます。使わない試合もあるので1枚採用。
<デデンネGX、カプテテフGX、マーシャドー各2枚>
展開をサポートするカード、手札や場面によって使い分けます。どれも重要なカードで3枚ずつ欲しいところですがスペース上2枚ずつでの採用。レスキュータンカで戻す時に悩んだらこの3枚から選びます。
<メタモン1>
デスマス、マーイーカのどちらかになれるカード。入れ得だと思ったので採用。
<ハイパー、トレジャー各4>
任意のポケモンに触りやすくするため最大枚数。
<レスキュータンカ4>
このデッキは場に出したポケモンを技の効果でトラッシュに送ります。なので1度使ったサポート系のポケモン、倒されたアタッカーが欲しい時にレスキュータンカはコストのいらないハイパーボールになります。
ボールとしての使い道、山に戻す使い道両方あり、やぶれかぶれからの事故防止にもなるので最大枚数の4枚採用。
<ポケモン入れ替え2>
使い方は主に2つ。
1つめは初手に出したデスカーン以外のポケモンを入れ替えるため。
2つ目はカラマネロのサイコリチャージをしてからバトル場に出すため。
1ゲーム中に1枚は使うので2枚の採用。
<のろいのおふだ2>
デスカーンが超タイプなのとデッキの性質上相性のいいカード。できる限り多く採用したいが枠の都合上2枚。
<シロナ3 リーリエ2>
初手でリーリエは打ちたいが、カプテテフGXに触れれるカードが8枚入っているのでサイド落ち警戒の2枚。
このデッキにおいてはリソースを大切にしつつ、手札を新しくしたいのでシロナの方がリーリエより強いことが多い。4枚も試したが3枚で十分だと感じたため3枚。
デッキを回すためのカードが多数入っているためドロサポは薄め。
<グズマ3>
カプテテフGXを使い回せるので基本的に好きなタイミングで打つことができる。
4枚採用もありだが枠の都合上3枚。
<トキワの森2>
ウルネクとの練習中。トキワの森を貼られることでかなりスムーズにデッキを回せることに気がつきました。
ギラティナを脳死でトラッシュに送ることができ、デスカーンにおいて大切なエネルギーを持ってくることができます。
試合で1回は超エネ2枚起動のデスカーンを作りたいのでそれを役立てるカードとしても優秀でした。
<戒めの祠1>
4枚でしたが3枚減らしました。
GXデッキに対しての勝率を上げるより非GXへの勝率をあげたい。そのためにはギラティナをできるだけ多く使いたい。という理由によりトキワの森に変わりました。
祠が4枚あるおかげで勝てる試合はそこまでないと判断しました。
デスカーンデッキの回し方
立ち回り
基本的な盤面は
バトル場 デスカーン
ベンチ デスカーン(デスマス)
これをずっと崩さないのが基本の動きになります。
どんな場面でも後続を続けることが大切です。1度殴れないターンを作ってしまうとベンチへGXポケモンが残ってしまう、ギラティナが縛られるなどのことが考えられます。
デスカーンで殴れない=負けになってしまうのでこの盤面を崩してはいけません。
次に相手別の立ち回りです。
<ウルネク>
おそらくギラティナでワンパンし続けられるので、後ろのイカに破れた扉とお札でダメカンを乗せ続けます。サイドを取らないようにダメカンを乗せることでカウンターエネルギーの条件を満たし続けるのが大切です。
アセロラとカプキュアーGXさえ気をつければ基本的に負けることはありません。
ウルネクを出してくれたらサイド2の段階でウツロイドで滅亡の光も使えるので意識するといいと思います。上手な人には警戒されますが、警戒させているというだけでこちらのアドバンテージです。もちろん、未警戒の人には滅亡の光をかましましょう
<ジラサン>
サンダーがデスカーンを倒すのにエレキパワーを使わないといけないのでデスカーンが生き残る可能性が高いマッチです。
回復ソースが基本的にないのでサンダーを100ダメージで倒さないようにして、やぶれかぶれをしながら一気に盤面を崩します。
フェロマッシのビーストゲームGXにだけ注意が必要。
<レシリザ>
サイドレースで有利に持って行きやすいです。
相手のデッキに大きな回復カードも基本的に入ってないので、基本的な盤面をしっかりつくるだけで勝てます。
ただレシリザをワンパンできません。後半に出てくるレシリザには倒すのにターンがかかることだけ注意が必要です。
エネルギーがたくさん入ってるデッキなのでやぶれかぶれがかなり刺さります。
<ピカゼク>
タッグボルトGXがきついのでミュウが大切になるマッチです。なんとかサイドレースで有利に持って行きましょう。満タン、アセロラ入りの構築は少なめではあるので若干有利。
簡単に説明をしてきましたが、今回僕はこれを使いシティリーグに出ることはできませんでした。
多少レシピは違うのですがブラボーさんが準優勝。
先週の大会でもサーニーゴさんがデスカーンで結果を残しています。
現在の環境にマッチしたとてもいいデッキだったのではないかなと個人的に思っています。
プレイングが重要になるのでしっかり理解して回すことでこのデッキの強さが見えてくるかなと思います。
以上でアキノヒトの記事は終了です。
簡単に書いたので解説しきれていない部分はありますが、何となくでも思考が伝わればいいなと思い記事にしました。
最後にブラボーさんからありがたいお言葉をもらっています。
ブラボーさんの強さの理由の一端を知ることができますので是非読んでみてください。
ブラボー様からのお言葉
こんにちはブラボーです。
大阪シティ3/10でデスカーンを使用しました。悲願のシティリーグ二連覇に向けて使った構築がこちら。
