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わが家のお墓参り

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません眠ってなんかいません

秋川雅史 千の風になって 冒頭部分


今日は、家族でお墓参りに行ってきました

わが家のお墓参りの流れは決まっています

  • 長男と次男が花挿を洗う

  • 姑が墓石をスポンジで綺麗にする

  • 長男と次男が白いタオルで墓石を拭く

  • 私は雑草を抜く

  • 末っ子が白い花で作られた墓花をさす

  • 次男と末っ子が灯明と線香に火を点ける

  • 皆で線香を備えお水を注ぐ

  • 皆で般若心経を唱える

  • 長男から順番に「爺ちゃんこんにちは…」と自分の近況や頑張ることをひとこと報告

  • 大人は手を合わせ心の中で日頃の感謝をする

20分ほどで終わります

最近は月に1回か2回行きます
義父が亡くなり建てたお墓の場所はわが家から高速に乗って一時間弱のところにあります
午前中で終わるので距離はそんなに苦ではありません

お義父さんが亡くなったころ、姑はテレビで活躍する某ズバリ言っちゃう方に心酔しておりました
テレビを熱心に見るくらいでしたが…
お墓参りの手順などは彼女の解説していた作法が採用されております

お墓参りやお墓については、宗教や宗派、個人の考え方などでそれぞれだと思います
もちろん私も「こうするべきだ」ということは何も思いません
結局は心だと思うからです
それぞれが良いと思う方法で故人と向き合えるといいですよね

最近は、このお墓参りの時間が、数少ない家族全員で行動する行事になっています
普段はそれぞれ個々に過ごしているからです
朝食はみんなで食べますが、夕食も子どもたちのスケジュールで全員そろうことも減ってきました
来年になると次男は他県への進学を希望していますから、ますます揃うことが難しくなります

月に1度か2度ほんの少しの時間ですが大切に過ごしたい行事だと思っています

私の亡くなった父のお墓参りにはずいぶん行っていません
実家にも、ずいぶんゆっくりと帰っていないのです
兄には叱られますが、私は毎日父の写真の前に座り寝る前のリラックス時間を過ごしています
父は私がお墓に行かないことを咎めません(たぶん)…


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