シティリーグ一週間前3月3日開催、香川のマッシブーン杯(参加人数80人)で使用したのが、アキノヒトに原案と紹介されてるものです。結果はベスト16。そこから様々な改良を加えたものが上になります。結局一枚しか変わってませんが、ここに至るまでかなり試行錯誤しました。紹介していたらキリが無いので省略します。
採用カードや使い方は既に紹介されているので、私は不採用となったカードをお伝えします。
・ウツロイド
ナイトキャップで相手技のコピーが出来るので強力です。実際私がデスカーンを使おうと思った理由の一つにウツロイドの存在があります。ですが、いざ使用してみると全く使わない。何故なのか、原因は2つあります。
1、事前にベンチに出してしまっている
ポケモンを入れ替える方法が乏しく、次のターンナイトキャップをスムーズに使う手順を手札と相談して考えると、どうしてもベンチ待機からのバトル場へ送り込む、というパターンが多かったです。私はこのウツロイドの登場のさせ方がもの凄くダサく感じました。ダサい、というのは私にとってカードゲームが下手に見えるという意味です。
2、ソウルジャグリングより強い技がない
こちらが不採用理由本命です。勝負残り2ターンの時間帯で、ソウルジャグリングより優秀な技が無いと判断しました。特に負け筋となるデデンネやカプテテフをトラッシュすることも重要であり、無理にウツロイドでやれる事を探す必要は無いと感じました。よってウツロイドはオシャレカードの域を出ません。
以上2点よりウツロイドは不採用となります。
・フーパ
このカードは一度試してすぐ没となりました。フーパはサイドを取れない、自分のプレイングも難しくなる等諸々の理由で没です。ひたすら邪魔で検討する必要すらないと感じました。
・トキワの森
このカードは今となっては1枚、2枚程度戒めの祠と差し替えで採用しても良かったと思っています。
まずスタジアムは4投必須だと考えていることを大前提として話します。理由は無人発電所を割るためは、後出しのスタジアムを常に握っておく必要があるからです。
スタジアムが祠4枚以外の検討をしなかったのには実は原因があり、デスカーン使い始めの当初プレイングや構築が曖昧だったためレシリザに連敗を喫しました。そしてその翌日、レシリザがウルネクに弱いから段々数を減らすという情報が流れ始め、レシリザに連敗したままウルネクとのスパーを重点的に行うようになります。このためレシリザとそれ以降対戦すること無く苦手意識を持ったまま当日を迎えてしまい、戒めの祠以外のスタジアムを検討することが無かった、という背景があります。(レシリザに入ってるスタジアムが無人発電所のパターンが最も多かったという原因も付け加えておきます。)
ただし、過去の自分がレシリザの苦手意識を克服していたとしても、祠をトキワに差し替えることは絶対に無かったと断言出来ます。
何故なら既にスパー段階で3大メタのピカゼク、ウルネク、ジラサン全てに勝ち越していたため、スタジアムを全てレシリザメタの祠にすることで死角の無い状態が作れていると考えた為です。このスタンスとバランスが非常に噛み合っていたため、他のスタジアムは検討の余地無しと判断し、次のステップに移ることにしました。
以上3枚がデスカーンとの組み合わせでよく見かけたカードの不採用理由です。
せっかくなので最後に余計なことも書かせてもらおうと思います。私が普段デッキ選択する上で大事にしていることです。
それにはまず私の戦績の紹介をさせてもらうのですが、私は2017年から始まったCLの3敗したら強制ドロップというシステムで一度もドロップしたことがありません。CLは過去に10会場以上は回ってますが一度も負け越したことが無い、つまり最近始めた方の1つの目標である「完走」が出来なかったことが無いということになります。
何故毎回完走出来るのか、もちろん理由はあります。持ち込んだデッキのプロフェッショナルとなって当日臨んでいるからです。私はあれこれとデッキ選択に迷いがありません。もちろん内容での迷いはありますが、(ジラサンにマッシブーンを入れようか等)、デッキ選択自体での迷いはありません。(ウルネクとピカゼクどっちを使おう等)。環境読みの意味がないとは言いませんが、自分の得意なデッキの選択を変えてまで適応しなければならないものなのか、と常日頃疑問に感じています。自身で定めた目標を達成できない場合、迷いは狭義で留めておくことが大切なのではないかということです。
過去の体験は私に付け焼刃の脆さと、反復による経験の重要性を嫌というほど教えてくれました。特に後者の経験は皆さんあると思います、「次もう一回同じ大会があれば俺、絶対勝てるわ~」ってやつです。
これは皆さんが実際の制限時間内で懸命に勝利への糸口を探すことで、自身の成長が自覚出来る程レベルアップしてる他なりません。
私はそのピークが目標としている大会当日来るように計画を立てて調整します。今回のシティを例にしてみると、香川のマッシブーン杯、広島のポケカ後ティー杯、夕暮れポケカ会(2回)と計4回対戦会にデスカーンを持ち込み、現地のスタッフに制限時間を計ってもらいながら順位の付く対戦をしました。私はこの真剣勝負で得られる経験値を最も尊重しています。
皆さんの身近にも大型大会前になると「調整に使ってください」という謳い文句で参加者を募っているイベントがたくさんあると思います。もし勝率が安定しない、という方は一度自分はこれを使う!と鋼の意思で決め込み、ありがたく事前イベントに参加させて貰って経験を積み、目標としてる大会に臨んでみる、この一連の流れを強く勧めます。
以上で今回のシティリーグ大阪の記事を終わります。
拙い文章ではありましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
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